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2009/07/28

「溺れる家族」全公演終了しました。

アロッタファジャイナ第12回公演

「溺れる家族」

全9回公演終了いたしました。

多数のご来場をいただきまことにありがとうございました。

いろいろアロッタファジャイナ的に冒険をした舞台でした。

評価も賛否両論、驚くほど多様な意見をいただきました。

が、胸を張って言えるのは、これが僕の、僕らの現時点での最高傑作だということです。

野口雅弘さん、長坂しほりさんという50歳代のベテラン俳優の参加に加え、美術・照明・音響・衣装などスタッフたちの、そして劇場さんのビジネスを超えたご協力、木田友和率いるナグラチームをはじめ、鈴木勝博くんたち制作・当日運営を支えてくれた仲間の献身的スタッフワーク、業界内外の諸先輩たち仲間たちがくれたアドバイス・励ましの声、役者たちの妥協すること無き取り組み姿勢、劇団員たちみんなの家族的協力、それらすべての奇蹟的集結によって、できあがった作品でした。

制作期間・宣伝期間が3か月無いというタイトな、というか無茶なスケジュールでしたが、とても満足するものになったと思います。

アフタートークに参加していただいた齋藤学先生、熊切和嘉監督、タニノクロウさん、谷賢一さんにも感謝しています。毎晩行われたアフタートークのおかげで公演自体も深いものとできたのではないかと思います。これから公演を控える谷賢一さん、タニノクロウさん、がんばってください。ご協力できることはさせていただきます。

アフタートーク後に開かれていたスナック・ミチコも素敵でした。毎晩公演後、お客様とあんなにたくさん、しかもお酒を飲み角煮を食べながらやれたのは大変感動的な思い出です。スナック・ミチコを取り仕切っていたママ、ナカヤマミチコには感謝してもしきれません。役者をし、受付も行い、芝居中には角煮を煮込むという荒業、その仕事っぷりにいつか具体的に恩返ししたいです。

というように、本当に3か月で作ったの?と驚くほど内容盛りだくさんな公演でした。

ここで得たモノを糧にして、アロッタファジャイナ、そしてぼく松枝佳紀は、次回の公演、また映像の仕事などに精進してまいります。

今後とも、アロッタファジャイナ、松枝佳紀、「溺れる家族」に関わったみんなをよろしくお願いいたします。

次回は、11月23日から29日まで、一週間、番外公演を行う予定です。内容については、じきに発表させていただきます。いましばらくお待ちください。

最後に、ご来場いただいたみなさま、あなた方がいるから、僕らは芝居をやり続けることができるんだと、今更ながらに感じています。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。あなた方がいる限り、僕らもここに居続けます。

それでは、これにてアロッタファジャイナ第12回公演「溺れる家族」、すべて終了とさせていただきます。ありがとうございました。関わったみなさまに感謝の言葉しかありません。ありがとうございました!!

アロッタファジャイナ主宰

松枝佳紀

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新宿タイニイアリスで芝居をしました。
「溺れる家族」
Photo

詳細は次をクリック。

ご観劇いただいた皆様、

よろしければ「観てきた」に書き込みよろしくお願いします。

PC
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=10478

携帯
http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_id=14165

ぼく松枝佳紀インタビュー
http://www.tinyalice.net/interview/0907matsugae.html

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2009/07/27

裏返しになったゴッドファーザー

本日千秋楽です。

賛否両論です。

コリッチ舞台芸術の評価機能をそこまで信じているわけではないのですが、やっぱりここまで酷評が多いとへこみますな(^^;

http://stage.corich.jp/stage_done_detail.php?stage_main_id=10478

チャレンジングなことをしている自覚はあるので、評価は割れるのだと思いますが、ここまでなのは予想外で、正直、引きこもりたくなるぐらいへこみました。あやうく、折れかけた心でしたが、昨日沢山の人にお褒めの言葉をいただき、なんとか心折れずにすみました。

昼にはニッポン放送の節丸さんが来てくれて、かなりの絶賛をいただきました。この人は僕の分身のような人だなあとさらに思った次第。いろんなところの隠しメッセージに全部気づいていたから(そう思うといろいろ経験した人にしか拾えないメッセージなのかも)。

夜には山下達郎さんが来てくれて大絶賛していただきました。「裏返しになったゴッドファーザーだね」と。安川と中山のことも絶賛してくれた。これまでも達郎さんとメールのやり取りは頻繁にしていたのですが、飲んであんなにたくさん話したのは初めてで、僕は本当に癒された。もう二度と作品を作りたくなくなるぐらいにへこんでいたから。僕が酷評多くてへこんでいるんですよ、と言ったら、誰がこの作品を酷評するの?どのサイト?なんて気にしていただいて、達郎さん自身は若い時に酷評と戦った経験があるらしく、そんな酷評に負けちゃだめだ、書いた奴の家に行って戦うぐらいのことをしろ(実際、達郎さんは評論家の家に行ったらしい)、みたいに言われました。勇気をもらいました。

しかし、スナックミチコは本当にいい企画だったな。見に来てくれた方々とあんなに沢山普段話せないもの。タイニイアリスは空調とか椅子とか問題はあるけど、ああいうところはいい小屋だね。空調と椅子はどうにかしてほしいけど。

そんなこんなで、本日、あと2公演です。

昨日は夜昼ともにとてもテンポが良かったです。今日もあのテンポが出せますように。刺激の少ない淡々とした芝居なので、で演出的にも芝居をするなという演出をしているので、静かなわけですが、汲み取れるものが必ずあるはずです。そこは自信があります。「家族」のあり方に僕らしい解釈があります。ぜひとも汲み取っていただきたい。

では、新宿2丁目、劇場でお待ちしております。

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新宿タイニイアリスで芝居をします。
本日ラストです。
「溺れる家族」
Photo

詳細は次をクリック。
「観たい」「観てきた」に書き込みよろしくお願いします。

PC
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携帯
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ぼく松枝佳紀インタビュー
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2009/07/26

新宿二丁目らしい混沌とした夜を

全9回公演のうち5回公演が終了し折り返しました。

あと残すところ4公演。

役者ともどもがんばります。

さて、ついにアフタートークも今日が最後です。

最後を締めくくるにふさわしいトークゲストは・・・

DULL-COLORED POPという劇団の主宰で脚本家・演出家の谷賢一さんです。

 

■谷賢一
1982年千葉県生まれ。明治大学演劇学専攻。演劇・映像サークル「騒動舎」28期。
2004年に英国 University of Kent に1年間留学。帰国後に明治大学文化プロジェクト『マクベス』演出を担当。
2005年10月に演劇ユニット DULL-COLORED POP を旗揚げ、主宰としてすべての作・演出をする。
2007年6月自ら立ち上げ、柏市地域活性化プラットフォーム事業に採択された「柏市民劇場CoTiK」で、30名余の市民キャスト・スタッフを統括し、『ロミオとジュリエット』『源氏物語』を翻案上演。
2009年8月14日から17日まで新宿シアターモリエールにて「マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人」を上演予定。
個人ブログplaynote.net:http://www.playnote.net/

 

谷さんは小劇場界で僕が仲良くしてもらっている演劇人のひとり。

菅野くんや和知くんを紹介してくれたのも彼だし、今回急遽タイニイアリスで芝居を打つことになったのも、彼のおかげだし、アロッタファジャイナにとっては縁結びの神って感じだ。

その彼と、僕は勝手に自分が似ていると思っている。

似ているといっても姿形ではなく、戦おうとしているものや、美しいと思っているもの、人間に対する興味が似ていると思っている。

もちろん、そのやり方は当然違っていて、むしろ作家を分けるのは興味であるよりも、その表現手法ではあるが、同じような切り口でこの世界と戦おうとしている人がいるということを知るのは心強く、僕は彼のような演劇人がいることにホッとしているというか、逆にサポーターになりたいみたいな、そんな気持ちすらある。

僕が樋口一葉、ジャンヌ・ダルクという若くして命を絶たれた異性の才能に興味があるのと、谷さんが今度やるマリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人への興味と、似ているが、しかし、違いも決定的にある。ブランヴィリエ侯爵夫人が悪女であったということがみそだ。そしてその興味のあり方は、ほんとうに彼が古典派というか浪漫主義者であることを如実に表している。

もちろん、僕が悪に興味がないわけではないのだけれども、それよりも聖性に惹かれるのだが、彼は悪ゆえに聖性を持たざるを得ない存在にフェティッシュな興味を持ったのだと思う。そういう似ている/似ていない興味を持つ彼が、僕の今回の、超賛否両論の分かれる「溺れる家族」をみてなんていうのか、それが今のところの僕の興味だ。

今回のアロッタのアフタートークは通常よくあるアフタートークと違い、酒を飲みながら、角煮やパスタをつまみながらだらだらと30分もやっている。お客さんの乱入もありだ。トーク終了後もみんなで終電近くまで劇場で飲んでいる。ぜひ、皆さん、劇場まで足をお運びください。新宿二丁目らしい混沌とした夜を楽しみましょう。

では、劇場でお待ちしております。

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7月23日から27日まで新宿タイニイアリスで芝居をします。
「溺れる家族」

Photo

詳細は次をクリック。
「観たい」「観てきた」に書き込みよろしくお願いします。

PC
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ぼく松枝佳紀インタビュー
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2009/07/25

アフタートーク飲み参加あり。

アロッタファジャイナ主宰、作・演出の松枝佳紀です。

さて「溺れる家族」三日目です。

アフタートークのゲストは庭劇団ペニノの主宰タニノクロウさんです。

■タニノクロウ
庭劇団ペニノ主宰、精神科医。
1976年、富山県生まれ。昭和大学医学部卒業。
2000年、「庭劇団ペニノ」を結成・旗揚げ。
劇団名の由来は「ペニス」+「タニノ」。
2003年、医師免許取得。
以後、病院勤務(精神科)と並行して演劇活動を継続。
通常の劇場での公演とは別に、自宅マンションや野外に劇場を建て込んだり、インスタレーションの様な舞台を嗜好するなど常に演劇の枠組みを広げる活動を行っている。
2008年に「笑顔の砦」、2009年に「星影のJr.」が第52、53回岸田國士戯曲賞(白水社)の最終候補にノミネートされた。
2009年12月5日から13日までフェスティバル/トーキョー09秋にて、
庭劇団ペニノ18th「新作・タイトル未定」を、にしすがも創造舎にて上演予定。

タニノさんの芝居は、当然「演劇」なんですが、タニノさんは、その「演劇」を既定のものとは考えずに、絶えず人間の無意識から切り出す(掘り起こす)作業をしていると僕は感じています。

それはわからないですけど、彼が精神科医という別の職業を持っているところからきているのではないかと思っています。

もちろん、そんな単純なことではないと思うし、そう言われるのはタニノさんは嫌だと思うし、実際そうであるというよりも逆、おそらく、精神科医「だから」ではなくて、「だから」精神科医である、ということなんだと思いますが、たとえ逆だとしても、僕の感じていることは同じで、タニノさんは、たぶん、性質として、「周縁」から来ているという感覚を持っている人で、そのことが演劇を絶えず異化しているという気がしています。

だから、小劇場村とか演劇村の人じゃない。住んでいるのは「ここ」だけど「異人」「渡来人」であり続けている。

僕の芝居は、彼の立場から見ると、かなり「俗」っぽい。アイドルを使うし、商業演劇というのをもともと強く志向しているので、「演劇」であることに疑いをあまり挟まずに、とりあえず「演劇」という既定の枠内でなにをどうするかということを考えている。多くの小劇場演劇がそうであるように。

だから今日のアフタートークの対立軸は、意識的に「演劇」を切りだしているかどうか、演劇を無意識に前提にしているかどうかというようなところがまず一つある。

アフタートークは何を話すか決めてないので、そんなことを話すかどうかは分からないですが。

あと、今回「溺れる家族」は、エリート論でもあるわけど、タニノさんの職業である「医者」というのはやはりエリートで、しかも、多くの場合これ世襲制なわけです。「制」ではないけど、「制」っぽいことになっている。これについても、なにか話すヒントがありそうです。

そういう意味では、僕は日本銀行を辞めて芝居とかやってるわけで、「溺れる家族」に登場する波島和則は、「いまさら銀行辞めてコンビニなんかで働けるわけないじゃん」と言っていますが、ぼくはそれをやっちゃってる人で、元エリートでもある。

エリートに関する立場の違いなんて言うのもアフタートークの対立軸になるかもしれない。

あと、タニノさんは「結婚」され子供も確かいるんじゃなかったかな。そういう具体的に「家族」を作ったということによるスタンスの変更なんて言うのもあったんじゃないかと思う。一方僕は銀行を辞め演劇をやるために「離婚」をしたという逆の立場にもあって、そこももしかするとアフタートークの対立軸になるかも。

あと、強引に・・・「庭劇団」というけど、家族って家庭という「庭」をつくるよねという(笑)・・・ま、これは何も生まれそうもない言葉遊びですが(^^;そんなことももしかするとアフタートークの重要な話を生み出してくれるかも。

まぁ、ともあれ、話します。

例によって、芝居のダメ出し(^^;をきっかけにして、話します。

酒を飲みながら、ミチコママの手料理に舌づつみを打ちながら、話します。みなさんも、お酒を飲みながら、飯食いながら、聞いてください。そして参加してください。車座になって話したいです。とても熱くてわけわからないアフタートークにしましょう。21時20分くらいに終演してから23時くらいまでやっています。

問い合わせがあったのですが、アフタートークだけ参加もありです。「溺れる家族」見てない人は1000円+ビールとかおつまみを買ってやってください(^^;。一度見に来た方はビールとかおつまみを買ってやってくれれば入場は無料です。ぜひ新宿二丁目タイニイアリスに遊びに来てください!

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7月23日から27日まで新宿タイニイアリスで芝居をします。
「溺れる家族」

詳細は次をクリック。
「観たい」「観てきた」に書き込みよろしくお願いします。

PC
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携帯
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ぼく松枝佳紀インタビュー
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2009/07/24

「家族」の気配

「溺れる家族」始まりました。

予想外に当日で来られるお客様が多く

大混乱でした。

受付でご迷惑をおかけしたお客様がた申し訳ありません。

ふたを開けてみると賛否両論の嵐です。

しかし何はともあれ、僕らは突っ走るだけです。

ご観劇いただいたら、コリッチにご感想を書き込んでください。

PC
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=10478

携帯
http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_id=14165

よろしくお願いします。

 

さて、二日目。

本日は昼の回、夜の回があります。

昼の回はがらがらなんで(^^;

お気軽に見に来てください。

ということで溺れるアフタートーク繰り広げられていますが

昨日は斎藤学先生と感激のトークができてうれしかったわけですが

観客的にはどうなのかと不安だったのですが

アンケートには面白かったとの意見が多かったのでホッとしています。

斎藤先生ありがとうございました。

 

で、本日のアフタートークゲストは

映画監督の熊切和嘉監督です。

簡単にご経歴を紹介させていただきます。

熊切和嘉
 映画監督。
 1974年、北海道生まれ。
 北海道帯広柏葉高等学校、大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。
 卒業制作『鬼畜大宴会』が「第20回ぴあフィルムフェスティバル」で準グランプリを受賞し話題になる。同作でベルリン国際映画祭招待。またタオルミナ国際映画祭ではグランプリを受賞。
  「鬼畜大宴会」1998年
  「空の穴」2001年
  「夏の花火編〜あさがお」2003年
  「冬の花火編〜妹の手料理」 2003年
  「アカン刑事(最も危険な刑事(デカ)まつり)」2003年
  「アンテナ」2003年
  「揮発性の女」2004年
  「フリージア」2006年
  「青春☆金属バット」2006年
  「ノン子36歳(家事手伝い)」2008年
 最新作「ノン子36歳(家事手伝い)」(主演、坂井真紀)は「映画芸術」の2008年度日本映画ベスト1に選出された。

僕は熊切監督の映画が大好きで、これまた斎藤学さんの場合とおんなじで、アフタートークゲストに出ていただけるとは思っていなかったんですけど、メールをしたら「僕でよければ」みたいなメールをいただき、よければどころか是非に!!とお願いしました。僕は小劇場界だけで意味なく回す閉じたアフタートークゲームは嫌い(意味があれば別)なので、外部の、演劇なんてどうよみたいな場所にいる人との交流の場にしたいわけです。だから昨日は斎藤学さん、今日は熊切和嘉監督。

熊切さんの映画には「家族」の気配があります。直接描かれるのは「アンテナ」だけですが、「空の穴」にせよ「揮発性の女」にせよ「ノン子36歳」にせよ、僕は家族の気配を感じるのです。芝居のダメ出しを聞きながら、熊切監督と「家族」についてお話ししようと思っています。ぜひ見に来てください。

あと、芝居後には「スナック・ミチコ」が開店します。

飲みながら、お客様と話せて昨日はものすごく楽しかった。

ミチコママの手料理も安川のエロカワエプロンも評判でした。

今日もぜひ、「スナック・ミチコ」にお立ちよりください。

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7月23日から27日まで新宿タイニイアリスで芝居をします。
「溺れる家族」

Photo

詳細は次をクリック。
「観たい」に書き込みよろしくお願いします。

PC
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携帯
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2009/07/23

君は現代の家族の問題をなめている!

本日、初日があけます。
「溺れる家族」
http://www.alotf.com/

今回
アフタートーク・ゲストが
毎日すごい。

初日の今日は
齋藤学(さいとう・さとる)さん
をお招きします。

斎藤さんが僕の芝居のアフタートークのゲストと出ていただけると了承していただいた時の驚きはでかかった。

声をかけた本人がなにを言うかと言う話ですが、齋藤学さんと言えば、精神科医で、家族機能研究所の所長で、家族問題の研究と治療にあたっては間違いなく日本医学会の第一人者なわけで、その方に、来ていただけるなんて恐れ多いというか、しかも「家族」の話を見せてしまいアフタートークにゲストとして出ていただくなんて、どういうことだという話ですよ。やばいわけですよ。

簡単に経歴をご紹介させていただきます。

斎藤学(さいとう・さとる)
 精神科医、家族機能研究所所長。
 1941年東京都生まれ。
 1967年慶應義塾大学医学部卒。
 同大助手、フランス政府給費留学生、国立療養所久里浜病院精神科医長、東京都精神医学総合研究所副参事研究員(社会病理研究部門主任)などを経て、1995年9月より、家族機能研究所代表。
 医療法人社団學風会さいとうクリニック理事長。
 医学博士。
 日本嗜癖行動学会理事長、同学会誌『アディクションと家族』編集主幹。
 日本家族と子どもセラピスト学会理事長、特定非営利活動法人日本トラウマ・サバイバーズ・ユニオン(通称・JUST)理事長。
 日本子ども虐待防止学会顧問。
 著書に
 『「家族」という名の孤独』
 『「家族」はこわい』
 『家族の闇をさぐる』
 『男の勘ちがい』
 『自分の居場所の見つけかた』
 『家族パラドクス』
 『「家族神話」があなたをしばる』など。
 訳書に
 『父-娘 近親姦』
 『シークレット・トラウマ』他。
 最新刊『ヘンでいい。-心の病の患者学』(共著)

こんな方です。
すごさが伝わっているでしょうか。
ちなみに『「家族」という名の孤独』は斎藤さんのご著作の中でも、僕も一番に好きな本で、この本は読んでいて戦慄します。

だから、こんなすごい方をアフタートークに呼んでしまって、どうなることかとすごい心配・・・あわわ、興奮しています。いや、「君は現代の家族の問題をなめている!」とか怒られたらどうしよう!というか怒られるアフタートークはそれはそれでオツなのか?わかりませんが。

それはそうとして、僕は、僕たちは、出せるモノを全部出します。怒られようがなにしようが、今日の、これ今が僕らのすべてなわけで、その意味でもチャレンジしています。無難にいいお話を書こうなんて思っていません。僕たちのぎりぎりを出そうと思います。

ぜひ見に来てください。
あと、終演後
うちの劇団員ナカヤマミチコが
劇場内で「スナックミチコ」開店します。
飲みながらアフタートークを聞いていただくのもよし
アフタートーク後、
僕や役者をひっつかまえて熱く議論をするのもよし
そういう意味でも、芝居後、アフターも楽しんで言っていただきたいと思っています。
なにやら軽食も出るようです。
ナカヤマと井川の料理の腕前はすごいのでこちらも楽しみにしていただけるとうれしいです。
なんて書いていたらお腹がすいてきた。
今日、ナカヤマが楽屋で作ってくれたタラコパスタは絶品でした!
井川もケーキを焼いてきてくれて、これも最高!


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本日7月23日から来週27日まで
新宿タイニイアリスで芝居をします。
「溺れる家族」

詳細は次をクリック。
「観たい」に書き込みよろしくお願いします。

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2009/07/22

溺れる美術におぼれる。

ついに「小屋入り」しました。

10時間後には「場当たり」を行います。

そして翌日には「ゲネ」「本番」

ついに「初日」があけます。

すべてが秒読み状態です。

 

アロッタファジャイナ第12回公演

「溺れる家族」

in新宿タイニイアリス

ぜひ見に来てください。

 

いろいろ見どころあるわけですが

今回、「美術」素敵です。

いつも素敵なんですが

今回、ぼく一番好きかも知れない。

もちろん、新国立劇場でやった「ルドンの黙示」の廃墟セット(ガザ地区の紛争廃墟をイメージしてもらった)も好きだし、モリエールでやった「今日も、ふつう。」のオーソドックスミステリーな赤川次郎的クラッシックセットも好き。

なんですが、今回、僕的には「超」好きです。

あの大きさ、雰囲気・・・

タイニイアリスとこんなにもマッチしている美術はないんじゃないかな。

しかも、

今回衣装と舞台美術にはある共通点があります。

演出家の僕が言うのもなんですが

あの共通点は偶然です。

美術と衣装がおのおの「溺れる家族」の台本イメージから喚起されたあるイメージを具現化したら、共通してしまったということなんですが、この共通の仕方がまた素敵なんです。ぜひ見ていただきたい。あれは観客を世界におぼれさせるにふさわしい舞台空間を生み出しています。

舞台美術は「偽伝、樋口一葉」からずっと小池れいさんなんですが、いつも、僕の性格のせいなんですが、彼女には予算の無いなか無理難題をふっかけもめて申し訳ないと思っているのですが、今回の美術は、かなり素敵です。

ちなみに、共通点の、衣装部分は僕が一人でせっせと塗りました(^^;

だから昨日小屋入りしてみて、美術を目の当たりにして、ここまでマッチしているかと驚いたわけで、あした全員が衣装を着てあの美術の上で芝居をするのを見るのが楽しみです。

映画の美術もそうなのですが、本気であればある程、その上で演じる役者の本気を引き出します。あの美術は本気の「溺れる家族」を引き出してくれると思います。

みなさんぜひ見に来てください。

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7月23日から27日まで新宿タイニイアリスで芝居をします。
「溺れる家族」

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詳細は次をクリック。
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2009/07/12

戦争が永遠に終わった空でマイケル・ジャクソン復活のコンサートが始まる。

いや、またブログ書けてなかった。

もうこんなに絶望的になる締切ラッシュはなかったんですよ。

今もそれは続いているけど、芝居の台本が一応かけたので少しだけホッとしています。

が、今回の芝居はとくに演出が命なので、これから一週間でどれだけ突っ込めるか。

がんばりますよ。

 

ブログをさぼっている間にいろいろ、あった。

マイケル・ジャクソンが死んだ。

ピナ・バウシュが死んだ。

長谷部安春が死んだ・・・。

死んでばっかりじゃないか。

どういうことやねんというね。

 

でも、僕はマイケル・ジャクソンは死んでないと思うんだよね。

10年後ぐらいに生き返ってくると思う。

 

世界が終りそうなその日に彼は戻ってくる。

戦争と犯罪と飢えと貧困と憎悪と嫉妬と狂気、

明日にも全面戦争で地球が終わってしまいそうなその日。

誰かが最後の引き金を引こうとするその瞬間。

全地球のあらゆる機械が動かなくなる。

太陽が陰り、地球は闇に包まれる。

みんながおびえて、表に出る。

空に文字が浮かび上がる。

STOP THE WAR

「もしあなたがたが戦争を止めるなら、再び僕は歌うだろう、MJより」

今にも銃を撃ちそうな兵士たちが空を見上げ言う。

「MJ?」

「MJ?」

そのささやき声は戦場に響き渡る。

マイケル・ジャクソン?

まさか・・・

しかし、もしあなたなら

あなたなら、あなたの歌がまた聞きたい・・・

兵士たちが銃を撃つのを止める。

あなたの歌がまた聞きたい。

空を見上げる。

みんなが空を見上げる。

人類が誕生して初めて戦争の音が途絶える。

彼の歌が聞きたい。

あの天使の歌を。

もう一度。

すると

「ありがとう」

空にMJの声が響く、沈黙、そして、刻まれるビート。

ド派手な照明。

戦争が永遠に終わった空でマイケル・ジャクソン復活のコンサートが始まる。

マイケル・ジャクソンは生きている。

戦争を止め、人々を救う。

それができるのは彼だけだから。

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7月23日から27日まで新宿タイニイアリスで芝居をします。
「溺れる家族」

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2009/07/02

「せりふの時代」8月号

僕の書き下ろし短編戯曲が載っている雑誌「せりふの時代」8月号(小学館)が発売になりました。

ほかにも別役実先生、岩松了さんなどそうそうたるメンバーが短編戯曲を書きおろしています。

僕の戯曲掲載あるなしは別にして手元に置いておきたい一冊です。

是非!

: せりふの時代 2009年 08月号 [雑誌]

せりふの時代 2009年 08月号 [雑誌]
僕の書き下ろし短編戯曲「奇蹟」が、別役実さんや岩松了さんら大先達の書き下ろし短編戯曲とともに掲載されています。演劇関係者、物書き必携の一冊です。

[特集]「短編戯曲の饗宴」収録作品

1.別役実『或る昼下り』(書き下ろし)

2.岩松了『お仕置きの壺』(書き下ろし)

3.樋口ミユ『パレード』(書き下ろし)

4.北村想『葬儀委員長もまた死す』(書き下ろし)

5.小松幹生『思い起こせば』(書き下ろし)

6.小川未玲『キニサクハナノナ』(書き下ろし)

7.土田英生『強がる画家たち』(書き下ろし)

8.川村毅『ハイ・ヌーン』(書き下ろし)

9.加藤一浩『雷鳴』(書き下ろし)

10.わかぎゑふ『フルートの行方』(書き下ろし)

11.佃典彦『ランディおじさん』(書き下ろし)

12.生田萬『パンデミック』(書き下ろし)

13.棚瀬美幸『そして、一人は自殺することをやめた。』(書き下ろし)

14.松枝佳紀『奇蹟』(書き下ろし)←ぼくっス

15.アヤ・オガワ『泥を食らえ』(書き下ろし)

16.鄭義信『空き地にて』

17.青木豪『僕の好きな先生』

18.鹿目由紀『信号の虫』

19.はせひろいち『空の匂い』

20.内藤裕敬『千切れ雲』

21.坂手洋二『雪を知らない』

22.平田オリザ『働く私』

23.斎藤憐『ヒーロー』

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7月23日から27日まで新宿タイニイアリスで芝居をします。
「溺れる家族」

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ぼく松枝佳紀インタビュー
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