2012/02/11

【収益全額寄付公演】日本の問題Ver.311

東日本大震災からちょうど一年となる2012年3月。
ふたたび「日本の問題」を開催します。

 青山学院大学の 「劇団けったマシーン」

 桜美林大学の「思出横丁」

 日本大学芸術学部の「四次元ボックス」

 早稲田大学の 「荒川チョモランマ」

昨年も参加してくれた学生劇団4劇団が、僕ら日本人にとって「東日本大震災」とはなんなのか、引き起こされた沢山の悲しみや苦しみと、どのように向き合っていけばいいのか、僕らの信じる「演劇」を使って考えます。

「東日本大震災」は1万6千人の命を奪い、いまだに多くの人々を悲しませ、苦しませている未曽有の大惨事です。軽々しく「東日本大震災をテーマに演劇やります」などという類の物ではありません。

しかしながら、こんなにも僕らの心に引っかかっていることを、演劇の力を信じる者が、演劇を通して考えないわけにはいきません。
そんな悲劇が無かったかのように通常の公演を打つことなどできません。
たとえ、沢山の批判をいただくことになろうとも、あの震災が僕らに何であるのか、僕らにとって一番切実な問題に答えないで前に進むわけにいきません。
そう考えて、あえて、この企画を遂行させていただくことにしました。
そしてやるからには、意味のある公演に必ずいたします。

今回の公演の収益は、被災地復興支援のために全額寄付させていただきます。
演劇の利益など微々たるものですが、現在僕らができることをしようと思っています。

ぜひとも、3月6日から11日、渋谷ギャラリー・ルデコ4Fに足をお運びください。
一緒にあの震災と被災者に思いをはせ、少しでも早く、被災地の復興と、傷ついた魂たちの癒える日がくるようにと一緒に祈ることができれば嬉しく思います。

(「日本の問題」プロデューサー 松枝佳紀)

■公演詳細

公ホームページ:http://nipponnomondai.net/ver311/

コリッチ:http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=26545

日程:2012年3月6日(火)~11日(日)

場所:渋谷 ギャラリー ル・デコ 4F
   渋谷駅新南口から徒歩3分、東口から徒歩5分
   (渋谷区渋谷3-16-3 ルデコビル 4F)

時間:
   3/06(火) 19:00
   3/07(水) 14:46  19:00
   3/08(木) 14:46  19:00
   3/09(金) 14:46  19:00
   3/10(土) 14:46  19:00
   3/11(日) 14:46
   ※東日本大震災は2011年3月11日14:46に起こりました。
    本公演ではそのことに思いをはせるためマチネ公演をすべて
    この時刻に開始させていただきます。前節等ございますので
    ギリギリではなくお早めにご来場ください。
    前節は14:40からはじめさせていただきます。

料金:一般 前売2,000円、当日2,300円
    学生 前売1,000円、当日1,300円
   ※なお、本公演の収益金は、全額『東日本大震災義援金』とし
    日本赤十字社 へ寄付させていただきます。
   ※追加の寄付も受け付けております。

チケット取扱:コリッチ舞台芸術

問合せ:MAIL:info@nipponnomondai.net
    TEL:080-3519-0131 制作 中山(11:00~19:00)

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2011/12/17

「学生版」構想2つの「きっかけ」

まもなく「日本の問題」学生版が始まります。

で、こういう演劇の公演では、当日パンフなる無料の印刷物がご来場いただいたお客さまに配られるのですが、当然、小劇場版学生版を束ねる「日本の問題」総合プロデューサーとしては、文章の掲載を求められるわけです。

で、書いたんですが、「長すぎです」とダメ出しが来たんで削りました。

削ったんですが、削ったらわけわかんなくなったかもしれないので、長文バージョンをここに載せておきます。

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「総合プロデューサーごあいさつ」

僕が何故そもそも「日本の問題」なる企画を思いついたかについてはすでに方々で口にしている。
 
手短に言うと、2010年の暮れに僕がぼんやりと「みんな普通に政治のことを話題にし始めているなあ」と感じたことが大きい。主として、非実在青少年の話をみんなが口にしていた。若者が口にしやすい話題であったこともあるだろう。いわゆる党派性とは違うところで、僕らが「僕らの日常」として「政治」を語ることができるような時代がやってきているのかもしれない。そういう期待が僕に演劇で政治や社会問題をやろうという「日本の問題」のコンセプトを思いつかせた。で、小劇場8劇団をあつめた「日本の問題」なる公演をやろうと思うに至った。

  → 小劇場版「日本の問題」については・・・ここをクリック
 
しかし、「小劇場版」で止まらずに「学生版」も行おうと思った「きっかけ」は主に2つある。
 
ひとつには、都知事選である。
 
みんな都知事選があったことなど忘却しているかもしれないが、本年4月に会った都知事選では、ツイッターなどでの圧倒的な現職石原都知事批判の大きさにもかかわらず、蓋を開けてみれば、石原慎太郎の圧勝に終わった。反現職候補が統一できずに票が割れてしまったことも大きいが、現職圧勝と言う結果に対してもっとも重要なのは、反対票を投じるはずであった20代の若者が投票に行かなかったことだと僕は思っている。
 
ちなみに僕自身は石原慎太郎(というか副知事の猪瀬直樹)を支持している。だからイチ都民としてはこの結果には満足している。が反対しているお前ら若者はそれでいいのかという気持ちが止められない。
 
ちょうど都知事選のあった4月10日の夜、僕はフライヤーの素敵写真を撮ってくれた所幸則さんの家に伺っている。その帰り道、渋谷の桜並木の下で、酔っぱらった若者たちが花見をしていたのだが、こっちも酔っ払いついでに話しかけた。「お前らちゃんと都知事選行ったのか?」返ってきた答えは「都知事選って今日だったの?(笑)」そして「選挙なんかじゃ何にも変わんないっすよ(笑)」もちろん、一人一票が世界を変えるなんてことを信じてはいない。だが「選挙なんかじゃなんも変わらん」ということの肯定と、選挙以上の物を発明しようとしない怠惰とが組み合わさって僕らの今の問題はあるのじゃないか?一番「現在」に対しての反対勢力であるべき若者が「選挙なんかじゃなんも変わらん」なんてヒネタ言い方で現状を肯定してはいけないのじゃないか。若者=学生の本当の思いを、本当の叫びを聞きたい。そう思ったのが学生版を行おうと思った「きっかけ」の第一である。
 
そしてもうひとつ。

学生版をやろうと思った「きっかけ」は、学生版とりまとめの最大の功労者である酒井一途くんの存在である。
 
酒井くんは彼が高校生の時に出会っている。DULL-COLORED POPの主宰谷賢一氏につれられて飲み会の場に酒井くんが現れた。その物腰の低さとは別の野心あふれる向上心にちょっと嫌な感じがして連絡先交換を断ったのを覚えている。若き日の三島由紀夫はこんな感じだったんじゃないか。そう感じた。僕は大の三島好きだが、少年の頃の三島は慇懃無礼、自信家だったり野心家だったり、その裏腹の臆病だったり、めんどくさく嫌な奴だったのだろうと思うが、そんな感じを酒井君には感じた。が、その後、縁あり折に触れ酒井くんと話す機会を多く持った。彼の中にある迷いや理想や善なる物を目の当たりにした。善なる物が脅えを媒介にして悪に堕するのはアナキン・スカイウォカーの物語を参照すればよく分かる。だから僕はオビ=ワン・ケノービたろうと決意した。僕をきっかけとして、酒井くんが、その生来から持っている善なる物を自信を持って発揮できるようになれば、これは日本演劇界の未来にとって、はたまた日本の未来にとって、これほど喜ばしいことは無いのじゃないだろうか。そう思って、僕は酒井くんに学生版をやらないかと持ちかけたのであった。
 
そして実際、酒井くんは僕の期待をはるかに超えた行動力と構想力で学生版を取りまとめるに至った。見る人が見れば驚きの6劇団を選定しまとめたのはひとえに彼一人の力だ。坂手洋二氏と鐘下辰男氏へのインタビューを敢行したのも彼の力だ。また小劇場版8劇団の紹介の美しさは彼の筆による。これを経験に彼が日本の演劇界になくてはならない構想力豊かなプロデューサーになってくれることを願っているし、またそれは可能だろうと思う。「選挙なんかじゃなんも変わらん」という意見は構想力の無さを露呈している。いま日本に不足しているのは構想力とそれを実行する行動力である。そう思っている僕からすると、酒井一途くんこそ、日本の未来を構想するにふさわしい若者ということになる。その彼のプロデューサーデビューを後押しできたことが今僕にとっての何よりの幸福である。
 
とは言うものの内輪の事情とは別に、粛々と本番は始まり、作り手の思いとは関係なく、観客の皆さまの感想はシビアに決定されていく。それしかないしそれでいいと思う。だから芝居を見終えた後は率直なご意見をお聞かせください。それが酒井くんや僕、はたまたは日本の演劇界、さらには遠く日本や世界を、良い方向に導いてくれるだろうことを疑いません。今日は、ご来場いただきまして誠にありがとうございました。

小劇場版&学生版「日本の問題」プロデューサー 松枝佳紀

ぜひぜひ、コリッチの「観たい」に叱咤激励のお言葉をください!
→ ここをクリック

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「小劇場版 日本の問題」
http://nipponnomondai.net/students/index.html

これは、青学、桜美林、慶應、日芸、明治、早稲田、6大学の学生劇団がそれぞれ「日本の問題」と思うことを演劇にし競い合うというオムニバス公演である。

(公演場所)
渋谷ギャラリー・ルデコ4F

(参加団体)
3劇団づつ、A、B、2班に分かれます。 
【A】声を出すと気持ちいいの会(明大)、ミームの心臓(慶應)、四次元ボックス(日芸)
【B】荒川チョモランマ(早大)、思出横丁(桜美林)、劇団けったマシーン(青学)

(公演スケジュール)
2011年12月
21日(水)13:00【A】/16:00【A】/20:00【B】
22日(木)13:00【B】/16:00【B】/20:00【A】
23日(金)13:00【B】/16:00【A】/20:00【A】
24日(土)13:00【A】/16:00【B】/20:00【B】
25日(日)13:00【A・B】6劇団連続公演

(料金)
前売券1800円/当日券2000円
学生割引(要学生証提示):1500円
学生版A+Bグループのセット券:3000円

(チケット予約)

携帯からの予約はこちらをクリック!





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FXブログ
通販ショップ

(参考)
『学生版日本の問題』公式WEB SITE
http://nipponnomondai.net/students/index.html
『日本の問題』公式ブログ
http://blog.nipponnomondai.net/
上記公式ブログでは、劇作家・演出家の坂手洋二氏に学生版主宰が話を伺いに行ったレポートが掲載中。今後、鐘下辰男氏との対談記事も掲載予定です。広汎にわたった話題で熱く語り合っています。ご興味のある方はご覧ください。

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2011/12/06

「日本の問題」小劇場版終了、その先へ

1年をかけて制作してきた「日本の問題」ですが、昨日ついに小劇場版千秋楽を迎えることができました。

ご来場いただいた皆さま、応援し続けていただいた皆さまには本当に感謝しています。

(今後の参考のためによろしければご感想などをCoRichなどにお寄せ下さい。→コリッチ

 

僕が言いだしっぺで始まった「日本の問題」。

8作品もの愛すべき作品が誕生しました。

畸形だけれども生きようと必死に未来に手を伸ばした8作品、愛して下さってほんとうにありがとうございます。

生まれた彼らは作家の中でさらに成長し、次の新しい創作を生み出す種になることと思います。

経済とH、Mrs.fictions、DULL-COLORED POP、風琴工房、ミナモザ、アロッタファジャイナ、ろりえ、JACROW

「日本の問題」に参加した8劇団の今後の活動をぜひぜひ見守ってやってください。

「日本を演劇で変える」

なんて旗印の下に集まった劇団たちですから、今後の活動が普通であっていいわけではないので、参加した8劇団は責務としてずうっとこれからも「日本の問題」と格闘し続けることになるだろうと思っています。

そしていつの日か本当に日本を変える日が来るだろうと信じています。

 

と、「日本の問題」小劇場版は以上を持って終了です。

終了なのですが、「日本の問題」、この企画自体はまだ終わりません。

12月21日から25日までの5日間、渋谷のギャラリールデコで「学制版 日本の問題」が開催されます。

「小劇場版」は50歳から24歳までの作家たちの作品であったのですが、「学制版」は23歳から19歳と言う若き作家たちの作品群です。

なにが違うって「若い」ってことです。

若いって、それだけで単純に凄い。

もちろん僕らも未来を作るわけだけれども、彼らはもっともっと先の未来を作る。

その未来を作る彼らの作品がどんなものであるか。

これに興味を持たない人はいないんじゃないでしょうか。

そして「小劇場版」8作品だけでなく「学生版」6作品をみて、はじめて今回のイベント「日本の問題」は完成する気がします。

だいたい学生劇団を6劇団もまとめて1日でみることのできる企画ってないだろうし、しかも、それぞれ「日本の問題」なんて共通のお題を与えられているわけだから、同じ土俵で、その未来を形作る若人たちが、どう闘うか、その個性や違いや魅力が、比較的に表現されているはずで、これはもう「未来」が気になる人ならば、全員が全員観に行ってよいぐらいの企画だと思うんです。

だからぜひぜひ観に行って欲しい。

小劇場版「日本の問題」を十分楽しんでいただいた方も、不完全燃焼だった方も、最後の希望、「学生版 日本の問題」にぜひぜひ足をお運びください。

もし今あらゆることに絶望している、しそうになっている人がいるならば、「学生版 日本の問題」を見てからにしてください。「学生版 日本の問題」を見て、未来に希望が見いだせなかった場合にのみ、本気で絶望してください。

僕は信じています。

「若さ」こそが「絶望」を覆す力であると言うことを。

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学生版 日本の問題

http://nipponnomondai.net/students/index.html

学生版日本の問題CoRichページ

CoRichに「期待」のメッセージをぜひぜひお寄せください!

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2011/11/26

「日本の問題」ゲネプロ

ついに「日本の問題」始まります。

おととい劇場入りをし、昨日、チームA(経済とH、DULL-COLORED POP、風琴工房、Mrs.fictions)のゲネプロが終わりました。

本日、11月26日は、チームB(アロッタファジャイナ、JACROW、ミナモザ、ろりえ)のゲネプロがあります。

まだまだ本番前でネタバレなことは言えないのですが、もう、ぜひ来てほしい。

チームAもチームBも見て欲しい。

昨年やったプロジェクト文学の第二弾を考えていて、ちょうど劇場が11/27からだから、直前の11/25は憂国忌。プロジェクト文学三島由紀夫なんてやろうかどうしようか考えていて、でも、それは結構予想の範囲だなあと思っていて、ツイッターなんかやっていてみんなが結構まじめに政治や経済を議論しているのを見て、うむ、プロジェクト文学の政治経済バージョンなんてやったらおもしろそうで、しかも、みんな思いつかなそうと思って、悪戯のように思いついた僕のアイディアが、僕を含む8人のクリエイターの創作意欲を刺激して、この世に生まれ出でた8作品。

こんなにもバラバラな、真摯な、純粋な、いびつな、8つもの作品が生まれた。

喜びもひとしおです。

もちろん、昨年のプロジェクト文学同様、最後の最後まで妥協しない演出家のバトルはもう始まっています。

とっくのとうに始まっていました。

そしてそれはまだ終わっていません。

もう、ほんと、8本全部なんとか見てください。

それぞれの作品の参考として次の記事を読んでみてください。

学生版「日本の問題」主宰の酒井一途くん(ミームの心臓)の渾身の稽古場リポートです。

【チームA】

 「経済とH」の稽古場リポート

 「DULL-COLORED POP」の稽古場リポート

 「風琴工房」の稽古場リポート

 「Mrs.fictions」の稽古場リポート

【チームB】

 「アロッタファジャイナ」の稽古場リポート

 「JACROW」の稽古場リポート

 「ミナモザ」の稽古場リポート

 「ろりえ」の稽古場リポート

で、8本とも僕にとっては思い入れのある作品です。

とは言うモノの、やはり自分の作品は、それとは別の意味で思い入れがあります。

プロデューサー兼演出家なので、ときに、稽古に付き合ってやれなかったりして、役者たちにはフラストレーションをためさせてしまったりしたけど、最後の最後までついてきてくれた12名とそして今回無茶ブリ的に演出助手をお願いした渡部くん、そして僕、14名で、今日のゲネプロに滑り込むことができたことが何よりうれしいです。

もちろん、今日からも、毎日の本番で、確実に素敵な物が出せるように、気を抜かず、そして常にチャレンジし続けます。

タイトルは「日本の終わり」。

どんな作品かは見て下さいと言うところだけれど、先ほど紹介した酒井一途くんのリポートの次のくだりなんかは僕が作品作りにあたって思ったことが書いてある。

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酒井 ・・・主宰されている劇団アロッタファジャイナの作品を通して、この企画で打ち出したいと考えている内容について、少し踏み込んだところをお聞かせください。

松枝 僕自身は従来書いているものとは全然違うものを書いているつもりです。僕が普段やっていることは、「人間関係のこういうことって、イタいよね」ということだったりするんだけど、それとは違う射程範囲の作品だと思う。どういうことかと言うと、演劇で表現することを避けられていそうな内容をあえて扱ってみようと思ったわけ。折角の機会にチャレンジをしないと面白くない。うまくいけば、「こういう表現の可能性もあるのか」というものを見せられるんじゃないかと。それというのも今回の企画では演劇ってこんなにも多様なんだってことを見せたいわけだから僕はあえて危険だなという方向に向かいたいと思っていて。それは主催劇団としての義務だとも思っている。

酒井 観客に見せたいところというのはありますか?

松枝 僕は今回、人間の知性がどれだけ遠距離に飛んでいけるのかという可能性にチャレンジしたいと思っている。無縁社会というのを最初に置いて、そのまま終わってしまうのではなくね。宣伝文に書いてしまって失敗したとも思っているんだけど、例えば僕自身は無縁社会から明治維新に行き着いた。中野でトンネルに入って、別の出口から出てきたら、そこは南極だった、みたいな知的な驚きを与えられれば面白いなって。

酒井 劇を見ることで観客の思考が飛躍していく、ということですね。

松枝 そうそう。僕自身が気付いたことが表現されているんだけど、それを越えて観客が「こんなことも考えられるんじゃないか?」とビックリするほど遠方に飛んで行けるようなものを見せたい。

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そんな感じの物を14人で悩みながら楽しみながら作ったつもりです。

ぜひとも見に来てください。

今日の稽古場写真。

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2011/10/16

「日本の問題」ついに始動!

日本の問題」始動します。

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この公演は、小劇場劇団8団体、学生劇団6団体、計14団体が集まり、それぞれが今一番のこの国の問題と思うことを短編の演劇にして披露するというものです。
 
 
非常に面白い才能を集めることができました。

扱われる内容も多岐にわたっています。

おそらく表現もバラエティーに富んだものになるに違いありません。
 
 
「日本の問題」という一見お堅そうなお題を与えても、こんなに沢山の想像力と表現が存在しうるんだということを楽しんでもらえたらと思っています。
 
 
小劇場版は11/27から12/4の間、中野ザ・ポケットにて公演。
 
 
毎公演後には、ProjectBUNGAKUでやったみたいな座談会をやります。

ProjectBUNGAKUでは、太宰治を語るにふさわしいゲストの方々をお呼びしましたが、今回は「日本の問題」を語るにふさわしいゲストの方々に来ていただこうと思っています。

現段階、まだまだオファー中ですが、一部、ご来場が決まった方々については公表させていただいています。


●いまご来場が決まっているゲストのみなさま●

・当代きっての論客、自民党の衆議院議員、河野太郎さん

・近著「リトルピープルの時代」で現在世間の話題をかっさらっている評論家の宇野常寛さん

・元グラビアアイドルで女優の山田まりやさん

・小説家でエッセイストの中村うさぎさん

・「<民主>と<愛国>」という大著で日本現代史をあざやかに斬ってみせた社会学者の小熊英二さん

・社会派演劇で日本演劇界を牽引し続ける劇作家で演出家の永井愛さん

・漫画家で女優としてもすごい内田春菊さん

・俳優でコメンテーター、テレビで見ない日が無いというキッチュ松尾貴史さん

・女性論の最大論客で東大名誉教授、社会学者の上野千鶴子さん

・経済評論家で大樹総研の所長でもある池田健三郎さん、彼は日銀の先輩でもあります。

・演劇界の水先案内人現代演劇ウォッチャーの高野しのぶさん


チケットの発売も始まっています。

御予約の早い方から良席が消えて行きます。

気になる方はお早めに!!

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2011/06/23

顔が決まりました。

企画公演「日本の問題」(←小劇場劇団8劇団および学生劇団6劇団の計14団体でやる「日本」をテーマにした演劇フェスティバル)では、その問題意識や主張を、せっかくですから日本国内だけでなく、海外に向けても発信したいと思っています。その方策については現在順次検討中ですが、まず「日本の問題」の「顔」となる宣伝写真を、世界的に活躍する写真家である所幸則さんにお願いしました。

(所幸則さんのプロフィールはこちら→

所さんはざっくり言うと長らく商業的なカメラマンとして名を馳せてきましたが、現在は、商業的な場面ではもちろんですが、それ以上に、アートシーン的に重要な作品を作りだされている日本でも稀有な写真家だと言えます。

その武器となっているのが「1second」(ワンセコンド)という所幸則さんが開発した手法です。

写真はそもそも時間を切り取る「瞬間」の芸術ですが、所さんはこの「1second」という手法で、「瞬間」を越えた「1秒」と言う「永遠」を切り取ります。

(詳細は、この二つのYOUTUBE動画をご覧ください。非常に端的に所さんの「哲学」と「写真」が判ると思います→所幸則の渋谷1セコンドに迫る前編 http://bit.ly/iIG9KE、所幸則の渋谷1セコンドに迫る後編 http://bit.ly/jVueQ8

僕は、この所さんの試みに非常に興味を抱き、ダメもとで、今回の「日本の問題」という企画をやるにあたっての思いを話し、そしてそのアイコンとなるべき象徴としての写真を、「1second」の手法で撮っていただきたいとお願いしました。所さんは僕の主張に対して賛同して下さり、そして、新しい「1second」の写真を撮りおろしてもらうことになりました。

まだ、発表できませんw

が、ちょっとヤベエんじゃないと言う写真ができあがりました。

311後の日本でなにを「日本の問題」の象徴とするのかは非常に難しい問題です。

被災地の写真、原発の写真、混迷する国会の写真・・・

そのどれもが、ジャーナリスティックで浮薄、煽情的なだけの写真週刊誌のTOP、そうなってしまうのをぜひとも避けたいと思っていました。

その素晴らしい写真をまもなく発表します。

これもご期待ください。

ちかぢか発表いたします。

所幸則さんホームページ http://www.tokoroyukinori.com/

所幸則さんツイッター https://twitter.com/#!/TOKOROyuki

所幸則さんfacebook http://www.facebook.com/yukinori.tokoro

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8劇団合同オーディション

日本の問題」(←小劇場劇団8劇団でやる「日本」をテーマにした演劇フェスティバル)では、来る7月16日に8劇団合同オーディションを行います。

時間は9時から19時となっていますが、この時間みっちり参加していただくと言うのではなく、この時間のいずれかにオーディション会場に来ていただき、そこで8劇団主宰の前で課題の演技をしていただくと言う形になると思います。

(合同オーディション特設ページはこちら→

オーディション概要: 企画公演「日本の問題」は、 8つの小劇場劇団が、それぞれの思う今現在の「日本の問題」を、 それぞれの演劇手法で芝居にするという珍しい形の社会派演劇のオムニバス公演となります。 それぞれの劇団が何をやり、今回のオーディションでどのような役者を求めているかについては、 この下に各団体の募集要項がありますので、よくよく熟読のうえ、ご応募ください。

オーディション開催日:7/16(土) 9:00~19:00

募集期間:6/4(土)~7/4(月)

応募方法:専用メールフォームにてご応募ください。 >>

選考方法:面接・演技にて選考 (応募者多数の場合書類選考あり)

オーディション費用:¥1,000申し受けます。当日会場にてお支払いください。

参加条件:チケットノルマはありません。その他の参加条件については参加団体ごとに異なります。

しかし、8劇団もあつまってやる合同オーディションって前代未聞じゃないんですか?しかも、この8劇団、そこそこ名前があって、あるアンテナ張っている人たちからは、「おおっ」と思われるような劇団がそろっているわけです。その劇団の主宰たちが8人ずらりと並んで、オーディションをするわけですから、これは、なんていうか、もう異様ですw

ひやかしでも、記念受験でもなんでもいいので、ぜひとも受けてみてはいかがでしょうか?

それぞれの劇団が、「どのようなことを「日本の問題」と思っており、これを演劇化するにあたってどのような役者たちに参加して欲しいと思っているか」というのを、それぞれがオーディション特設ページで語っています。

と言いながら、ここに直接リンクを張ってしまいます↓。各劇団主宰の言っていることがほんと面白いのでぜひ、全劇団通読してみてください。

アロッタファジャイナ
世界を変えることのできる「芝居を越えた芝居」を作ることを一緒にやってくれる人を求めます。 
詳細はこちら>>

経済とH
出会った俳優とWSを積み重ね、教育と知性の問題を通奏低音に芝居を作ります。
詳細はこちら >>

JACROW
「自殺」を題材にした作品。真面目に真摯に「生きる」ことに向き合う大人の人を募集。
詳細はこちら >>

DULL-COLORED POP
選挙制度について、俳優の身体性に頼った作品作りします。作品自体に奉仕できる人募集です。勝ちます。
詳細はこちら >>

風琴工房
知性・感性・体力・愛情ぜんぶ要ります。欠けてるひとを俳優と呼びません。性格は悪くていいです。
詳細はこちら >>

Mrs.fictions
テーマは『日本の宗教』です。当方無宗教。信仰の有無は問いませんが柔軟な考えの方が望ましいです。
詳細はこちら >>

ミナモザ
今、目の前にある「東日本大震災と福島第一原発の事故」をドキュメンタリー演劇の手法でやる。未経験可!
詳細はこちら >>

ろりえ
切実で笑えるやつ。
詳細はこちら >>

現在、続々と応募が集まっているのですが、応募者のみんなの応募動機やそれぞれが何を「日本の問題」と思っているかは読んでいて非常に面白い。

ぜひとも、楽しんで、どこか少しだけ真剣でありながら、気軽にご応募ください。

締め切りは7月4日です。

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2011/03/22

セ・リーグ開幕擁護論~芸能・エンタメ全般の覚悟~

開幕時期や節電などへの対応の仕方で、セ・リーグがメッチャ叩かれている。

セ・リーグを擁護するやつは100%いない状態だ。

そんななかで、あえて僕は反対の意見を言う。

あいまいな言い方だが「かならずしも」セ・リーグの判断が間違ってるとは言えないぜ。

みんな冷静になって欲しい。

自粛があくまで是とされるのは

自粛によって失われる「機会費用」が、自粛によって得られる「便益」を越えない場合だ。

では、自粛によって失われる「機会費用」とはなんだろうか。

野球の場合で言えば、「セ・リーグの開幕が人々にあたえる楽しみや勇気や希望」がそれだろう。

で、得られる「便益」とは、「節電等の手段によって確保された資源やエネルギー」であり、これをもう少しわかりやすく印象的に言うと「セ・リーグを開幕させたら停電などによって被害を受けるはずだった人が、受けないで済んだ被害額」ということになるだろうか。

で、自粛が「是」とされるのは

「セ・リーグの開幕が人々にあたえる楽しみや勇気や希望」<「セ・リーグの開幕によって受ける被害額」

となるような場合だけだ。

と、考えると、

これ、必ずしも、自粛が是であるのが自明ではないだろう。

なにより、セ・リーグを開幕させたらどれほどの停電被害が起きるのかさっぱりわからない。

ちゃんとしたデータに基づいて「セ・リーグ開幕を不謹慎、パ・リーグ素敵」と批判している人は少ないだろう。

皆のしている批判のほとんどが「こんな時期に不謹慎」という程度の感情論にすぎない。

皆を停電させても強行に意味があるほど「セ・リーグ開幕のメリット」が多ければ、それはむしろ世間の流れに逆行してでも開催すべきことなのだ。

とは言うモノの、被害だけでなく「セ・リーグ開幕のメリット」についても、どれほどのものか定量化している人はいない。

というかスポーツのメリットを定量化すること自体が難しい。

問題をややこしくしているのはここである。

つまり、全ての芸術・芸能・エンターテイメントに言える話だが、「セ・リーグの開幕(のみならず芸術・エンターテイメント全般)が人々にあたえる楽しみや勇気や希望」というやつを定量化するのは難しい。

難しいから、結果として、セ・リーグ開幕による停電被害(そんなのがあるのか知らないが)の方にばかり目が行ってしまい、結局、「セ・リーグけしからん」みたいなところに何の検証もなく行ってしまい「自粛」を「是」とする流れとなってしまう。

僕は当然、芸能に携わるものだから、芸術・芸能・エンターテイメントの力を信じている。

「衣食足りてエンターテイメント」とは思っていない。

むしろ衣食と並び…いや「衣食よりも「前」にエンターテイメント」とすら思っている。

被災地の、日本の、世界の子供たちに希望や生きる意味を与えられるのは僕らの携わる芸能やエンターテイメントの力だと思っている。

また死に際の人々に心の安らぎを与え痛みを忘れさせるのもエンターテイメントの力だと思っている。

この国難に際し、多くの人々が我を失っている。

多くの映画や芝居が延期されたり上映上演中止となっている。

それぞれの事情があり、それぞれがベストな判断を下しているのだと思いたい。

だが、作り手として、エンターテイメント側の人間として思うのは、みんなの電気を奪っても上映上演興行すべきものだと信じられるのなら、堂々と人非人とのそしりを受けても、自らの作品を世に出すべきである。

そういう覚悟のない物は上演する必要ない。自粛すればいいと思う。

「この時期ちょっと…」なんて作り手が思うようなものなら、やらない方が良いに決まっている。

だから、セ・リーグに望んだのは、世間を説得することである。

自分たちのスポーツをいま批判を乗り越えてもやることがどれだけ必要なのかを説得することである。

全員が納得するとは思えない。

思えないが、もしかしたら、そうかも、と思う人がでてきただろう。

一番最悪なのは、説得も何もせず、世間の風潮に流されて開幕を延期したりすることだ。

これは感情的な神様=大衆を助長することにしかならない。

「それみたことか」と、大衆は、国難ある時は、言論や行動を規制するのが当たり前と思い始めるだろう。

それを大衆に許せば戦前の道への逆戻りである。(戦争は軍部が起こしたのではない大衆が好んだのだ)

そう言う意味でも、僕ら不謹慎の徒は衆愚化の流れを止める防波堤にならないといけない。

「みなさんの電気を止めてでも僕らの演劇をさせてください。かならずや電気を止めてもやらせてみて良かったという作品を上演します」と言う。

すると、みんなは「しかたねえなあ、もし酷いモノ見せやがったらただじゃおかねえぜ(笑)」と言う。

僕らは頑張る。

皆は喜んだり、やらせてよかったと言ってくれたり、よくこんなの見せられるな電気返せと笑いながら僕らを小突いたりする。

そういう社会が僕は好きだなあ。

みんなはそういうのよりももっとギスギスしているほうがよいのかい?

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2011/03/16

「芸術と経済」2回目

本日、3月16日18時30分から、写真家の所さんが主宰するニコ生に出演します。

3月2日に緊急特番として同じ番組をやったのですが、それが好評だったようなので、その第二弾です。

対談のテーマは3月2日に引き続き「芸術と経済」とします。

http://live.nicovideo.jp/gate/lv43221750

もちろん未曽有の大災害の最中ですから、番組の公開の中止やら延期やら、あるいはやるとしても地震特番みたいなのにするとかの変更もありなのだろうけど、所さんと相談したうえで、当初通り「芸術と経済」ということで行くことにしました。

このことが最近流行ってる「不謹慎」ということにあたるのかどうかはわからないですけども、「あるべき日常を守ろう」というような精神で、実に、ふつうに、とくに地震特番ということではなく、予定通りの対談を開催することにしました。

前回放送はもう見ることはできないのですが、前回とはまったく違う切り口で話そうと思っています。

ちなみに前回は、写真家所幸則さんの個人史をひも解き、「どのようにすれば芸術家が食えるようになるか(笑)」というミクロな観点から「芸術と経済」というテーマに切りこみました。

結論としては、写真家としての技術もさりながら、写真を購入する消費者にとってその作品がどのような意味を持つのか、あるいは人類史にとってその作品がどのような意味を持つのか、という文脈を明らかにすること、作品の存在意義を文脈づけること、文脈創造が、作品を購入してもらうにあたり重要という話しになりました。芸術で食べて行くには、上手に作品を作るということプラス、その作品の意義を購入者にとって明らかにする文脈作りが大事ということですね。村上隆さんの論理とかなり重なるところがありますが、僕的には、村上隆さんがその文脈創造をかなり「意識的」にされているのに比べ、所さんは無意識に自然にやっているという印象でした。

本日第二回目はどのような切り口で「芸術と経済」に切り込みましょうか。

とにもかくにも、お時間のある方は18時30分、以下のURLにアクセスしてみてください。

http://live.nicovideo.jp/gate/lv43221750

僕はこの国難にあたって、芸術の出来る役割は沢山あると思っています。

少なくとも僕は山下達郎さんの「希望という名の光」という歌に心打たれ助けられました。


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2011/03/02

芸術と経済

素敵な写真を撮られる写真家の所幸則さんがニコ生でやっている番組に急遽出演することになりました。

本日18時半から19時半くらいまで。

「芸術と経済」

と題して、所さんと対談をします。

ちゃんとお話しをできるのか不安ですけども、ぶっつけ本番で頑張ります。

よかったら見てやってください。

ここ→「写真家の異常な愛情」

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