« すごいワークショップが帰ってきた。 | トップページ | Project BUNGAKU 太宰治 »

2010/08/09

映画館では奇蹟が起こる。

いまや、上映が終わった映画もDVDなどで簡単に見ることができるようになった。
 
おそらく家にあるテレビも迫力のある大画面が多くなって、それこそ映画と家庭におけるDVD視聴の差があまりなくなったように思える時代だろう。
 
だが、やはり映画館と液晶画面では大きく違う。
 
きっと技術的なこととか、そういうことじゃなくて、もっと精神的なこととか、魔術的なことだと思う。
 
映画館では、奇蹟が起こる。
 
だから機会があれば、ぜひ映画は映画館で見たい。
 
素敵な映画の上映が今週末から来週にかけてある。
 

『赤目四十八瀧心中未遂』

監督:荒戸源次郎

出演:大西滝次郎、寺島しのぶ、大楠道代、内田裕也、新井浩文、大森南朋、赤井秀和、麿赤兒、沖山秀子、内田春菊、絵沢萌子

日程:2010年8月14日(土)から8月20日(金)

上映時間:12時30分~、16時~、19時30分~(1日3回上映)

場所:ポレポレ東中野(JR東中野駅西口改札北側出口より徒歩1分、地下鉄大江戸線東中野駅A1出口より徒歩1分)

料金:当日一般1,400円、大学専門1,200円、中高シニア1,000円、前売900円

前売り券がご入り用の方は、劇団アロッタファジャイナ事務所、alotf%enmel.com(← %を@マークに換えてください)まで、タイトルを「赤目」としてお名前・住所・必要枚数をメールをください。郵送料はこちら負担で、チケットを送らせていただきます。

ちなみに、僕はこの映画を見て驚いた。

無名の役者たちがこんなにも魅力的に映っている映画を知らないからだ。

もちろん、寺島しのぶさんや大楠道代さんなどの名優が魅力的であるのももちろんである。

荒戸源次郎監督は、ほんとうに、人間を色っぽく掬いとる。

映画「人間失格」を見た時にも感じた感覚だ。

映画「人間失格」のメイキングで、石原さとみが鋭いコメントを残していた。
 

原作が素晴らしいって言うのもあるかもしれないんですけど

出演者のみなさんが素晴らしいってのもあるかもしれないんですけど

荒戸さんがとても魅力的で、魅惑的で、色っぽくて

だから、こういう作品(映画「人間失格」)が生まれて

役者さんもそういう表情するんだろうなって…(石原さとみ談)

「赤目四十八瀧心中未遂」にもその荒戸監督の魅力がいかんなく発揮されている。

全ての人物が魅力的で、全ての瞬間が美しい。

この映画を見て驚くのは、なんでもないシーンがとても魅力的なことだ。

ハリウッド的なこけおどしのびっくりシーンがあるわけではない。

じんわりと描かれる日常がそれだけで色っぽい時間になる。

その魔術をぜひとも映画館で見たい。

そう言う時に、このポレポレ東中野の企画は、うってつけということができる。

次にこんな機会がいつあるかもわからない。

だから、みなさんも、ぜひ。

ちなみに

8月末に映画制作会社ステアウェイとうちでやる

第4回「4人の現役映画監督による実践的ワークショップ」

これに荒戸源次郎監督を講師としてお呼びした。

いまからどのようなことをされるのか興味津々である。

役者なら参加した方がいいと思うが、残念なことに、もう定員なのである。

キャンセル待ちは受け付けていますが。

|

« すごいワークショップが帰ってきた。 | トップページ | Project BUNGAKU 太宰治 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/56674/49101004

この記事へのトラックバック一覧です: 映画館では奇蹟が起こる。:

« すごいワークショップが帰ってきた。 | トップページ | Project BUNGAKU 太宰治 »