2008/02/01

デスノートREDUX

本日、ついに、新国立劇場公演に向けたワークショップ初日です。

「新国立劇場公演にむけて」

というのがあるからなんだと思うんですが

応募者が60名を上回り、

こんな大人数でワークショップできねぇよ

とうれしい悲鳴を上げながらも、

書類選考しようにも

みんなキャリアあるんじゃん、

と選考しようも無く

しかたなく参加日数とかいろいろなことで線引きをして

それでも半分の30名でワークショップをはじめます。

今回、事前に台本渡してるんで、

どこまで皆が作ってるのか楽しみです。

 

ところで、今日、あります。

金曜ロードショーで

デスノート前編の放映が。

みてください。

懐かしいなあ、もう二年前なんだ。

あのシナリオ改訂の怒涛の日々が思い出されます。

金子監督がちょっと手を入れたみたいだし

どこにいれたのか発見するのも楽しみ!

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2007/09/23

金子修介監督作品「結婚詐欺師」

こないだ日活撮影所に何をしに行ったかというと

金子組の試写、オールラッシュと言うものに呼ばれていってきました。

金子監督のブログなどでも告知されていますが

WOWOWにて11月18日(日曜日)夜10時から放映の

乃南アサさん原作ドラマ「結婚詐欺師」の試写でした。

金子修介監督の最新作品です。

脚本は劇団Dotoo!(ドトォ!)主宰で、

なんとあの金子監督の名作「就職戦線異状なし」の脚本家でもある

福田卓郎さん。

試写の帰り、新宿まで一緒だったんだけど

すごいね

Dotoo!(ドトォ!)は旗揚げして19年なんだって!ながっ。

しかし、「結婚詐欺師」

そのタイトルからして、なんとなく、ストーリーのイメージはできるよね。

ぶっちゃけ火曜サスペンスみたいだったら・・・

とか思っちゃってたわけですよ。

ところがです。

僕はやっぱり金子修介ってひとがすごいなあと思うわけですよ。

映画です。

あれは立派な映画です。

「結婚詐欺師」って素材を金子修介×福田卓郎が味付けするとこうか、こう来たか!という映像のオンパレード。ほんと上品で洒脱でスピーディーな映像。試写中、すげぇな、すげぇなと興奮しっぱなしでした。結婚詐欺師と言う、真新しくもない素材が金子さんの手にかかるとこうも楽しく見られるのかと言うかんじ。

しかもオールラッシュだから、音楽がないんだよね。

それであんなに面白いってどいうこと?みたいな。

ぶっちゃけ脚本的にそんなに真新しいことがあるわけじゃないんだよね。でも、ああいう映像にできるところがやはり金子監督の演出力と言うか、僕は正直驚きがありました。あんな平凡な記述がこうなるんだっていう。それは演出力以外のなにものでもない。すごいなあと思います。こんなに観ている人の心をつかんじゃう映像の撮り方って。

ちなみに、この作品、たくさん、うちの劇団関係から出演しています。

「偽伝、樋口一葉」で主演、先日も番外公演「農業少女」で主演してくれた満島ひかりちゃんも大活躍。

そのほか、「1999.9年の夏休み」に出演してくれた三松明人さんと「偽伝、樋口一葉」に出演してくれた渡来くんの面白濃い系刑事コンビ。

「偽伝、樋口一葉」出演者は他にも大活躍で、野木太郎、青木ナナ、井川千尋、野上智加、今橋由紀が出演。みんな結構立派な仕事を果たしてました。はじめて身内の芝居を見ても面白いと思えたな。

そんなこんなで、金子監督の最新作「結婚詐欺師」は現代日本人必見のドラマとなっているわけですが、もう一つ面白いことがある。

それはこの作品、ある意味、デスノートだということ。

日活の食堂で、その僕の感想を金子監督に話したら

「いつも君はどうしてそういう風に考えるの?」

と苦笑いされてしまったけど

この「結婚詐欺師」、デスノートの、夜神ライト、L、ミサの3人のアナザーストーリーとしても見ることができます。誰がだれか。それは見てのお楽しみってことで!

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2007/09/09

押井守監督「真・女立喰師列伝」

完成披露試写があったそうです。

僕はまだ見ていません。

が、面白そうです。

予告編を見るとわくわくします。

公式HPでぜひ予告編を見てください。

つーか、川井憲次さんの音楽聞くと鳥肌立つよね。

映画「デスノート」の音楽も川井さんが担当。

ところで我らが金子修介監督。

(映画「デスノート」監督、ぼくらの舞台「偽伝、樋口一葉」では監修を、4月の舞台「1999.9年の夏休み」ではスーパーバイザーをしていただいています)。

小学校時代は野田秀樹さんや鈴木和道さんと親友で

大学時代では一年先輩の押井守監督とあともう一人の方と三人で映画研究会をやっていた。金子修介と押井守がいる映研ってどうよ。豪華過ぎじゃん。

すごいよね。

やっぱり偉くなる人同士は近くにいて刺激しあって偉くなるもんなんだよね。

エンターテイメントを作る人間がさ、たとえ普段の会話だとしても詰まんない会話で満足できるわけがなくて、そうなると友人も特殊で面白い人間が多くなる。それが相互作用を及ぼして、それぞれのクリエイティビティを作っていく。その典型のような友人関係なわけですよ。金子修介監督の周辺は。日活の新人時代も、那須博之という特殊な才能とものすごく近くなるわけだし、自然とそういう人物と絡むようになるわけなんだなあと。もし、僕らも彼らのようになりたいなら友人を選ばないといけないよね。なんつって。

ていうか、この映画「真・女立喰師列伝」

前も言ったかもしれないけど、うちの子供たちが出ています。

予告編を見ても、五人確認できちゃいました(笑)

この映画はオムニバスなんだけど、うちの劇団員たちが出ているのは、ゆうこりん小倉優子ちゃん主演の「クレープのマミ」。

これに、野木太郎、新津勇樹、安川結花、青木ナナ、未來、坂井理会、国吉梨奈が出てい・・・るのかな?ちょっと全貌を把握してないんだけど、ていうか忘れちゃったんだけど、出ています。たぶん。しかもかなり重要な役で、とりあえず予告編の青木ナナと坂井理会には笑わせてもらいました。野木と新津ははまり役です。

公開になったら、ぜひぜひミンナ観に行ってください。

渋谷シネクイントにて、11/10(土)~11/30(金) 特別限定レイトロードショー 。特別限定レイトロードショー

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2007/08/08

満島ひかりちゃんも出演決定!!

さりげなーく

キャスト表にはのっているのですが

松枝組「農業少女」に、

満島ひかりちゃん

が出演することが決定しました!

昨年の「偽伝、樋口一葉」のヒロイン。

映画デスノートでは藤原竜也くんの妹役。

実は、いまヴィジョン・ファクトリーの携帯サイトで流れている

金子修介監督作品、ぼく松枝脚本のショートムービー

上原多香子ちゃん主演の「足りない生活」でも

隠れキャラとして出演中!

「偽伝、樋口一葉」では才女を演じてもらいましたが

農業少女では無垢でちょっとエロい少女を演じてもらいます。

ギャラリー、ル・デコみたいな狭い場所で

つまり、目の前で、彼女のコケティッシュな演技が見れるなんて

こんな贅沢なことは、今後一生無いですよ!

ぜひぜひ見に来てください・・・というか来たほうがいいと思うよ的どんだけ上目線で宣伝したくなるほど贅沢な企画に企画者自身がもだえています(馬鹿)

もちろん、いまガンガン上昇気流にのっているもうひとりのヒロイン岡村麻純のこれまた男心をえぐるエロい演技にも、観客がキュン死にするのは、間違いありません。

ぜひぜひ二つの公演を見て、まったく違う女優のコケティッシュ光線に身をさらしてみてください。恋愛100万回分のドキドキが味わえるでしょうとも!!

ということで、今日の写真はそのもうひとりのヒロイン

岡村麻純の松枝的胸きゅんショット!!(馬鹿)

当日ご来場いただいた方にはこういった写真のでっかいバージョンを見ることができます。たくさんの胸キュン写真を用意してますんでこれも見所っすよ!!

Masumi01

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2007/06/02

藤原竜也くんの留学の話とか

僕は映画とか芝居を見に行くとパンフレットをほぼ必ず買う。
小学校のころからそうで、
いまでも夢の遊眠社とかのパンフレットは貴重な宝物だ。

良いパンフレットは芝居の後も
より芝居の余韻を深く感じさせることにほんとに役立つ。

たとえば
昨日感想を書いた藪原検校のパンフもそうで、
盲人の歴史や
宇崎竜童さんの話とか
藪原検校はもともと講談であったということや
本当に「ほえーっ」と関心感銘受けることが多い。

今回の芝居「藪原検校」のマイナス点に
露骨な下ネタがあふれていることを挙げる人がいるけど
その徹底したエロ、笑いへとつながる猥褻が
講談や歌舞伎などの日本の古典芸能の特徴で
河竹黙阿弥の書いた歌舞伎などでは強姦シーンなどあたりまえ
というようなこととか非常に面白いわけで、
つまり「藪原検校」からエロは外せないわけで、
すなわち井上ひさしも蜷川幸雄も
古典芸能の塵を払い
現代にその真髄を輝かせる素晴らしい仕事をしているわけですよ。
むだにエロいわけじゃないんですよ。
と感慨深いわけで、これもパンフを読んだから思えることなわけです。
みなさんパンフはできるだけ買いましょう。
なんてそれぞれの勝手ですけどwww

で、今回の「藪原検校」のパンフで
非常に興味深いのは・・・
蜷川幸雄と藤原竜也の対談です。
別に「藪原検校」のことなんて話してやしないんだけど。

藤原くん、本当に留学してるんだね。
留学の苦労話が書いてあって、
いや、ほんと偉いなあと感心します。

藤原君とはデスノートで会って親密に話してもらって
ここでは書けないような話も聞かせてもらって
留学の話しもデスノート後編の打ち上げの二次会で教えてもらっていた。
くわしくはパンフを買って読んで欲しいのだけども
(と言っても東京公演はおわっちゃったから関西にでも出かけて)

英語を習いにイギリスに行ってるんだけど
普通と違うのは昔のシェイクスピアの時代の言葉を習っていたりして
それが1時間2万5千円のレッスンなのだとか。
でもシェイクスピアをやるためにイギリスに行ってるというのがなんか嬉しい。
アカデミー賞狙いとかそういうのではなくて、蜷川さん的な、世界と戦うための本当の実力をつけるための留学をしているんだということ。それがなんだか嬉しい。ちゃんと地に足のついている人なのだ。

英語学校の校長先生が頼りない人で、「申し訳ないけど、あなたのレッスンはつまらない。僕は貴重な休みでここにきているから」と一生懸命英語を調べて、校長先生に言って、2日でその校長の下でのレッスンを打ち切り、別の先生を探した武勇伝とか、ほんと藤原竜也は只者じゃない。学校を辞めて、自分ひとりで家を探して新しい学校を捜して朝飯も自分で作って現地で芝居を見に行って、そこに出演していた俳優と友達になって・・・すごいよね。えらい。イギリスから帰ってきた藤原君はさらに何倍もすごくなってるだろうね。

蜷川さんの話も面白い。
「俺はイギリスの俳優と仕事するのをやめようかなと、実は思ってるんですよ」
なんて言っている。
これはとても面白い意見で、つまり
イギリス人の真似をしてイギリス人のシェイクスピアをやるよりも
「(英語が)母国語じゃない人間が扱うシェイクスピアがどうなるかをキチッとやろうと思うわけ。そうすると日本人である僕自身の表現というものを突き詰めていくしかない。そうやってできたシェイクスピアをロンドンに持ってくるほうがはるかに意味があると思ったの」ということだと蜷川さんは言う。
なるほどそうだなあと思う。
僕はそんなことをいえる状況や立場には無いけど、蜷川さんはやはり、アジアの、日本の、つまり蜷川さんの芝居をやるしかないのだ。なるほど。という感じ。目からうろこだ。

なんてことがあるし、パンフを買って、芝居が終わって何日がたっても読み返す、この悦楽は何にも変えがたいものなのであーる。

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2007/04/01

感動の「通し」稽古

本番まであと5日。
blogもなかなか更新する暇がありません。

稽古は昨日、すごいゲストをお迎えして
動きや道具・小道具、衣裳、劇場をイメージした初の通しをやりました。

すごいゲストというのは
映画「1999年の夏休み」の
プロデューサー、監督、撮影監督の御三方です!!

成田尚哉プロデューサー。
金子修介監督。
高間賢治撮影監督。

あれれ・・・
集まって金子さんの第一声。

「あんまり変わりばえしない面子だね」

そうです。
この三人に僕を加えたら
映画「神の左手悪魔の右手」の
プロデューサー、監督、撮影監督、脚本家
です。

また
映画「デスノート the Last name」では
成田さんは違いますが
監督、撮影監督、脚本協力です。

たしかに
代わり映えしませんなあ。

しかし、
昨日は1999年の夏休み同窓会と銘うって
芝居の通しを見ていただいた後
場所を移して吉祥寺シアター1階のカフェで話をしました。
映画「1999年の夏休み」当時の話し
プロデューサーと監督が喧嘩した話し
深津絵里さんらをオーディションしたときの話し
照明と絵作りの話し
映画作りの苦労話
そして、舞台「1999年の夏休み」の通しを見た感想。

本格的な通しは初めてでもあってまだまだなんですが
演出家としてはいままで一番良かった出来なので
3人の感想が気になるところでした。
聞くと
「感動したよ」
「もう着地してるんじゃないの?」
「泣いちゃった」
「あまりに似てるんで撮影当時を思い出したよ」
などという意見意見。

おー!!とキャストともども一安心です。

まだまだ詰めなきゃいけないところ沢山ありますが
うん、前に進める。
そう思えた一日でした。
キャストたちの心も一丸となり・・・

ぜひ見に来てください。
必ずよいものをお見せします!

ということでチケットご購入宜しくお願いします!
こっから買えます→http://www.alotf.com/stage.html

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2007/03/27

デスノート制作エピソード

最近は何でもかんでもインターネットで
それはそれでとても便利なんだけど
やっかいなこともある。

僕も昔は辞書を常用して
辞書を読むのが大好きみたいな少年だったわけだが
いまは辞書を開くよりもネットで検索をしてしまう。

で大変便利なのが
ウィキペディア
というものの存在です。

これ何かというと
まあネット辞書というか百科事典なんだけど
その成り立ちがネットらしく
つまりアクセスできるネット上の住人が
みんなでよってたかって辞書の各項目の注釈を書き修正するというもの。

「え、その記述の正しさはどこが担保するの?」

という疑問が湧くが
そんなものはどこも担保してくれはしない。
嘘かもしれないのだ。

ただし、多数の目に触れることによって

「嘘が淘汰されていき、真実のみが生き残る」

ということを信じれば
このネット辞書と言うものは最強の存在なのである。
常に固まることなく更新され続け、辞書は常に最新版だし。

しかし、時間とともに「嘘が淘汰される」ということは
どれほど信じていいことなのか?

このウィキペディアに
デスノート(映画)
という項目がある。

その中に、「製作エピソード」というのがあるのだが
これが間違いなのである。

まず、前編後編2作になることは金子監督にオファーされる前から決まっていた。
つぎに大石さんの初稿を金子さんの要求やプロデューサーや集英社・原作者の意向で変更して行ったのは本当だが、これは撮影に入ってからの変更ではなく、撮影前に、金子監督、脚本の大石さん、日本テレビのプロデューサーの佐藤さん、日活のプロデューサー福田さん、監督補の僕、その他数名が一日12時間を越えるようなほとんど気の狂うような脚本会議を毎週繰り返し、前編後編ともそれぞれ一ヶ月ほどかかって脚本を作っていったのだ。大石さんと監督の間に対立は無かったし、というよりも、監督や僕やプロデューサーが出したアイディアも一旦大石さんに投げて、最終的には大石さんが本を書いたというのが本当なのである。監督は大石さんの立場を尊重していたし、大石さんも監督の意見を良く聞いていたし。もちろん、脚本のどこどこの部分は監督のアイディアで、どこどこの部分は佐藤さんのアイディアで、どこどこの部分は僕のアイディアで・・・というのはあるけどさ。

しかし、ウィキペディアをみると、なんかそう読めない。
これは関係者付近の情報を聞きかじった誰かがしったかぶりをして書いたに違いない。

そのしったかぶりを正すシステムがちゃんと無いと、ネット上の辞書は嘘だらけのものということになり、使用に値しないどころか、使用に値しないのに使用され、つまり嘘がまことのように語られる原因ともなりかねない。それはウィキペディアという画期的なシステムを思うとなんだかもったいない。

ということでデスノート製作エピソードをちゃんと誰かが書き直してほしいなあ。

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2007/02/04

デスノート大ヒット記念パーティー

デスノート大ヒット記念パーティーに広澤葵と庭劇団ペニノの野平久志さんを連れて参加してきた。2人には前後編つづけて出演してもらっている。

場所はコンラッド東京。
かなり上品なところらしい。
広澤葵に「どういう服で行けばいいのかなあ」と相談すると、まず「ジーパンはだめっしょ」と言われたので天邪鬼の僕はジーパンで行くことにする。

みんな黒を基調にした服ばかりでいるから、金子監督の鮮やかな青と紫のセーターは強烈に目立っていた。聞いたら目立とうと思っての確信犯だった。さすが那須さん直伝。

かなり早めについたので、会場の隅っこで、葵と野平さんとワインを飲みながら、てか最初っからかなり飲んでしまったのだが、会が始まる頃、昨年末の舞台「偽伝、樋口一葉」で一緒だった満島ひかりちゃんの姿を見つけ、おお!と駆け寄る。会がはじまるころになると、その机が、会の中心地帯であることが分かる。香椎由宇さん、瀬戸朝香さんたちと同じ席。隣のテーブルは金子監督、藤原竜也くん、松山ケンイチくん、上原さくらさん、マギーさん、五大路子さんら。田中要次さんたちもいる。

僕らなんかがこんな中心地帯でいいのかなあと脳の片隅で疑問に思いつつ、相変わらずの毒舌ひかりちゃんと楽しい会話と早くから飲んでいたワインのせいでその場に居座る。

しかし満島ひかりちゃん。
ほんとこの子は面白いし頭がいい。
そして的確な毒舌が面白い。

先日、別件で、螢雪次朗さんと会って話してきたんだけども、螢さんも、ひかりちゃんと会って、すぐに「この子は才能のある子だ!」と思ったと話されていた。
本当に才能のある人は見てすぐに分かる。
その天才満島ひかりちゃんが、また僕と芝居をやりたいと言ってくれたのがうれしい。
ただ、お互いもう少し修行して一段大きくなってからまた一緒にやろうと話す。
現在、ひかりちゃんは来週開幕する芝居の稽古中。
僕らのところで初舞台が踏めて良かったと言っていた。
ひかりちゃんと話すと、僕らの稽古場、今の稽古場、複数の稽古場を経て、考え方や見方に幅が出来ていて、そして深まっているのを感じた。
たった2つの稽古場だけど、そのわずかな経験から沢山の法則を導ける、これが大事。
なんど経験しても学ばない人はいるからね(自戒自戒)。

藤原竜也君ともたくさん話したかったけど、主役とはさすがにみんなが話したがっているので、少しだけ挨拶して終わる。藤原君の今後の事を聞いた。役者人生をトータルに見据えた計画があるようだった。

いま自分に何が必要か、5年先、10年先によりよい作品を生み出すために何が必要かちゃんと考えているんだ。より高みへ、より存在感のある役者へ、より沢山の人たちを感動させるために、ギリギリと自分を追い詰める。楽しみながら。そういう飽くなき向上心が溢れている。それが藤原竜也。少しも現在のスターの位置に甘んじることがない。

戸田恵梨香ちゃんもそうだ。いま売れっ子の彼女なのだが、彼女自身は売れている自分には全然浮かれてなくて、「30になってからが本当の勝負」と思っているようで、彼女も藤原君と同じに、現在は女優としての力をもっともっと磨きたいと考えているみたいだ。

ウマのレースやマラソンでもそうだが、いけるからって前半飛ばすと後半戦がだれてきたりする。人生のペース配分を考えているのが、藤原君、恵梨香ちゃんのすごいところだなあ&やっぱ売れてる人たちは違う。僕はペース配分なんて考えてやってきたことはない。 というか僕は確実にペース配分を間違っているwww

とまじめな話で終わってしまったが、パーティー自体は、デスノートのパロディ、モジャノートのCMが流れるなど、久々の仲間達と出会い、旧交をあたためる系の、わきあいあいとしたパーティーだった。その様子は、後編のカメラマンである高間賢治さんのブログ「高間賢治の撮影監督日記」に詳しいので、そちらに譲ります。

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2006/12/26

デスノートとか神の左手とか・・・

少しだけ今年をかえりみます。

結構、ディープでした。
まず昨年作り終えたTBS生命スペシャル内で、
僕の初テレビ作品
短編ドラマ2本「河童」と「まる。」が放映となりました。
同時にデスノートの話が来て
結局デスノート前編後編にびっちりとたずさわりました。

僕の人生いきなりのビッグプロジェクトでした。
脚本ではなく、監督補、脚本協力という立場でしたが
なんだか恐ろしく熱中したというか
関わるものとして必死に
この映画をよりよくしようと力を尽くしました。
いろいろな経験ができ、また努力の甲斐も感じられ
結果として、デスノートは大ヒットもしているし
なんというかほんとうにやり遂げたとの思いの強い仕事になりました。
楽しかったですし。

プロデューサー、監督、脚本・・・と皆が一丸となって本を作り
そして現場では、スタッフキャストがこれまた一丸となって作品を作る。
こんだけ大きな予算をかけている映画なのに
「神の左手悪魔の右手」なみに結束の固いスタッフ現場でした。

またこのデスノートの合間に
僕の初シナリオ映画楳図先生原作「神の左手悪魔の右手」が上映になりました。
僕の父であり師である那須博之監督と企画し作り上げた台本を元に
昨年夏撮影された映画です。
那須監督の通夜で知り合い、
現在、もっとも深く影響を受けている金子修介監督、
那須監督に続く第2の師である金子監督との
記念すべき第1回目の仕事にもなっています。
この仕事が無ければ世に出た映画「デスノート」も違うものになっていたでしょう。

「神の左手悪魔の右手」
についてはメイキング作成の手伝いもして
広澤葵嬢にナレーションをお願いしたりもしました。

ロフトプラスワンでの楳図先生のイベントに
金子監督、成田プロデューサーとともに出演したりもしました。

それから一本、
僕が見つけてきた原作の映画化プロジェクトを動かしました。
これはきっと来年撮影となるでしょう。
プロデューサ見習いとして
はじめて他のライターさんの本直しにつきあったりしました。
右往左往、いろいろありましたが、
結果として、原作のいいところを本当に大事にした
良い本が出来上がったと思っています。
来年の撮影がほんとうに楽しみです。

また1本、王様・木村俊樹プロデューサのもとで、
死ぬような思いをして書いた作品、
映画「ラブレター蒼恋歌」も映画として完成し、
無事上映の運びとなりました。
来年にはDVDになります。

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2006/12/04

それだけが舞台の成否をわける

音響ヨシモトシンヤさんに初めて「通し」を見てもらった。
芝居後、打ち合わせ終わりに

「これ、面白い芝居ですよ」

と真顔で言ってもらった。
役者の完成がまだまだで内心いらいらしていた僕は
音響さんの言葉で少しほっとした。
毎週毎週たくさんの舞台を見ているスタッフさんに
「面白い」といわれることは僕的にはなによりもうれしい。

しかし、役者の演技にむらがあるのは事実。
演技と言うか思うに「本気度」なのだが
「ま、いいか」なんて思いがあるとすぐにヘボイ芝居をする。
今日は良かった役者も気を抜くと明日にはトンでもない芝居をする。
もう稽古の回数は無い。
無いが僕はこのことはプラスに働くと思う。
後は無い。
もう本気を出すしかないのだ。
余裕がある、余裕が無い
経験がある、経験が無い
才能がある、才能が無い
若さがある、若さが無い
・・・
そんなことにはもう関係なく
本気であるかどうか
それだけが舞台の成否を分ける。
僕らはいまそんなところにいる。
「本気を出す」
その後もはや僕らは
すがすがしい思いで観客の、
そして天国の那須さんの審判を仰ぐのみである。

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本日発売のスポニチ芸能欄に
「偽伝、樋口一葉」の記事が出ています。
僕らサイズの小劇団で
こんなところにでっかく記事が載るのは
ちょっと画期的なんじゃないかと思います。
関係各者、スポニチさんありがとうございました。

あと本日夜東京FM「イブニングファイル」では
監修の金子修介監督がゲスト出演。
映画「デスノート」の話、
今回舞台「偽伝、樋口一葉」の話をされる予定です。
ぜひお聞きください!!

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