2009/06/21

舞台「わたしは真悟」の思い出

だいぶ前に津川さやかさんから質問があった。

話がちょっと昔のことになるのですが、ずっと気になってたことがあるんで、思い切って聞きます。
2004年の舞台「わたしは真悟」ラスト、マリンのオリジナルの台詞、
「君の言葉はきっと伝わる」

…素晴らしい言葉です。この言葉、その一撃で、それまでの諸々の事件が全て愛へと昇華される…そういう言葉のように思います。

なぜ、この言葉にしようとお考えになったのでしょうか。
過去のブログみましたら、那須監督・楳図氏より、脚本について助言もあったとありますが…

実はもう一度あの舞台のDVDを見ようと思ってまして。
舞台当時の秘話のようなものがありましたら、宜しければ聞かせていただけませんか。

まず、知らない人のために

「わたしは真悟」というのは楳図かずお先生が書いた純愛大傑作である。
楳図 かずお: わたしは真悟 (Volume1) (小学館文庫)(←原作、絶対読んでよ)
楳図 かずお: わたしは真悟 (Volume1) (小学館文庫)

楳図先生と言うとホラー漫画家的なイメージが強いかと思うが

この「わたしは真悟」というのはホラーではなく、

これ以上ない純愛の物語である。

で、これを僕は劇団旗揚げした2004年に舞台化しているのである。

しかも、楳図先生にも出演していただいたという驚き。

もしよろしければDVDをみていただきたい。

Shingo_jac(←詳細は画像をクリック)
DVD「わたしは真悟」(演劇版)

で、これだが、原作はかなり膨大である上に、

映画にするならかなりCGとかを使わねばならないほどに

アクロバティックなシーンがたくさんある。

上演当時は、あれをどうやって舞台化するんだ!?と騒がれたものだ。

これ、僕の書いた第一稿が残っている。

第一稿とは最初に書いた本である。

これはこういう風に舞台化するとの許可をもらうためのものでもある。

IKKI編集長の江上さんに読んでもらった。

返信のメールには

感動して泣いた。あらためて楳図作品のすごさを思い知らされた。

というようなことが書かれていた。

この第一稿は、ほぼ原作通りで、それを2時間にうまくまとめた・・・というのが第一稿であった。

しかし、そこで問題が発生した。

こちらのキャスティング、はじめて芸能事務所と渡り合い、アイドルの上野未来をマリンという女の子役でキャスティングしたのだが、原作「わたしは真悟」の後半1/3はサトルという男の子の話であり、このマリンという少女は出てこないのだ。

僕はそれでもいい。原作通りに行きたいという気持であったが、僕の芸能の父である那須博之監督は、集客のために上野未来をキャスティングし、多くの観客が上野未来を見に来るのであれば、彼女をフル活用しないのは、観客のためにも間違っている。原作の良さも当然踏まえ生かしながら、上野未来という素材を生かした作品にしなくてはいけない・・・というような趣旨であった。

僕は原作のファンでもあり、那須監督の意見といえども反対したい気持ちがあったが、楳図先生に相談すると、那須監督の言う通りだとの考え。

ということで、原作とは異なり、サトルではなく、上野未来演じるマリンを主軸に、あらためて脚本を書き直すことになった。

前半2/3は原作通りで良い。

原作で言うとエルサレムまでのあたり。

しかし、残り1/3の佐渡島の部分が問題である。

僕は、ここを原作の意味も十分踏まえながら、マリンを登場させるという荒業をやった。

その部分は完全オリジナルである。

そして、しかも、作品の中に楳図かずお先生を登場させた。

僕自身、原作ファンとして最初はアレンジに反対していたが、那須監督や楳図さんのアドバイスの通りに、マリンを主軸に書きなおしたことによって、楳図さんの「わたしは真悟」という作品がより分かりやすくなったのではないかと僕は思っている。

書きあがって自分で驚いた。

楳図ファンの方々にもたくさんの支持をいただいた。

ちなみに、楳図さんの話すセリフやマリンの話すセリフは、ぜんぶ僕の考えたオリジナルである。

もちろん、楳図さんが話しそうな内容と言うことで書いたのだけど。

見にきた楳図ファンの人たちは、楳図さんのオリジナルのセリフだと信じて疑わなかったが、あれは僕の書いたものである。

そして最初の津川さんの質問に戻ると

「君の言葉はきっと伝わる」

というセリフ、残念ながらというか僕が書いたセリフです。

「わたしは真悟」という楳図さんの作品を僕なりに表現すると、このセリフになった。

そして、この「きっと伝わる」と言う言葉、そこにある信念は僕の作家としての信念でもあり、きっと楳図かずお先生の、那須博之監督の・・・いやあらゆる表現者すべての、人間の、みんなの信念なんじゃないかと思っている。

「きっと伝わる」という言葉には悲しみも含まれている。

「きっと」と言わなければならない。

つまり「伝わらない」可能性など十分承知なのだ。

それでもあきらめない。

そこで「きっと伝わる」という表現になる。

それは僕から君への、僕から僕自身への励まし、祈りの言葉でもある。

伝われ、伝われ、伝われ、という。

僕はそこに「わたしは真悟」の切ない真実があると思っていて

だからあの作品はとても好きなのである。

引いていえば、僕の作品は全部祈りだと言ってもいい。

無理を承知など分かっている。

でも無理を突破してその先に、奇蹟が起こるかもしれない。

そう信じて祈る。

それが僕の作品なのだと思っている。

-------------

7月23日から27日まで新宿タイニイアリスでえれぇ芝居をします。

「溺れる家族」

Photo

詳細は次をクリック。

PC携帯

松枝佳紀インタビュー

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2008/03/22

金粉ショー!?2回目

アロッタの番外公演ラフプレー第1弾のタイトルは

Golden Weeeek!!!である。

なぜか。

それは公演期間が

4/23-27

とゴールデンウィークをカスっているからだ。

松枝組藤沢組新津組と三班あるんだけど

いままでの番外公演みたいに

単に三班同時期に一緒にやるってだけじゃつまらないので

同じテーマを決めることにしたんだけど

いろいろ考えて

やっぱ季節的なものがいいだろうとなって

それで時期が時期なんで

「ゴールデンウィーク」

つながりの3本にしようということになったのです。

ちなみにラフプレーというのは

今後、藤沢組や新津組が主体となってやる

「お笑い」を中心とした番外公演の総称にしようと思っている。

rough play 荒っぽいプレー

laugh play 笑いの芝居

という意味をかけてラフプレー

ややおしゃれなwwwネーミングにしてみた。

ちなみに、チラシが金塗りなのはなぜか?

それは秘密。

ってことで、今日は金粉ショーの続き。

まずは、チラシのメンバーで撮った別バージョン。

Goldenweeeek05

あ、西嶋君がはいってない・・・。

左から、のしほラディン、峯尾晶、大石綾子、安川結花。

のしほラディンくんは、今回から初参加。

新津組の隠し玉だ。

もちろんラディンという名前はあのラディンから来ている。

無口で凶暴なエロリストらしい。

吉本新喜劇の不良債権と言われているとかいないとか。

峯尾晶は去年の番外公演から

ずっとアロッタの常連というか中核メンバーになったイケメン。

晶とかいてショーと読む。

大石綾子は藤沢組になくてはならぬコメディエンヌ。

年齢不詳の肌つやがたまらない。

この子は必見。変だから見ておいて。

安川結花はいいね、かわいいね、キラキラしてるね(みんなキラキラしてるけど)

彼女のことは過去に何回も書いているからもういいって感じだろうけど

ひとことでいうと天才。

バンブーブレードでいうと川添タマキ

よくわからけど彼女の凄さを見に来てください。

ところで

しかし金粉になるとなんでかみんなスゴイ笑顔になるんですよね。

ほんと撮影楽しかったなあ。

メイキングどうして撮らなかったんだろう(><)

で、笑顔が増殖すると・・・

Goldenweeeek06

こうなるわけです。

楽しそうだなあwww

これ写真からじゃ伝わらないけど

ぬるぬるするんだよね、金粉。

だから、みんなで

ローションプ●イ

してるようなもんなんですよ。

だから笑うしかないってんで、みんな大笑いになる(笑)

Goldenweeeek07

逆向き。

かなりロー●ョンプレイでみんなおかしくなっていますw

で、これに吉本新喜劇の新星、西島巧輔を加えると・・・

Goldenweeeek08

これが、この後、どんどんすごいことになっていくわけですよ。

それはまた次回のお楽しみってことで。

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2007/09/10

まじ!?

超時空要塞マクロスが実写化なんて・・・。

http://feature.movies.jp.msn.com/news/070910/default.htm

すごい!

すごいけど・・・ずるい。

うれしいけど、ずるい。

だって日本のアニメなのに・・・。

イデオン、ダンバイン、ボトムズ、ザブングルは日本で映画化しましょう。

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2006/07/17

楳図かずお「俺の右手」発売決定!!

ついに映画『神の左手悪魔の右手』が公開になります。
渋谷アミューズCQN千葉京成ローザ大阪天六ユウラク座名古屋109シネマズで7月22日からです。
その他、北海道、福岡、京都、青森でも順次上映となります。
見たら感想BLOGに書いてトラックバック宜しく!!!

で、その『神の左手悪魔の右手』の原型となる
楳図かずお先生の漫画『俺の右手』が小学館から完全復刻されます。

映画に先立つ7月20日発売予定です。
チョーレア本なので絶対手に入れてみてください。

とくに、巻末の解説が最高デス♪
読まないと損するよ。

感想よろしくトラックバック。

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2006/02/01

補足

前回の記事。
ちょいと不親切だったかもしんない。

僕は現在、
映画デスノートの監督補としての仕事。
某局短編TVドラマの脚本およびアシスタントプロデューサーとしての仕事。
2つをやっている。
それ以外にも、
企画中の映画や芝居いろいろあんだけど
今やっていると公言できる仕事は大きくはこの2つ。

で、それをごっちゃに書いたのでちょっと混乱があったようです。
が、よく読めばわかるので、よく読んでください。すんません。

ちなみに、某局短編ドラマについては
春のスペシャル3時間番組の30分、30分の合計1時間です。
まもなく発表できるようになるかと思います。

次に、デスノートですが
これ無事クランクインしました。

情報については・・・緘口令・・実はしかれていないんですが
自主規制します。だって誰も言ってないから僕が言ってしまって
次の日に「監督補おろされました(>_<)」てなっても寂しいじゃん。
なのでいろいろなこと正式発表になるまで待っていてください。

まぁ、ライトやLなみの推理をしてくれれば
なんとなく言いたいことが読み取れるような言い方をする
かもしれないししないかもしれませんが。
僕も保身としゃべりたい気持ちとのバランスでやってきます。
逆に公式発表じゃないから言えることもあるかもしれないし。
ま、ないかもしんないんだけどwww

ちなみに監督補っていう仕事ですが
普通はないです。はい。

今回、いろいろ緊急事態あったので
主として監督側の本直しにおける助言者、提案者、実行者として
僕が参加していると言うことです。

本については完成しています。
もちろん原作者サイドの厳しいチェックもありましたよ。
そりゃこんな人気作品、当然だよね。
例えば「リュークはそれ言わない」的なチェックもありました。
そういうチェックを受けながら、より確かなイメージをつかんでいけました。

漫画原作と映画の関係ですが・・・・言えません。自主規制!

ただし、僕の意見を言うことはできると思うので言うと
当然原作へのリスペクトから作品は作られるべきですし、本作品もそうです。
ただし、「似てるよね」といわれるのはヤナ感じです。

つまり、コスプレじゃないんだから
僕は似ている必要はかならずしもないと思っています。
似すぎてたらギャグになってしまう可能性もある。
原作の表面的イメージを第一にするならアニメ化をすればいい。
ただアニメファンから言わせてもらうとアニメ化でも問題ないわけではなく。
たいがいアニメ化は「声」がイメージと違うってことでもめるわけだし。
つまりアニメ化だろうがなんだろうが
「似せる」ということについてはもめたりするわけです。
読者の心の中に現れるキャラクターの声や動きは本当にバラバラなんですから。
良くある「ファンの意見を大事にすれば理想のキャスティングができる」と言う意見は幻想だと思います。だいたい実写化はヤダーなんて人もいるだろうし。主人公を演じる役者にしても、ファン全員で話し合ったって特定の1人に決まるわけがないし。

僕が思うにファンの意見を大事にするってことは、原作の世界観をちゃんと汲み取るって事のような気がします。

もちろん「世界観を大事にする」という言い訳を良いことに、原作キャラのイメージを無視したキャスティングは駄目だろうと思っています。

無視はしていないがあえてズラした。これはありだと思います。実際、他の作品でも僕が見ていて、えーっイメージちゃうやん、思ってみていたら、「なるほどこうきたか」ってなる作品もあるし、ゲーリーオールドマンなんて悪人と思っているから、バットマンみていたら、こいつきっと悪いやつやねん・・・ん?なんや良い人やん。て関心することもあるし。

ま、とにもかくにも『デスノート』。
世界が注目しています。
極東アジア日本がどういう答えを出すか。
犯罪の凶悪化激化する世界。
これにどう答えを出すか。
果たして答えが出るのか。

最後に、『デスノート』絶対面白くなります。
なんつったって金子修介監督の作品だし
なにより、世界一の監督補がついているしねwww

デスノートについては
いまんところ情報少ないんで、
僕脚本、金子修介監督作品
「希望の党☆」

これみてから雰囲気を推し量ってください。
よろしく♪

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2006/01/28

やってます『デスノート』

金子監督が発表したので
ぼくも追随。

やってます。
映画版『デスノート』

監督補です。
異例尽くめ話題満載の本作ですが
漫画読んでハマッテいたので
なんと自分がこれをやることになるとは・・・。

撮影はまだ始まっていませんが
金子監督を筆頭にみんなが熱い。
本作りでも深夜まで激論を交わしています。
疲れるけど楽しいです。
期待していてください。

てなわけで
今日は打ち合わせの時間を縫って
NODA・MAP『贋作・罪と罰』を見てきました。
2度目です。

するとなんと・・・・
『罪と罰』って・・・デスノートに通底するテーマが。

「思想や正義や金のために人を殺して良いのか」

飄々とした不謹慎でさえある刑事の
段田安則さん演じる都司之助が
正義の殺人犯
松たか子さん演じる三条英を追い詰めていく。

このスリリングな感じは・・・
ああ、デスノートじゃん。
ふたりの対決がLとライトの心理戦に見えました。

と同時にホリエモンのことも考えた。

人は思想のために生きるのか。
正義のために生きるのか。
金のために生きるのか。
正義のためなら人を殺して良いのか。
本当に人を殺してはいけないのか。
どういう理由があろうとも人を殺してはいけないのか。

ネットが普及し
GDPがどんなに増えても
憲法が変わろうがどうしようが
そんなことは関係無しに
僕ら人間が立ち向かっていかねばならない問題を
立ち向かい続けなければいけない問題を
デスノートは扱っているのだ。
その思いを深くした。

野田さんと金子さんと言う
子供のときの親友が
表現者になって
演劇、映画と媒体は違えども
同時期に似たような問題に取り組んでいる。
この偶然をとても面白いと感じる。

またしてもラストは
松たか子さんの熱演に泣かされてしまったのだが
1回目みたよりも
随分と芝居が深く面白く感じたのは
こっち側の問題か。

芝居の余韻の中
寒空のコクーンを後にする。

そういえば、
今日27日は那須さんの誕生日。
日本酒一献傾け、罪と罰についてなど
色々と那須さんと話してみようか。
面白い話が沢山聞けそうです。

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2005/11/22

やっぱクリエーターは・・・

taro01 先日、楳図かずお御大と食事に行った。

楳図さんにはご自身原作の劇場用意映画

神の左手悪魔の右手』(監督:金子修介、脚本:松枝佳紀

につづいて、ショートムービー

『希望の党』(監督:金子修介、脚本:松枝佳紀

に出演していただくのだが

楳図さんにこの『希望の党』の脚本を気に入っていただいた。

で、お食事にお誘いいただいたと言う経緯。

ちょうど、その日は僕のTVドラマ『雨月物語』の衣装合わせとともに『希望の党』の衣装合わせもあり、監督である金子さんは遠方から来られる。

なので先にぼくとタロ楳図さんの事務所にむかった。

写真はその時のはしゃぐタロ

で、しばらく楳図さんと緊張した会話が続いた後、金子監督と合流してイタリアンのお店に。

まずはシャンパンで乾杯。

そして様々な料理・・・・

たまらずタロウがひとこと

「ぼくこんな豪勢なフランス料理初めてです」

「・・・・・・」

タロくんはあいかわらずタロくんでした。

そんなこんなで4時間近くも飲み食いしていたのですが

極めつけは

「ぼくじつは・・・」

金子監督が取り出したもの

それは金子監督の高校一年生の漫画作品。

「これはうまいですね!!」

楳図さんがおどろくほど

その玄人はだしの作品は

ほんとうに高校一年生が書いたとは思えないすばらしいもの。

「この主人公は野田秀樹をモデルにしたんですよ」

金子さん。 (野田さんと金子さんは幼友達である)

むむむ、時間なかったから全部は読めなかったけど

ああ、いつか時間あったら読ませてもらいたい。

じつはぼくも中学のとき漫画アニメ部なんかにいて

漫画を描いていたんだけど

そんなくらべものにならない。

金子さんはあきらかにプロレベルの作品を描いていた。

しかも高校一年生で。

「やっぱクリエーターはちがうぜ」

タロウよ、こんな2大クリエーターと飯が食えるなんて俺たち幸せだな。

そう思いつつ家に帰ってタロとふたり24の第三シーズンを見終えた松枝であった。

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2005/11/06

14歳楳図かずお

天才とはこういうものである。
14歳楳図かずお。
って言っても、あの最後の漫画、『14歳』のことではない。

楳図さんが処女作『森の兄妹』を描いた年齢である。

若いからどうのこうのと言う話でもない。

処女作にして、すべてが含まれている・・・
そこがスゴイのであって、
三島由紀夫の『仮面の告白』なども考えると
すべからく天才と言うものはこういうもんなんだなぁと思ったわけです。

仮面の告白』なんてのも
その後に彼が何度もリフレインして書くテーマが登場している。
三島の場合、たしか『仮面の告白』を書きあがったのも
最後の作品、『天人五衰』を書き終えて自決したのも11月25日だったはず。

楳図さんも最後の作品が『14歳』なら最初の長編漫画を描いたのも14歳。
で、その14歳で描いた漫画『森の兄妹』には
焼き鳥として食べられるために生きる小鳥の話がある。
・・・チキンジョージ、『14歳』の主人公が処女作に登場しているのである。
今回僕が映画化させてもらった
神の左手悪魔の右手
を髣髴とさせるシーンもこの処女作に描かれている。

つまり、処女作にすべてがあるということ。

今回、復刻された楳図さんの
『 森の兄妹/底のない町 』
は、そう言う意味で現代に生きている天才の天才たる事実を目の当たりに出来る作品であり、楳図ファンならずとも手にとってみるべき作品だと思う。

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2005/10/22

海外でも紹介されている。

映画「神の左手 悪魔の右手」の公式HPのアクセス解析を見ると

結構いろんな国からこのサイトを見に来ているんだなぁと。

て、ことは英語版つくらないと!

あとなんだか知らないけど中国から来る人も多いんだ。

やっぱり、紗綾ちゃん効果みたい・・・すごい小学生だ。

で、前の日記に『映画秘宝』の取材日に、アメリカのNo.1ホラー雑誌である『Fangoria』からも取材を受けた・・・って書いたんだけど、ちょうど、そっちのほうも載ったようです。インターネット版に記事があります。

 → October 19: First report on Shusuke Kaneko’s splatter film

小林翼くん演じる山の辺想くんが凛々しく映っています。

翼くんは可愛いだけじゃなくて、決めるところは決める「オトコ」でもあるのです!

いやー、しかし原作ファンはこういう写真を見るたびに戦々恐々だとも思うわけです。

だって、こんなシーン無いもの。原作には。

「俺のUMEZZワールドを壊さないでくれ!」

とか思っているのかも・・・。

やっぱ原作ファンは原作に忠実に作ってほしいのかな?どうなの?

楳図先生ご自身は変更にこだわらないんですよね。

むしろ相談すると自分で新しく話を創造しちゃう。

え、いくらなんでも原作から離れすぎですよー楳図先生!・・・みたいにぼくが思ってしまうみたいな。

でもここは外して欲しくないという点もあるんですよね、楳図先生的に。

で、最初に「ウメズメモ」を渡されました。

ここは外さないように・・・みたいなね。

僕は前に映画じゃなく演劇のほうで楳図先生の『わたしは真悟』を舞台化させてもらっているわけじゃないですか。

そんときにも結構話の最後のほうは、その時の舞台の監修をお願いした那須博之監督の指導の下、いろいろと変更させてもらった(原作では佐渡島のくだりになると、もう一切マリンは出てこないが、舞台版では上野未来扮するマリンが最後の最後まで出ずっぱり)わけですが、もちろん楳図先生も気に入ってくれたし、そして意外にもファンの方々にもウケは悪くなかった・・・・ように思います。たぶん。

だから、いろいろ『神の左手・・・』の写真がちらほら世に出て、原作ファンは「げげっ」とか思っているかもしれないですが、たぶん大丈夫です。楳図先生の本質的な部分は継承している・・・と思うんですよね、それは舞台版『わたしは真悟』の変更のときもそうですが、ぼくが先生の世界をリスペクトしまくりなわけで、そこはぼく自身も外したくない、そう思っているわけで、先生の世界を継承していると言うのは確実です、だから・・・たぶん、原作ファンにも気に入ってもらえるんじゃないかなぁ・・・と思っています。

おお、気付けば金子監督からトラバ受けている!すごい、光栄です~~。

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2005/10/20

映画秘宝に載る。

明日発売の映画秘宝2005年12月号。

6ページ目。

==================

ウエダハジメの地獄の映画観光」vol.54

那須魂を継承する現場に行ってきた!
 『 神の左手 悪魔の右手

==================

楳図かずお先生原作、渋谷飛鳥ちゃん主演、金子修介監督作品!

おいら脚本、劇場用映画初!!

載っちょりまス。

ウエダハジメさんの漫画が楳図タッチです。

いや、しかし取材があると思って行ってなかったから、俺の写真デブなんだよなぁ。

まぁ、取材があると知っていてもデブなんだけどさ( ̄□ ̄;)!!

取材の日には偶然、那須真知子さんも来ていたから、

ちょっとだけ載っているw・・・そうそうこんなかんじで可愛らしかった!

お、隣のページには吉井怜ちん!!

偶然にも木村俊樹兄ぃの映画じゃないですか。

望月六郎監督『 濡れた赫い糸 』

セクシー石川こと石川均監督が脚本なんだよー。

これが衝撃的に面白い脚本でさ。

読んでひじょーに勉強になりましたさ!

ちなみに吉井怜ちんのことは前々からいいなと思っていて

木村さんの制作会社ステアウェイでキャスティングのとき

吉井怜ちん、いいと思いますよ」

と関係ないのに売り込んでいた。(ひそかに優香派ではなく怜派)

そしたら、ヒロインだもの!『濡れた赫い糸

怜ちんの芝居がすげー評判いい。

メイキングも見ごたえのあるメイキング。

今度ぼくの脚本でインする映画、

たぶん11月にインするんですが・・・

その映画を撮ることになる谷洋平監督

この『濡れた赫い糸』のメイキングを撮っているのです。

谷監督は若いのにキッチリ仕事師タイプの監督なのかな。僕はそうにらんでいますw

僕も脚本に関わっている

集団殺人クラブ GROWING

の監督は谷さんなんだけど、

なんかそのキッチリとした作りには本当に感動した。

良い本を撮らせたら本当に素晴らしいと思うんですよね。

若手監督としてチョー有望、間違いない。谷洋平監督、万歳。
( ちょっとチャリチョコの小人に似ている・・・・)

あ、話が脱線した・・・映画秘宝です。なにより。

よかったら見てみてください。

恐怖の真実がそこに・・・・・。

あの優しい金子さんがあんなことに・・・・

ギョエーッ~~!!

hiho0512 明日発売の映画秘宝
ぜひ一家に一冊。
ちなみに2005年の12月号だから
hiho512
ちなみに僕の誕生日は5月12日で512。
こんなんで運命感じる乙女チックジャパン。
以上。

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