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2009/05/17

山崎努さんならそう言う。

行ってきました

ナグラチーム旗揚げ公演

「魂℃OUT~ソウルドアウト~」

(PC)
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=13228
(携帯)
http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_main_id=9803

・・・

これから見に行くお客さんのために・・・

最初の30分は我慢してください。

途中から面白くなります。

ていうか

いろいろもったいない公演でした。

(もちろん、僕が見たのは16日14時の回であって、ほかの回はもっと全然面白いのかもしれませんが)

「最初の30分は我慢してください」

ということは30分は寝てていいのかというと

そういうことでもない。

なにより最初の30分に

後半の重要な伏線(あるいは本線?)が含まれるからです。

寝てちゃダメ。

しかし、その割には、あの30分は苦痛です。

なので、終演後、木田くんにダメだしをしました。

あと、暗すぎ。

人間の表情が見えないと芝居は情報量がガタ落ちします。

もう照明テロっていうぐらいに暗すぎ。

あの照明では、いいシーンも死んでしまいます。

とくに後方の席ではあの照明による情報量の減退は致命的でしょう。

これも指摘したので、おそらく昨日の夜公演から多少は改善されているでしょう。

ルドンチルドレンとか言っているから、もう他人事じゃなくて

「ああ、なぜ、事前に通しをみてやらなかったのか」

と、見ながら大反省でした。

自分のところはさておき、他人の問題は見えるものです。

確実に、僕がゲネを見ていれば、明らかな悪い部分はもっと早く指摘してやれた。

そういう意味で言うと、ゲネの必要性と言うか、他人視点の必要性と言うか、それを凄く感じました。

今回公演ほど、アンケートに意味のある公演はないのではないか?

みなさん、見に行ってやってください。

そして、アンケートに具体的ダメ出しを羅列してやってください。

くだらない褒め言葉なんていらない。

具体的なダメ出しが、確実に次の芝居をよくする。

そんなことが信じられる芝居です。

(ちなみに僕の芝居では褒め言葉だけ欲しいです)

木田君のやろうとしていること(やろうとしてやりきれていないこと)は、ほんとうに素晴らしくて、身内だから言うのではないけど(身内だから言ってるんでもあるんだけど)、僕は今回の公演で、木田友和という人間が日本の芸能界の未来に確実に必要な存在であることが確信できました。だから、それだけに、おしい。もったいない。

ある意味、これを次につなげられるかどうかが、日本の未来を占うと言ってもいい(言わなくてもいい)。

温かく見守ってくれということじゃない。

厳しい目で、具体的に指摘してやること。

それを確実に明日につなげること。

それがどんなに大事なことか分かります。

木田友和をつぶしてはいけない。

今回公演、あれれなところがあるとすると、それは木田君の脳内構想がおもしろすぎるから、それに木田君の技術とか役者やスタッフがついていけていないのだと思う。(あるいは問題点がわかってるのに他人事として放置している怠け者、あるいは確信犯的裏切り者が身内にいる可能性もある)

お定まりのいい芝居をうつよりも、このような妄想力全開の作品をつくってこけている木田君は素晴らしい。そんな言い方されても木田君や関係者はうれしくないだろうが。

だが空回りしている。

木田君の構想の素晴らしさを見抜いた者は、どこがどうだから空回りしているのか、を指摘してやらねばいけない。その指摘は確実にこの芝居を良くする。

もちろん、根本的問題は僕も言わなかった。

言っても、公演期間中には直せないからだ。

だが、公演が終わったら言う。

台本片手にダメ出し会だ。

木田君がやりたいと言うかどうかわからないけど、やる。そこまで僕がかかわる意味がわからない。わからないが、やる。もはや、あれは木田君の芝居じゃない。僕のだ。そんぐらいの勢いだ。

ひるがえって、「これは木田の芝居じゃない、僕の芝居だ」そう思う出演者、スタッフがもっといれば、この作品はもっと良くなるはずの芝居だ。よくわからないが山崎努さんならそう言いそうだ。「これは木田の芝居じゃない、僕の芝居だ」観客がそう思ったっていい。その思い込みはストーカーの入り口だが、その入り口にだけ、日本の明るい未来がある。と僕は思う。

国政選挙で一票を投じるよりも、木田友和の芝居をみて、アンケートにひとこと具体的なダメ出しを書く。そのほうが日本の未来を素晴らしいものに変えると僕は信じる。

なので、見に行ってやってください。

・構想はすばらしい。

・しかし各所で構想がすべっている。

・それを指摘することができる参加型エンターテイメントと考えれば、これほど面白いものはない。

・その代り、この参加型エンターテイメントに参加した人は、今後とも木田友和を追跡し時に褒め時にダメ出しをし育てる義務を負う。

・それをちゃんとやった人には20年後偉くなった木田君から何らかの配当を受けることができる。

・しかし、その配当は「スマイル0円」の可能性が高い。

 

ナグラチーム旗揚げ公演

「魂℃OUT~ソウルドアウト~」

西池袋GEKIBA、5月18日までやっています。
(場所わかりづらいんで、かならず地図を片手に)

--------------

5/17(日)14:00/19:00
5/18(月)16:30
受付、開場は開演の1時間前

TICKET
前売・当日、共に2,500円
当日、ご来場頂いたお客様全員に『チケットムービー』プレゼント!!

CAST
のしほラディン
沼田大輔(NT)

加藤沙織(エクスィードアルファ)
磯村智彦
井川千尋(アロッタファジャイナ)

田中裕二(エムキチビート)
峯尾晶(アロッタファジャイナ)
辻井拓(NT)

山本律磨(エクスィードアルファ)
田中まな(NT)

渡辺慎平(劇団 昴)
高野亜沙美
太田守信

舞台監督:ナグラタケオ
照明:元吉庸泰(エムキチビート)
音響:松木優佳
音楽:星貴也、左高英明
カメラ:田口敬太
映像:ナグラチーム
舞台美術:高橋謙介
宣伝美術:平塚勝次
制作:松島瑞江(エムキチビート)

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