« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010/06/23

闇の遊眠社…野田地図「ザ・キャラクター」

ノダマップ「ザ・キャラクター」の2日目を観劇してきた。

いつも以上に言葉と言葉遊びの洪水で、明るい笑いもたっぷりで、

「おお、遊眠社回帰か」

と、遊眠社ファンとしては小躍りしたが、

物語が進むにつれ次第に

舞台は、「いま」という病に犯される。

そこに立ち現われたのは

あの明るくも元気な夢の遊眠社ではなく

闇の遊眠社だった。

フォーマットこそ遊眠社だが

そこに流される物語は「いま」という闇・・・病み。

開け放たれた現代のパンドラの箱には希望さえ残らない。

絶望に光さえ失われたあと

マドロミの闇の中に残るのは祈りの言葉。

「パイパー」「ザ・ダイバー」…そして「ザ・キャラクター」

野田秀樹の戦争は続いている。

戦局はより泥沼化し絶望は深くなる。

いま観るべき物語…目をそむけてはいけない物語がそこにある。

アンサンブルがまがまがしくも美しい。

http://www.nodamap.com/productions/thecharacter/

観劇後、いつものように楽屋訪問。

野田さんに会うなり、同行の安川結花

「ものすごい面白かったです」

ここまではよかった。

「ザ・ダイバーにつづき2番目に良かったです!」

ずっこけた。

2番目になんてわざわざいうな(笑)

ま、正直なところが安川結花の良いところなんだけどね。

で、野田さんに聞かれた。

「あのネタ、どの辺でわかった?」

僕はかなり初めでわかったと答える。

ずっとあの問題は気にしていたから。

選挙の時とかすごかったしね。

でもネタが判るとか分かんないとか関係ない。

あれがああなっちゃうのはあれなんでなんだろね。

この問題はいつか僕も作品にしてみたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/06/19

昔はあなたのこと嫌いでしたが…

本日は桜桃忌。

太宰治の101回目の誕生日であり、62回目の溺死体発見日。

で、太宰治生誕101年目を記念して(というわけでもないのですが)

本年9月30日から10月10日まで

八幡山ワーサルシアターにて

「ProjectBUNGAKU太宰治」

なる企画公演をやります。

 
小劇場界のすぐれた作家演出家を集めて太宰治作品の演劇化をします。

2時間で4作品をまとめてご覧いただくことになります。

 

太宰治作品を2時間で一気に4作品。

ひょっとこ乱舞の広田淳一が「HUMAN LOST」

青☆組の吉田小夏が「燈籠」

僕アロッタファジャイナの松枝佳紀が「ヴィヨンの妻」

DULL-COLORED POPの谷賢一が「人間失格」

をそれぞれがそれぞれの手法で演劇化。

 

2時間で4作品…無謀なのは承知の上です。

が、その縛りにこそ創造性がやどる可能性もあります。

と信じます。


「HUMAN LOST」「燈籠」はともに昭和12年発表の戦前の作品で

「ヴィヨンの妻」は昭和22年「人間失格」は昭和23年発表の戦後の作品。

一気に4作品通してみると、

太宰治にとって、日本人にとって戦争が何だったのかが浮かび上がってきます。

 

「HUMAN LOST」は訳すと「人間失格」

…27歳の太宰が書いた「人間失格」と38歳死ぬ間際に書いた「人間失格」。

人間失格観で貫かれた太宰治の人生。

これをProjectBUNGAKU太宰では一気に見ることができます。

太宰治が体のなかに入ってきます。

新感覚です。

気持ち悪いかもしれないし、気持ちいいかも…しれません。

 

とにもかくにも

今日は、太宰治の101回目の誕生日。

おめでとうございます。

昔はあなたのこと嫌いでしたが

いまは結構好きです。

http://www.alotf.com/pb/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/06/18

所属することになりました。

クリエイターマネジメント

株式会社ディプレックス

http://diprex.jp/creator/

に所属することになりました。


今後ともよろしくお願いします。

デスノートの大石哲也さん

クロッシングのキム・テギュン監督も所属しています。


ちなみに僕のプロフィール写真は安川結花撮影です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »