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2009/04/28

「POWER RIDER」第2話と成田組などなど

舞台「偽伝、ジャンヌ・ダルク」が終わり

それぞれの時間を生き始めている。

劇団員の井川千尋峯尾晶

木田友和率いるナグラチームの旗揚げ公演に参加。

そのための稽古に日々いそしんでいる。

ナグラチーム「魂℃OUT~ソウルドアウト~」

ナカヤマミチコは金子組の次回作にキャスティングされた。

安川結花は伝説的名作「1999年の夏休み」(金子修介監督)のプロデューサーである成田さんが監督をする耽美的な芸術映画に準主役として参加、すでに撮影も始まっている。

安川結花は、なんと少年役である。

舞台「1999.9年の夏休み」の時も少年だった。

最近伸ばし続けていた髪もバッサリと切った。

髪を切ったのは劇団員の峯尾晶である。

ちなみに成田さんのこの作品には、

劇団員の乃木太郎峯尾晶、斉藤新平も参加の予定である。

僕、松枝佳紀も、いくつかの映画、舞台と目白押しで

締切締切と、ひーこら言っている。

5月2日夜にはダルカラードポップ「ショート7」のアフタートークにも出る。

そんな中、

明日、というか今日、

サイエンスチャンネルで

劇団員の乃木太郎が主演、

安川結花がヒロイン、

斉藤新平が敵役(笑)

と言う、総アロッタ色の連続ドラマ、第2話が放送される。

題して

POWER RIDER

ネットでも視聴することができる。

(次のページにジャンプ→ここをクリック

パワー・ライダーなんてタイトルを聞くと

仮面ライダーのパクリかと思うかもしれない。

当然、念頭にはあるのだろうが

たんにパロディーに終わらない面白さである。

お時間ある人は見てみてほしい。

1話14分と食べごろサイズだ。

サイエンスチャンネルであり

文部科学省が後援である。

老老介護時代の到来をにらみ

開発される人体装着型コンピューターあるいはロボット

これを悪用しようとする者たちと

その技術を守ろうとする者たちのドラマである。

芝居でおなじみの

乃木太郎安川結花、斉藤新平の映像での芝居が楽しめる。

シャア・アズナブルの声をやっている池田秀一さんも共演だ。

それだけでなく

さすがに文部科学省が後援。

話の内容も、ためになる。

ぜひ、見てほしい。

以下は、成田組に参加している安川結花

●髪を切る日ドキュメント

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●撮影初日ドキュメント

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2009/04/25

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」舞台写真(その三)

舞台写真お披露目の続きの続き。

(以前の写真はこちら→(その一)(その二)

まずは、(その一)でも紹介したシーンだが

ジャンヌ・ダルクが王太子シャルルに会いにロシュ城に向かう途中

シノンの旅籠に泊るところ。

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まだ、ジャンヌ・ダルクはなんの奇蹟も起こしていないのに

神の使いとして噂が先行し

旅籠の前にはすでに人だかりができていたと言う実話。

今回、ぼくらの芝居、ダブルキャストなので

チーム・ブルーは(その一)で紹介したように

VIP待遇のジャンヌの写メをなんとか撮ろうと市民たちがするのをボディ・ガードが守ろうとする(マイムで、新平から携帯を取り上げ、折っている(笑))。

一方、ここの写真はチーム・ホワイト。

きわめて素直に、みんなが聖女としてあがめていると言う風景。

チーム・ブルーは変化球で、チーム・ホワイトは直球。

そういう感じでわけて演出をしてみていた。

しかし、やはり何よりも面白いのは

史実としてのジャンヌ・ダルク。

奇蹟を起こす前から、ものすごい人気者だったということである。

そして、たいてい先行期待が膨らむと結果は失望しか生まないが

ジャンヌ・ダルクは見事にオルレアンをたった4日で解放してしまうからすごいのである。

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次の写真は、(その二)の最後で詳述した極悪人ジル・ド・レとその母親の図。

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(その二)の写真は、チーム・ブルーのもので、斉藤新平が演じていたが

こちらの写真は、チーム・ホワイトで、ジル・ド・レは峯尾晶が演じている。

峯尾はアロッタに入ってちょうど一年になるが、成長がもっとも目覚ましい役者である。

芝居の稽古が彼を成長させていると言うよりも、人間的衝突が彼を成長させている。

内面が成長すると芝居も成長し、そして顔も変わる。

その例が彼、峯尾晶である。

峯尾や安川と接していて、僕は自分の演技論を固めつつあるが、最近は人間作りみたいな不遜な分野へ足を踏み出してしまっている感がある。演技はテクニックではなく、生き方だと思うからである。最近はそう思うようになってきた。

と、脱線したが写真。

ジル・ド・レの母親役は、神の声だけで手いっぱいのはずのナカヤマミチコが演じている。

堂々たる母親で、ほとんど僕は何も演出をしていない。

何をやりたいかを察知する能力が高いと言うのもナカヤマミチコの優れた長所である。

そして、このシーンは、あえて、ピエール・コーションとその母親の図、それから、最初の戦闘後の、死せる無名兵士とジャンヌ・ダルクの図に似せている。

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」という物語は、「息子と母の物語」であることを観客の無意識に植え付けるためである。

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次の写真は王太子シャルルが、ついにランスの大聖堂でフランス国王シャルル七世となる戴冠式の様子である。

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上がチーム・ホワイトのシャルル、劇団員の乃木太郎。

下がチーム・ブルーのシャルル、竹内勇人。

このシーンは僕は本当に大好きで感動する。

どんなにかジャンヌ・ダルクもうれしかったことだろう。

王太子シャルルをランスで戴冠させるなんて、半年前には不可能だと、だれもが思っていたのにである。

田舎町の小娘が、その偉業を成した。

これを奇蹟を呼ばずして、なにを奇蹟と言うのか。

以前の記事ですがこれをみてください。

美しき狂気

ランスへ行くことがどれだけ無茶なことだかわかるはずです。

そしてそのすべてをジャンヌ・ダルクの狂気が導いたのです。

(オルレアンの勝利後、フランス王軍の将軍たちはみなノルマンディ攻めをしようという意見でした。が、ジャンヌ・ダルク独りがランス行きを主張したのです)

で、政治的にいえば、ランスの大聖堂は、フランク王国の始祖であるクロヴィス1世が戴冠をした由緒正しき場所です。パリの大聖堂のほうが立派でしたが、この由緒ある土地で戴冠をさせる必要があったのです。そして、実際、ここで戴冠をしたシャルル7世の威光は、ヘンリー6世があわててパリで戴冠をしても、揺るぐことはなかったのです。もしも、シャルルがランスで戴冠をしていなかったら、その後のフランスの勝利はなかったとも言えるわけですから、このランスでの戴冠というのがいかに重要かということは主張してもしすぎることはないと思われます。

で、この戴冠式のシーンが素敵だったのは、おごそかであったこと。

マイムですべての儀式は行われましたが、聖油の塗布から、王のマントを羽織うところ、手袋をはめ、その上から王の指輪をするところ、そして戴冠、本物の戴冠式の順序で行われました。

そのこだわりなんか、観客たちは戴冠式の順序なんて知らないはずで、どうでもいいはずですが、しかし、これをやったことで、胸に迫るような本当の戴冠式ができたと信じています。

芝居前半の情けないシャルルが、本当の王になっていく様を観客もそれこそ体感したはずです。

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今回の芝居は一人が何役も衣装替えもなくやると言うものでしたが、このシャルル七世を演じた役者は、シャルルの幼馴染みである、ル・バタール・ド・オルレアン、オルレアンの私生児をも演じることになります。

僕自身は、シャルルが書いた書状がそのままバタールのところに届くシーンが大好きでした。手紙を出した人と受け取る人とが同じ。観客を混乱させないようにできたんじゃないかと思っていますが。ま、混乱してくれてもいいのですけど。

で、そのバタール。

本当は、シャルル、バタール、アランソン、この三人は子供のころからの仲なので、そこを書きたい気持ちもあったのですが、芝居が長くなってしまう。しかもジャンヌ・ダルクと関係のないところで。との気持ちから書きませんでした。

とくに、晩年、アランソンはシャルルに反旗を翻し、地方豪族の乱、プラグリーの乱をおこしますが、これはバタールによって鎮められ、バタールによってアランソンは逮捕されることになるのです。この三人の思いを考えると胸が張り裂けそうです。が、ジャンヌ・ダルクの本筋には遠いため、さらりと触れるにとどまることになりました。

以下の写真は、そのバタールが、オルレアンでジャンヌと初めて会うところです。

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いきなりビンタされるというのは僕の創作ですが

しかし、ジャンヌがル・バタールにとった対応はほぼこのようなことで

このあたりから、ジャンヌ・ダルクは勇ましいと言うか、男たちに怒ることが多くなってきます。史実として。

で、その怒りが空回りしていない。

怒られた男たちはシュンとはなるのですが、でもジャンヌの正しさについていく。

で、頑張ったら、ジャンヌが心から褒めてくれる。

うれしい。

ジャンヌに褒められたいがためにがんばる。

兵士たちは、ジャンヌの前に純粋無垢な子供のようになったのだと思うのです。

で、実はここがむつかしい。

舞台上、ジャンヌ・ダルクと言っても

実は安川結花であることには違いがない。

安川の怒りにみんなが内心反発を感じていると、表面上いくら、ジャンヌに従う男たちを演技していても、観客は馬鹿じゃないので、見抜いてしまう。

ここで、僕らはとんでもない所にぶつかってしまった。

演じるんじゃダメなのです。ならなければダメなのです。

本当に、安川結花がジャンヌ・ダルクにならなければ、男たちは屈服しない。

安川結花をジャンヌ・ダルクにする。

それが無理なことは承知のうえながら、挑戦をする道を選びました。

芝居的に派手なシーンを作るのではなく、普段のやりとりから、なんてことない会話から、人々がジャンヌを慕い崇めている、その感じを普通にだせたら。でなければ、奇蹟はあり得ないこととして、絵物語としてしか人々に響かない。普通に安川結花が奇蹟を起こせる肉体にならなければ、観客は、奇蹟を、ほんとうに起こったこととして受け取ってくれない。

実際、それができたかどうかは観客の感じ方にゆだねます。

が、今回、異常なチャレンジをして、それができた部分もあった。

ということは確実に言えます。

このル・バタールをビンタするシーンがそのいい例だろうと思います。

安川結花が安川結花であっては成立しないシーンだからです。

安川結花が安川結花にすぎなかったと言われることもあるのですが、いえいえ、安川結花なら、あそこでビンタしたあと、空回りがはじまるのです。空回らない安川結花になる。これがどれだけ安川に人間的成長を要求したか。で、あの安川が安川に見えたということ。それが何よりも成長の証しであろうと思うのです。

と言う感じで、修行のような稽古だったなあと今更ながらに思います。

で、写真。

以下は、裏切りのシーンです。

誰が誰を裏切るか。

ジャンヌによって王となったシャルルがジャンヌを裏切るのです。

手前の後ろ姿が安川ジャンヌ。

立っている青い衣装が竹内シャルル。

そして奥のひざまづいているのが青木アランソン。

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ジャンヌ貢献で、王となったシャルルは

大改革を進めることを心に決めます。

側近のラ・トレムイユ一党を排斥し

宿敵であったブルゴーニュ侯と手を結ぶ。

そしてフランスを統一し、イングランドを大陸から追い出す。

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そのことを告げられたアランソンは喜びます。

シャルルが王として目覚めたのです。

「やはり、あなたは王たる王だ!」

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幼き頃よりシャルルを支え続けてきたアランソンにとって

シャルルの王としての目覚めは何よりもうれしいことでした。

シャルルは言います。

「あの乙女のおかげだ」

あの乙女・・・ジャンヌ・ダルクのおかげだと。 

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アランソンもうなづく。

ジャンヌがいなければ、今はなかったのだ。

そして、シャルルに聞く。

「ジャンヌにこのことを報告しましょう」と。

だがシャルルは暗い顔で言う。

「このことはジャンヌに伝えてはならない」

驚くアランソン。

「どうしてですか?」

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尋ねるアランソンに、シャルルは恐るべき計画を伝える。

「ジャンヌをおとりにする」

「…おとり?」

アランソンには意味がわからない。

シャルルは淡々と答える。

内心は彼だってジャンヌを裏切りたくはないのだ。

シャルル

「いまやイングランドは、フランスを目の敵にするというよりも、

 ジャンヌ・ダルクだけを敵のように思っている。

 だから、それを利用するのだ」

アランソン

イングランドが、ジャンヌに目を奪われている間に…」

シャルル

こちらはブルゴーニュとの和議と、

 それに先立つラ・トレムイユ一党の排除をすすめる」

アランソン

「……」

シャルル

お前が誰よりもジャンヌのこと可愛がっているのは知っている。

 だが、フランス統一のためだ。

 それに、これこそがジャンヌの願っていたことのためなのだ。

 いいな、協力してくれるな?」

アランソン

「……」

アランソンは長い沈黙を経て答える。

「……わかりました」

ジャンヌがもたらしたランスの戴冠により、

シャルル七世は本当の王となっていた。

そして、

シャルルはジャンヌ・ダルクを見捨てたとそしられながらも、

ジャンヌ処刑後4年目にして、ラ・トレムイユ一党を排斥し、

追放されていたリッシュモンを政権に呼び戻すと、

ブルゴーニュ派と正式に和議を結ぶことになる。

そして、翌年パリを奪還、

祖父シャルル5世の改革をも上回る

税制、軍政、財政における大改革を行い

フランス絶対王政の基礎を作った勝利王となるのです。

死したジャンヌはそれを天界から見ています。

やさしく笑いながら。

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上は火刑に処されるジャンヌ・ダルクです。

「今日も、ふつう。」では本物の炎と見間違うようなライトを使いましたが

今回はシンプルに赤いだけの明かりです。

登場人物全員が詩のように輪唱するト書。

すべては観客の心の中に本物を作るためでした。

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火刑に処され死したのち

火刑に処したこと自体を

たとえばヘンリー6世の側近たちは後悔します。

そして、当の本人たるピエール・コーションも苦悩します。

これまで劇を見続けてきた白磁のトルソー

ジャンヌ・ダルクの胸像が動き出します。

ピエール・コーションの罪を許すために。

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ピエールの心にはずっとわだかまりがありました。

「なぜ神は私ではなく、あんな小娘を選んだのか」と。

ジャンヌはピエールに言います。

「違うのよ」

「?違う?」

「神は選んだのよ、あなたを。私を選んだようにあなたを選んだのよ」

「・・・神が選んだ?わたしを・・・」

そう。あなたを選んだの。
ううん。神はみんなを選んだの。
シャルルさまも、アランソンさまも、ジルも。
みんなみんな。神様がこの世に選んだ神様の子供なの。
だから、聞こえるはず。
耳を澄まして。
聞こえるわ。
神様のお声が。
きっと。」

そして、ピエールはついに神の声を聞くことになったのです。

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「偽伝、ジャンヌ・ダルク」は、そんなお話でした。

最後に集合写真。

まずはチーム・ホワイト(衣装ラフバージョン)。

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そしてチーム・ブルー(衣装フォーマルバージョン)。

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「偽伝、ジャンヌ・ダルク」舞台写真(その二)

舞台写真お披露目の続き。

(その一はこちら→舞台写真(その一)

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↑これは、ジャンヌ・ダルク最初の戦闘の後のエピソード。

戦場に一人残り、戦死した兵たちの間にたたずむ。

虫の息で生きていた一人の兵士がジャンヌ・ダルクを母親と間違って頼み込む。

敬虔なクリスチャンである彼は母親と翌日の5月5日の昇天祭は一緒に教会に行こうと約束をしていた。

ジャンヌは兵士の母親となり、彼が幼き日に唄っていた昇天祭の歌をうたってやるのである。

兵士は母の歌声を聴きながら静かに微笑み、そして息を引き取った。

この兵士はセリフはないながら重要な役で、チーム・ホワイトでは劇団員の峯尾晶が、チーム・ブルーでは斉藤新平が演じた。写真は斉藤新平バージョンである。

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そして、「人が人を殺す」という戦場の現実を目の前にし

ジャンヌ・ダルクが戦争の意味を見失いそうな所に

現れたアランソン候ジャン二世がジャンヌを叱咤する。

累々と広がる屍の山を見渡しアランソンがジャンヌに言う。

「これが神のご意思なのでしょう?」

ジャンヌも戦場を見回す。

フランス人、イングランド人

たくさんの男たちが死んでいる。

それぞれ胸の十字架に手を当てながら。

だって、明日は昇天祭だったのだから。

なのに・・・死んでしまった。

だが、それさえも神の意志・・・

「・・・・・・」

そう、これが神のご意思。

たとえ人間にとっては過酷なこの景色でさえ神のご意思・・・

ジャンヌは涙を拭き立ち上がります。

明日は昇天祭です。彼らのために一日喪に服しましょう。決して鎧は着てはなりません。決して剣を持ってはなりません。神に懺悔し、イエス様の昇天を静かにお祝いいたしましょう。そして、あくる5月6日は再び戦場に立ちましょう。」

そして、ジャンヌの一番の理解者であったアランソン候に向かって感謝の言葉をささげるのです。

このジャンヌの一番の理解者アランソン候ジャン二世を演じるのはチーム・ホワイトは若宮亮。そしてチーム・ブルーは劇団員の青木ナナ。ここはダブルキャストながらも、男優と女優によるダブルキャストで、味わいが非常に異なり、まったく色の違う芝居を見せつけられることになった。非常に面白い試みだと自画自賛である。ちなみに写真はチーム・ブルー、青木ナナのバージョン。

(ジャンヌが初めて先頭に立った5月4日の次の日が昇天祭であったのは事実で、そして、その日はジャンヌたちは戦闘に出ずに、死者たちのために昇天祭を祝ったのも事実です。)

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↓次の写真は、ヨランドとその娘マリー。

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マリーは、シャルル王太子の妻。

ヨランドは、そのマリーの母親である。

ヨランドはジャンヌ・ダルクの影の支援者として目される人で、僕の劇でも、娘マリーを操り、また娘婿であるシャルルを励まし、ジャンヌ・ダルクの奇蹟を演出しつつ、フランスを立ち直らせる影の策士として描いている。

なぜ、ジャンヌ・ダルクの奇蹟を純粋に奇蹟として描くのではなく、ヨランドの策として描いたのかと言うと、二つの要因がある。ひとつには、やはり史実にあまりにもヨランドの影が濃いということである。実際、ボードリクールの守備隊長ロベールがジャンヌに力を貸すのは確実にヨランドの指示があったはずなのである。もうひとつには、たとえどのような人為的な作がめぐらされていたと言っても、ジャンヌ・ダルクの起こした奇蹟は奇蹟であると疑いえないような大事業であったからである。彼女の奇蹟をほんものとして観客に受け入れてもらうには、極力嘘っぽい話は除くべきだと考えた。そしてヨランドがジャンヌを支持したとしても、もしもジャンヌが単なる農家の娘にすぎないならば、あんな勝利をもたらせるはずがないのであって、たとえヨランドがなにをしてもジャンヌの奇蹟性は燦然と輝いている。

ちなみに、王太子シャルルにはアニエス・ソレルという愛妾がいたということは有名なことであったが、今回は、その話をすると話がソレル(笑)ということで、シャルルは愛妻家というように描いてみた。

このシーンも、チーム・ホワイトとチーム・ブルーでだいぶ違うシーンになった。

チーム・ホワイトでは、マリーを加藤沙織、その母ヨランドを若宮亮が演じた。(写真はこのホワイトバージョン)

チーム・ブルーでは、マリーを白木あゆみ、その母ヨランドを青木ナナが演じた。

先の、アランソン候ジャン二世を演じた役者が性別を違えてヨランドを演じるわけだが、これが非常に面白いことになった。

イケメン若宮亮君ははじめての女役となり苦戦をしていたが、本番にはきっちり妖艶なヨランドを演じることになる。ここでは話せないような苦労がたくさんあるのである。

また衣装替えも小道具替えもなく、ヨランドからアランソンに切り替わるシーンは、観客をあっと言わせたようだ。演技力だけで別人、しかも女から男に変わるのだ。これは見ていても気持ちのいいシーンになった。

また、そのヨランドの娘マリーは、チーム・ホワイトとチーム・ブルーでは全く違う役作りになった。

加藤沙織演じるマリーは写真のように、あたまにリボンを結んだガキんちょである。ケンケンパをして遊んだりもする。

なかなか弾けない加藤沙織に業を煮やした僕が「じゃりん子チエでいけ」と思いつきで指示したのが始まりで、しかし、結果としてなかなかキュートなマリーになった。加藤沙織のかわいらしさも引き出せたのではないだろうか。

いきなりマリーの役作りが変わってヨランドを演じる若宮亮、シャルルを演じる乃木太郎は苦労したと思うが、最終的には三人とものりのりで、非常に明るく楽しいシーンにしてくれた。

ちなみに衣装スーツであるが、これ、フォーマル・バージョンでの芝居である。

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↓次の写真は、フランス国王軍の元帥ジル・ド・レと、娼婦ジャンヌ。

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ジル・ド・レは少年を何百人と殺した殺人鬼として有名だが、ジャンヌ・ダルクの側近であったというのも事実。

僕は依然、別の劇団で座付作家をしているときに、ジャンヌ・ダルクとジル・ド・レの恋話を書いたことがある。そして、この二人を何とか結び付けようと言う作家の努力はたびたびおこなわれているようで、いくつもそのような話がある。

が実際に資料を当たってみると、そのようなことはないとほぼ断言できる。

むしろ、ジル・ド・レは、叔父のラ・トレムイユの指示によって、ジャンヌ・ダルクの身辺を探るスパイ行為をしていた可能性がある。今回の劇には書かなかったが、ジャンヌ・ダルクの死後、ラ・トレムイユは、シャルル派のヨランドを誘拐するという事件を起こすが、その時にジル・ド・レは手を貸していたりもする。

一方で、ジル・ド・レは、ジャンヌが火刑に処された後4年を経て、ともに戦ったオルレアンで、演劇祭を催すことになる。題して「オルレアン解放の神秘劇」。これは聖女ジャンヌ・ダルクの業績をたたえるもので、上演に1週間かかると言う大がかりなものであり、5か月にわたって上演される。観劇料は無料で、費用はすべてジル・ド・レが負担した(これによりジル・ド・レは経済的に没落します)。そして、なによりもこの劇の中では、ジャンヌ・ダルクを補佐する一番の信頼された男としてジル・ド・レ自身が描かれている。芝居の中の話である。つまり、そのような人物でありたかった、そのジル・ド・レ自身の願望が、彼の作った芝居に表れているのである。

このことからもわかるように、ジル・ド・レは、ジャンヌの獅子身中の敵でありながら、一番の信者であると言う、ほんとうに歪んだ精神構造にあったことが想像に難くない。

そういったもろもろの事実から、僕は、ジル・ド・レが少年少女を大量に殺害すると言う犯罪に走ったと言うように考えた。

この作品の中に出てくる男たちはみんなジャンヌ=母に癒されたがっているが、ジル・ド・レもその例外ではなかったと、そういうように描くことにした。

で、この娼婦ジャンヌは全くの僕の作りもので、実際、ジル・ド・レはもっとえぐいことをやっているのだが、ここでは、殺人に走らねばならなかった彼のゆがみを表現するために、娼婦を出しました。ジャンヌという名前の。

娼婦に関してはもう少し突っ込んで描くつもりでしたが時間の都合上書きえませんでした。

ジャンヌ・ダルクがなしたことの一つに、軍隊からの娼婦の追放があったのです。

これをジャンヌが性に対して潔癖だったからと言うだけでは面白くない。

僕は、ジャンヌ・ダルクの話を、書いているうちに思ったことなのですが、ジャンヌが百戦錬磨の男たちに支持されたのは、彼女が母であったからという地点に行きつきました。でなければ男たちは小娘の言葉を小馬鹿にするでしょう。でも聞き入れた。処刑裁判の記録を読むと実感できますが、とても19歳の乙女とは思えない。いや、年齢など関係なく、彼女は兵士たちの母だった。

一方、兵舎にはつねに娼婦たちがいるわけですが、彼女たちも同じで、実は兵士たちの母としての役割を担っていた。敬虔なクリスチャンである息子たちに大丈夫よと言ってくれる。だから娼婦は兵士たちに必要だった。

その兵士たちが必要とする娼婦たちを、ジャンヌ・ダルクが徹底的に追い出したのはなぜか?

それは母親は一人でいいと思ったからだと思うのです。

母は自分一人でいい。

それによって、すべての兵隊たちは、ジャンヌを必要とする息子たちに変わるのです。

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ジル・ド・レを演じたのは

チーム・ホワイトは峯尾晶、チーム・ブルーが斉藤新平。

また

娼婦ジャンヌは

チーム・ホワイトが加藤沙織、チーム・ブルーは白木あゆみ。

上の写真は、チーム・ブルーバージョンです。

と、長くなったのでこの記事はこの辺で。

舞台写真記事、次の回で終わりにしましょう。

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2009/04/24

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」舞台写真(その一)

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」が終わってから10日が経ちました。

新たな現場で新たな戦いを始める者。

日常に戻って生活に追われる者。

なんにせよ、みな次の一歩を踏み出しているようです。

僕にしても、映画のお仕事、そのほかが結構あり、毎日こちょこちょ動き回っています。

毎回公演素敵な出会いがあり、次の仕事につながるという好循環が劇団を立ち上げて5年間ずうっと続いています。

というか素敵なのは仕事仲間じゃないこと。

ほんとうに仲間なんだよね。

あるいは家族。親戚の類。

仕事だからって感じじゃない。

今回、小学校の同級生と担任の先生がサプライズで来てくれたのもうれしかった。

僕の日銀時代の一番慕っていた上司である甲斐さんが久しぶりに来てくれたのもうれしかった。

甲斐さんはいま日本銀行秋田支店の支店長。

おそらく支店長会議で東京に出てきたついでに顔を出してくれたのでしょう。

挨拶しかできませんでしたがうれしかった。

日銀時代の同僚もいつも来てくれています。

あと、前回公演に楽曲を貸していただいた山下達郎さん。

ツアー中のお忙しい中にもかかわらず、駆けつけてくれました。

シアターグリーンの場所、わからないと思いお教えしようとしたら

山下達郎さん、シュガーベイブの時代にシアターグリーンでライブをやられていたとのこと!

しかも、池袋が生まれ故郷なので、地理はばっちり大丈夫とのことでした(近くに子供時代にかかられていたお医者様がいたそうです)。

観劇後に、メールで詳細な感想をいただきました。

尊敬する芸術家のお言葉として大変励みになりました。

脚本と安川のことをほめていただけました☆

同士でもありライバルでもある仲間たちもたくさん見に来てくれました。

心からの讃辞、あるいは酷評、アドバイス。

なんにせようれしい。

話半分に聞くけど(笑)

原田君に褒められたのはうれしかった。

なんか原田君には褒められない気がしていたんだよね。

褒めてくれたのは完成度じゃなくてチャレンジ度なんだけど。

超チャレンジしたのよ。

それがわかってもらえてうれしかった。

もちろん、チャレンジなんてしったこっちゃねえやって人もいるので

当然完成度を高めると言うことをもっとします。今後。

でも完成度を求めるあまりチャレンジを控えると言うことはしたくなかったんだよね。

それから、仲間と言ってもいいような、常連のお客様たちもがっつり来て応援してくれました。

今回のお芝居だけでも何度も来てくれて、そのたびに新しい発見をしてくれて、それを聞いた僕らも新しい発見をする。

すごいいい関係があるなあと思います。

そして、ぶらりと来てくれたはじめてのお客様もいて。

商品の売り買いにとどまらない心の交流。

舞台ってつくづく仕事じゃなくて、人生なんだなあと思います。

そんな人生。

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」の思い出に

舞台写真をいくつか披露させていただきたいと思います。

順は不動で行きます。

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これは、オープニングに出てくる、その後のジャンヌです。

過食気味でお太りになられています。

・・・うそです。

「神の声」を演じた劇団員ナカヤマミチコです。

後ろは英仏百年戦争の亡霊たち。

今回、多くの人にも言っていただいていますが

ナカヤマミチコの存在がとても重要なお芝居でした。

脚本の段階から、これはナカヤマミチコに読ませたいというセリフがあり

実際彼女にそれを読んでもらってナカヤマミチコの良さを確認できました。

ナカヤマミチコの魅力の一面を爆裂発揮させた公演と言ってもよかったんじゃないかと思います。

今後とも彼女しか出せない存在感をどんどこと強めていきたいなと思っています。

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下の写真は、とあるシーンのチーム・ブルー・バージョン。

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今回、ダブルキャストだったのですが

見せ方の大きく違うシーンが2か所あり

それは、上のシーン、

ジャンヌ・ダルク一行がシノンに付き、ロシュ城を訪れるくだりと

もう一つは、

15世紀フランスの現状を解説するシーン

でした。

上の写真を見てもわかるように

チーム・ブルーは携帯を使ったりして、ちょっと砕けた感じで全体を演出してみました。

ラストシーンも斉藤新平が携帯で写メ撮って終わると言うwww

菅野君がサングラスをかけているのはVIPであるジャンヌ・ダルクを守るボディーガードな雰囲気を、チーム・ブルーっぽく表現したものです。

あん摩さんか謎の中国人みたいになってしまいましたがwww

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ちなみに、今回、衣装の2パターンあり

この上の写真は、ラフ・バージョンです。

基本、ラフ・バージョンはラフすぎるだろと批判が多かったのですが

逆にこっちが好きと言ってくれる人もいてなんともでした(笑)。

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上の写真は、ジャンヌ・ダルクがロシュ城に着いた時の様子です。

シノンの街の人たちを演じた人たちが一瞬でロシュ城の騎士たちになります。

日の暮れる夕刻についたジャンヌ・ダルク一行は

ジャンヌ自身の発言によると300人を上回る騎士と50本の松明に迎えられたと言います。

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僕自身は、

ジャンヌ・ダルクを演じる安川が

白い長袖シャツとジーパンというこの組み合わせは結構好きです。

清廉なエロさがある。裸足というのも重要。

次の写真。

以下の写真は、菅野君演じるピエール・コーションが、思い出の中の母親と言葉を交わすところです。

ピエール・コーションの母親は劇団員の井川千尋です。

Jeanne13

ちなみにピエール・コーションは、ジャンヌ・ダルクの処刑裁判の裁判長で、ジャンヌ・ダルクを異端者として火刑に処した張本人です。

今回の劇作で僕が中心に据えたのは彼の存在です。

ピエール・コーションは、ランスの生まれで、ランスの大司教となることを目指していた。

一方、ジャンヌ・ダルクにとってもランスは目指すべきところで、王太子であるシャルルを強引にランスに連れて行き、そこで戴冠をさせる。

その二人が、裁判で戦う。

そこが面白い。

僕はそこにもうひとつ対抗軸を加えました。

神の声が聞きたくて聞きたくて仕方のないが、いまだ聞こえたことのない齢60男のピエール・コーション。

弱冠13歳にして神の声が聞こえてしまった乙女ジャンヌ・ダルク。

ピエール・コーションは幼き日、おそらくランスの大聖堂に何度も足を運んだはずです。

そして、あのシーンと張りつめた暗闇の中に神の存在を感じた。

なのに神は何も言ってくれない。

どうして?僕が悪い子だから?

そう母に聞いたのではないか。

ピエール・コーションの母親は答えます。

あなたが頑張ってがんばってフランスで一番になるぐらいにがんばったら、神様のお声はちゃんとあなたに聞こえてきますよ。

ほんとう?

ええ、もちろんよ。

だから、ピエール・コーションは頑張った。

パリ大学で一番の成績を取り、学長にまでなる。

しかし、いつまでも神の声が聞こえてこない。

そんな彼が世俗的な成功を収めつつ

神の声を聞くなんて子供の時の欲求を忘れようとしていたところに

彼の耳にうわさが飛びこむ。

「神の声が聞こえると言う乙女があらわれた」

その時からピエール・コーションは、ジャンヌ・ダルクに異端のにおいをかぎつけ執拗に追いかけ始めるのです。

その強い思いは嫉妬の炎となりジャンヌ・ダルクを焼き尽くします。

が、ジャンヌ・ダルクを火刑に処したのち、彼は後悔をしたのではないか?

その彼の前に死んだはずのジャンヌ・ダルクが現れる・・・

今回の「偽伝、ジャンヌ・ダルク」はそういうお話でした。

今日は長くなったので、この辺で。

続きはまた次の記事で。

Jeanne12

Jeanne15

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草なぎくん☆

草なぎくんが酔っ払いすぎて逮捕された。

薬をやったわけでもなく、誰かを傷つけたわけでもない。

たんに深酒をして裸になっただけだ。

大学生か!

その突っ込みで終わりだろう。

ていうか、尾崎豊みたいに死ななかったことを良かったと思う。

尾崎も深酒全裸で肺水腫だった(たしか)

街の不良たちに見つかってぼこられて殺されると言う展開だってあったかもしれない。

だから、つよぽんが生きていたことを僕はよかったとほっとする。

ほんとうによかったと泣きたい気持ちだ(ぜんぜん知り合いじゃないけどwww)。

 

芸能人とか普通じゃいけない。

狂ってないといけない。

なのに

深酒して全裸

大学生か!

それがつよぽんの可愛さじゃなかろうか。

そして、やっぱり生きていてよかった。

こんなことで

テレビ出さないとか言っているあほたちのテレビには出なくていいじゃん。

つよぽんを使いたいと思っているやつはたくさんいるよ。

そして、その大学生か!って突っ込みたくなるところがつよぽんの長所だと思う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090423-00000217-jij-soci

出演番組を差し替え=草なぎ容疑者逮捕で-フジテレビなど

4月23日21時50分配信 時事通信

 人気グループSMAPの草※(※=弓ヘンに剪)剛容疑者が警視庁に公然わいせつの現行犯で逮捕された事件で、同容疑者の所属事務所が23日、同容疑者の活動自粛方針を打ち出したことを受け、フジテレビやテレビ朝日は、出演番組を差し替えるなどの対応を取った。
 フジテレビは、同容疑者がレギュラーだった「笑っていいとも!」を出演しないまま放送する。このほかの3番組も、29日の「SMAP×SMAP」を同容疑者の出ないシーンを集めた傑作選に差し替えるなどの対応を取った。テレビ朝日も28日放送の「『ぷっ』すま」など2番組の内容を変更したり、差し替えたりする。 

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2009/04/21

仁義なき戦い(小劇場篇)

最近、非常に仲良くしてもらっている谷さんの劇団

DULL-COLORED POP (ダルカラード・ポップ)

の公演が来週から始まる。

で、ひょんなことで、この終演後のトークゲストに僕なんぞが呼ばれることになった。

ゴジラVSキングギドラ

なみの血みどろトークバトルが見られると思うのでぜひ足をお運びください。

5月2日、連休の真っ最中であるけれども

このトークバトルを聞くためなら

海外旅行を今からでもいいのでキャンセルしてください。

よろしく。

ちなみに谷さんのブログは

読んで面白い日本のブログTOP10に入っているブログで

僕が谷さんを知ったのも、もともとは彼のブログからであった。

谷さんのブログPLAYNOTE

これを機に、みなさん、PLAYNOTEの読者になるがよい。

ブログもそうならば彼の芝居も本物。

まだ数本しか見させていただいていないが

どれもが「攻めてる」

僕も守っているつもりは一作品もないのだが

彼も攻めてる。

だからなんとなく同志のような気持でいる。

で、

谷さんからも次のようなトークバトルの内容が提示されてきた。

松枝さんとのトークセッションのテーマは
『書を捨てて町へ出て、小さくまとまってしまった時代』
という、一聴してよくわからんものを選びました。
言うまでもなく前半は寺山からの引用ですが、
書を捨てて町へ出て、我々の時代は、
もう書くもの・描くものと言えば、
せせこましく生きている我々のせせこましい等身大の
悩みや軋轢である場合が非常に多い。
そういう状況下で、うちやアロッタは何故かでかいテーマを選んで書こうとしている、
そこんとこについて語ろうではないか、という意図での設定です。
が、反論として、時代に逆行してまで
普遍的だったり深淵だったり大きかったりするテーマを描くことに意味があるのか、
やめた方がいいんじゃねぇか、そもそも誰が喜ぶのか、
むしろ自分たちはわかった気でいて何もわかっていないんじゃないか、
みたいなことをぎゅんぎゅん話そうと思っています。
僕と松枝さんで語るには最適のテーマだと思うのですが、いかがでしょうか。

そこ、そこ、そこである。

コンビニとか出てくる芝居は俺嫌い。

等身大の自分なんて糞しながらでも書けるっちゅうの。

ていうかコンビニのバイトしかしていない人間の等身大なんて見たくねえ。

(とはいうものの前田司郎氏の「恋愛の解体と北区の滅亡」のコンビニをめぐる話は面白かったな)

ていうかコンビニでバイトしているやつらから参政権を奪え!

そんなことを語ろうと思っております。

谷さんは本当に面白い人で

よくあるアフタートークをアフタートークで終わらせない。

題して

キャバクラード・ポップ

女優の接待ありぃのアフタートークですよ。

なんだそりゃ(笑)

面白いので、こちらも「攻め」ます。

キャバクラのライバル店長として

当店のナンバーワン、キャバ嬢を連れて

仁義なき戦いを挑もうと思っています。

そんなわけで、これをみた皆さん。

ぜひとも5月2日、Pit北/区域までいらしてください。

アフタートークはもちろんのこと

谷さんの芝居に驚き胸打たれるのは確実でしょう。

(とライバル店にプレッシャーを与える戦術)

ぜひ☆

■DULL-COLORED POP vol.7.7『ショート7』

2009年4月29日(水)~5月6日(水)@Pit北/区域にて(JR/東京メトロ王子駅より徒歩3分)

■7本ぜんぶの作・演出

谷賢一(DULL-COLORED POP)

■出演

清水那保、堀奈津美(以上DULL-COLORED POP)、岡田あがさ、桑島亜希、小林タクシー(ZOKKY)、境宏子(リュカ.)、佐々木なふみ(東京ネジ)、佐野功、千葉淳(東京タンバリン)、田中のり子(reset-N)、ハマカワフミエ(国道五十八号戦線)、堀川炎(世田谷シルク)、堀越涼(花組芝居)、和知龍範

■タイムテーブル

何せ7本もあるので、2グループに分けました。どちらも観劇をご希望の方は、リピーター割引をご利用下さい。

4/29水 19:00 A
4/30木 19:00 B
5/01金 16:00 A、19:00 B
5/02土 13:00 A、16:00 B、19:00 A
5/03日 13:00 B、16:00 A、19:00 B
5/04月 16:00 B、19:00 A
5/05火 13:00 B、16:00 A、19:00 B
5/06水 13:00 A、16:00 B、19:00 A

・Aグループ=『アムカと長い鳥』『Bloody Sauce Sandwitch』『15分しかないの』『ソヴァージュばあさん』
・Bグループ=『藪の中』『息をひそめて』『エリクシールの味わい』

■料金

前売:2,500円 当日:3,000円
学割:500円引き
リピーター割引:半券ご提示で1,000円引き
※Aを観た後にB、Bを観た後にAなど、別グループのご観劇でもご利用できます。リピーター割引をご利用頂けば、A・Bあわせて7作品が前売4,000円にてご観劇頂けます。

■ご予約

チケット予約フォーム
http://ticket.corich.jp/apply/10281/

メール・お電話をご利用の場合、代表者氏名・日時・枚数・割引の有無をお伝え下さいませ。
info@dcpop.org / 070-6488-7500

■アフタートークイベント:キャバクラード・ポップ

才気煥発・気鋭の演劇人論客を招き、気焔を上げる主宰・谷賢一と二人、過激で濃密な演劇トークをお届けします。各日夜公演終了後開催。劇作について、演出について、現代日本演劇の今後について、人殺しでもするような差し迫った目つきでトークを交わします。

4/29(水) 中屋敷法仁(柿喰う客・代表)
4/30(木) 船岩祐太(演劇集団 砂地・演出)
5/01(金) 北嶋孝(小劇場レビューマガジン「ワンダーランド」編集長)
5/02(土) 松枝佳紀(アロッタファジャイナ・主宰)
5/03(日) ハセガワアユム(MU・主宰/プロデューサー)
5/04(月) 小栗剛(チェリーブロッサムハイスクール・座付作家)
5/05(火) 夏井孝裕(reset-N・主宰)

※白熱するトークのかたわら、空気を読まずキャバ嬢に扮した俳優(主に清水・堀ほか女優陣)がお酒を注いだりします。

トーク共通券:トークだけ何度も観に来たい、という方はご連絡下さい。ひみつのトーク閲覧共通券(\1,000)を発行致します。アフタートークに限りフリーパスとなります。

■詳細

『ショート7』用に特設サイトをOPENしました!
出演俳優プロフィールや演目紹介、ひみつのアフタートークイベントの紹介など情報満載です。
http://www.dcpop.org/short7/

CoRich!舞台芸術にも情報掲載中です。
[PC] http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=10281
[携帯] http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_id=10281

今回、大変「密」な客席で、予約数が限られております。
ご観劇の際はお早めの予約をお願い致します。

では、劇場にてお会いできることを関与者一同楽しみにお待ちしております。

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2009/04/20

ジャンヌ・ダルク胸像秘話(後編)

さて、続きです。

舞台「偽伝、ジャンヌ・ダルク」につかわれた

あのジャンヌ・ダルクの胸像はいかにしてつくられたか。

その後編です。

(前編はこちら→前編

型どりをされるのは

舞台でジャンヌ・ダルクを演じる安川結花。

型どってくれるのは、特殊造形界の若き巨匠、藤原カクセイさん。

前編では、安川がドロドロをかけられるための準備として子坊主になりました。

その続きです。

ついに、安川にドロドロがかけられる・・・

「安川、真白になるの巻」です。

見ているほうが苦しくなるよね。

鼻しか呼吸するところがないんだよ。

しかも笑っちゃいけない!

そして安川は・・・・ミイラ男に!

そして、

ついに完成!

完成するとすぐに壊す作業に。

型どりだからね。

はがされた後からが本当の作業なんだよね。

そして出来上がったのがこれです。

 ↓

Toruso

すてきな胸像ができあがりました。

また、本当に貴重な体験ができました。

本当に

藤原カクセイさん、ありがとうございました。

この貴重な体験も

きっと安川のジャンヌ・ダルクの役作りに生かされたのではないかな。

カクセイさんの工房を後にし電車を待つ間

安川結花に感想を聞きました。

いやあ

舞台もだけど、いい経験になりました。

たくさんの人にささえられて僕らは生きています。

感謝。

藤原カクセイさん、アシスタントの小川さん、ありがとうございました!!

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2009/04/19

ジャンヌ・ダルク胸像秘話(前編)

舞台「偽伝、ジャンヌ・ダルク」は、

シンプルな舞台美術をこころがけたのですが、

象徴的な造り物を二点配しました。

ひとつが舞台奥にでんと貼られたフランス地図。

そして、もう一つが劇世界を外部からじいっと見つめるジャンヌ・ダルクの胸像です。

Jeanne01

これですね、これ。

今日は、この胸像がどうやってつくられたかを披露したいと思います。

まず、ご推察のように、

この胸像の顔は芝居でジャンヌ・ダルクを演じた安川結花です。

首から下は、安川・・・ではなく、あり物のマネキンを使用しました。

この胸像を作ってくれたのは

映画「神の左手悪魔の右手」からお世話になっている

特殊造形の藤原カクセイさん。

ダミーヘッドという工房を持っておられます。

実は、舞台「錆びた少女」の機械の腕や脚、ひび割れた頬なども作っていただいています。

最近では、映画「K20」の怪人二十面相のマスクなどを作られています。

若手ですが、腕は確か。

そのうえイケメンという方です(笑)。

今回、ジャンヌ・ダルクの胸像を作りたいと思った時に、

まっさきに相談させていただきました。

で、すぐに藤原カクセイさんの工房で安川結花の顔の型どりをすることになりました。

その様子を動画に納めています。

とりあえず、動画がたくさんあるので

前編後編で送らせていただきます。

今日の記事は、前編。

「安川、子坊主になるの巻」です。

 

まずはじめに、化粧を落としすっぴんになった安川結花。

まるで美容室でヘアカットが始まる前のような準備をします。

↓何が始まるかわからないので、かなりドキドキしていました。

そして、セットが終わると次にするのは・・・坊主カツラ?

型どりのために塗りたくられる石膏から髪を守るために、

↓このような坊主ヘッドになるわけです。

そして、仕上げは

その坊主ヘッドに、後々つけた石膏をはがしやすいように油?のようなものを塗りたくります。

そして、後頭部のほうから白い石膏を張り付けていきます。

仕上がると、ついにドロドロを頭からかける時です!

その様子は次回更新につづく・・・。

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2009/04/17

蜷川幸雄演出「ムサシ」

行きたかったが自分のところの公演にかまけているうちにチケットを取り忘れ、どうしたもんかとなっているところに、金子修介監督から電話。「あの・・・「ムサシ」行かない?」行く行く行きます。行きますとも。ということで、急遽、「ムサシ」をベストポジションで観ることに。

いやあ、素晴らしい。

やっぱり蜷川幸雄さん井上ひさしさんは素晴らしい。

シンプルイズベストは・・・<以降、ネタばれ注意>

続きを読む "蜷川幸雄演出「ムサシ」"

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2009/04/16

次へ。

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」全16公演、無事終了いたしました。

W01_2

(↑写真はチーム・ホワイトと僕)

ご来場いただきました皆様ほんとうにありがとうございました。

いつも無理やチャレンジをしようと考えている僕らですが

今回はいつも以上に無理とチャレンジが満載でした。

お客様や出演者・スタッフに

必要以上の労力をかけさせてしまった所は

大変反省しております。

もうしわけありませんでした。

今後、改善の努力を続けて参りたいと思っております。

作品的には、

良い意味でも悪い意味でも「志」が浮き立った作品となりました。

良い意味というところでは、

妥協をしない作品作りのことであり、

悪い意味というところでは、

その志に比べ、志を表現する技術やテクニック、能力の不足が目立ったことです。

しかし、それにもかかわらず

今回公演をご覧にいただいた方々の多くから

「感動した」

との感想をいただいています。

大変うれしく思うとともに、

もっともっと上の作品をご提供できたのにと、悔やむ気持ちも捨てられません。

今後、精進をし、さらなる感動を与えられる作品を作っていきたいと思います。

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

今回作品については

ほんとうに多数の方から、「作風がかわったね」と言われます。

そのようなことを言われるとは一切思っていなかったため、面白く思っています。

昔から僕は「説明台詞」が大好きですし

衣装替えとかしないで役者に複数役をやらせるのも昔からですし

長い台詞で役者を苦しませるのも昔からですし

僕的にはとくに作風を変えようと意識はしていません。

(「今日も、ふつう。」とは違うものにしようとは思っていましたが)

もちろん、

最近凝っていたポール・ハギス流の時間軸をごっちゃにするやり方とかは飽きたのでやっていません。

というよりも、今回、フランスのことですし、ただでさえ感情移入がしづらいプラス、人物名や町の名前などがカタカナで覚えづらいのに、時間軸までごちゃごちゃすると本当にお客さんを置いてきぼりにするなと思ったので、採用しなかったと言うのが本当ですが。

ともあれ、

僕自身は、僕らがやったことの功績と問題点を意外にはっきりと認識しているつもりです。

ですから、良かった点については今後さらに磨くとし、

悪かった点については確実な改善を行えると思っています。

そういう意味では大変有意義な公演でした。

次回公演は

7月23日から26日、新宿タィニイアリスでの本公演を予定しています。

当初は、

ナチスの話をやろうと思っていたのですが、

歴史劇が続いてしまうので、

次回公演は、現代の日常を取り扱った芝居にすることにしました。

芝居の系統としては「今日も、ふつう。」に連なるような作品となる予定です。

ずうっと気になっていた「家族」のことを取り扱おうかなと思っています。

近々、詳細を発表させていただきますのでお待ちいただけると幸いです。

さて、気づけば四月も半ば、

あんなに満開だった桜もどこかに行ってしまいました。

僕らも、前に進まねばなりません。

確実にたくさんのものを拾ってきました。

次へ。

拾ってきたたくさんの奇蹟を次の時代につなぐために。

僕らはやはり妥協をしないチャレンジを続けていこうと思います。

次へ。

7月新宿二丁目で会いましょう。

それでは!

B01

(↑写真はチーム・ブルーと僕)

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2009/04/14

千秋楽に配役発表☆

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

Hijiri008_2

あと残すところ1日、2公演。

ダブルキャストなので、ひとつひとつが千秋楽です。

かみしめて、踏みしめて参りたいと思います。

もうしばらくお付き合いいただけると嬉しいです。

たくさんのご来場ほんとうにありがとうございます。

今回ご来場いただいた皆様のご意見が本当に僕らのためになっています。

愛あるダメ出し、トゲのあるダメ出し、半信半疑で聞くお褒めの言葉、みなさまのご意見が本当にありがたいです。

本日のアンケートに、教会の神父さまのものがありました。

「最初はキリスト教を揶揄するような芝居なのではないかと身構えて行ったのだが、見てみると、とても忠実で誠実な解釈で驚きました」

というもの。

また、この劇のことを教会の説教で取り上げてくださるとのことも書いてありました。なんだか大変うれしかった。

それから、フランス史を専攻している方からのアンケートも。「***のエピソードは知りませんでした。本当なんですか?」とのお言葉も。本当です。今回、偽伝と言いながら、うそは本当に少ないです。

なんでしょうか。

今回、僕の姿勢がカトリック的であったというか、真実に対して開かれていたというか、浅はかな人間の作為を舞台上にあげることをしなかったというか(それは創作の放棄にもつながる危険なことなのですが)、それが表れているのだろうと感じました。

作家としての僕が何かを書くと言うことに集中するのではなくて、ジャンヌ・ダルクの声、15世紀フランスを戦った人たちの声を聞くことに集中したことが、今回の問題点であり、また今回の収穫の原因なのだろうと思っています。

批判の多くが、一人複数役をやる上に、衣装替えもないというところに集中しました。もちろんこれは意図的にやったことで、役者側はわかりやすさのためにいろいろと服を変えたがりますが、それを止めたのは演出の僕です。僕はむしろ観客に混乱してほしかった。たとえばロベール・ド・ボードリクールが、ピエール・コーションに見える時、たとえばアランソン侯ジャン二世がリッシュモン大元帥やヨランド・ダラゴンに見える時、たとえば、シャルル七世がル・バタール・ド・オルレアンに見える時、その時、僕らは15世紀フランスを普遍的な物語へと昇華できるはずだからです。事実に依拠しながら、一つもウソをついていないのに、大きなウソをついているわけで、しかし、そのウソの向こうに、真実を見ることができるのでは・・・と祈ると言うか。そういう思いで、あの一人複数役、衣装替えなしという難しい挑戦をしたのです。

それが意図どおりにできたのかどうかはわかりません。

ほんとうに感じる人によって違うようです。

言ってみれば、リトマス試験紙のような舞台と言うか。

が、やはり千秋楽に向けて、完成度が高まり、安心してみることができるようになったのも事実です。最初はどうなるかと思いましたよ(^^;

なのでよかったらぜひ見に来てください。

面白いとは断言しません。

というか、劇になにを求めるかですよね。

僕らは今回、エンターテイメントを目指したのではなく、本当にランスを目指したのだと思います。その役者や演出家、作家のチャレンジを面白いと思えるかどうかじゃないのかなと思ったり思わなかったりです。

ちなみに、次回7月公演はエンターテイメントを目指しますよ(笑)

ところで、千秋楽につき、配役をね、発表してみようかな。

今回、いろいろな考えから配役なんて一切発表しなかったのですが。
(役者名、配役名の順で。ダブル・キャストの役者名はチーム・ホワイト、チーム・ブルーの順番で)

■安川結花
・ジャンヌ・ダルク

■若宮 亮/青木ナナ
・アランソン侯ジャン二世
・リッシュモン大元帥
・パリ大学学生ジャン(架空の人物)
・シャルル王太子妃の母ヨランド・ダラゴン
・ジャンヌの兄ジャックマン
・ヘンリー5世(本番ではカットされたシーン)
・ベッドフォード侯ジョン・オブ・ランカスター
・神の声

■乃木太郎/竹内勇人
・王太子シャルルのちシャルル七世
・デュラン・ラクサール(ジャンヌのおじさん)
・ル・バタール・ド・オルレアン
・ヘンリー5世の秘書トレサール
・神の声

■峯尾 晶/斉藤新平
・ジル・ド・レ
・ジャンヌの兄ピエール
・元パリ代官シャテル(カボシュの乱の首謀者)
・ヨランドの密偵ジャン(架空の人物)
・神の声

■加藤沙織/白木あゆみ
・シャルル王太子の妃マリー
・ジャンヌ・ダルクの親友オービエット
・娼婦ジャンヌ(架空の人物)
・神の声

■花音/井川千尋
・ジャンヌ・ダルクの親友マンジェット
・ヘンリー5世の妻キャサリン(本番ではカットされたシーン)
・ピエール・コーションの母
・神の声

■菅野貴夫
・ピエール・コーション
・ラ・トレムイユ
・ロベール・ド・ボードリクール
・ラ・イール
・神の声

■ナカヤマミチコ
・神の声
・ジル・ド・レの母

今回の芝居は上のことを知っていれば知っている人の物語の見え方があり、知らない人には知らない人の見え方があるはずです。それを意識しました。ので、別に知らないでいい情報です。が、何回も見られている方は、上の情報を参照しながらみても面白いかも。

さてさてとりあえずあと2回です。

この作品は再演したいと思っていますが、今の青々しい芝居は今しか見れません。ぜひ今この時に見にいらしてください。

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

池袋シアターグリーンでやっています。
(以下の時間は開演時間です。ブルー、ホワイトはキャストの違いです。内容に違いはありませんが、印象はかなり違うように思います。)

4/14
16:00ホワイト
19:00ブルー

それからご観劇後はよろしければアンケートにご意見ご感想をご記入ください。コリッチへの書き込みなどもよろしくお願いします。では池袋で会いましょう!

CoRichへの書き込みは次をクリック。
(PCから)http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146
(携帯から)http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_main_id=9146

Hijiri001_2

写真はチラシ写真の別バージョンです。撮影と色処理を僕自身が行いました。いつもうちのチラシを撮影してくれている岩切さんや、恩師金子修介監督にもお褒めいただきました。どうでしょうか?なかなかすごくない(笑)?

-------

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

2009年4月7日~4月14日

池袋シアターグリーン・BASEシアター

詳細情報はこちら
 ↓
http://www.alotf.com/
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146

学生特割はじめました。
--------
◎学生特割(受付で学生証提示)
前売1,000円
(現役中学生・高校生に限ります)

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2009/04/13

美しき狂気

この絵を見てください。

Hundred_years_war

百年戦争と言われる時期のフランスです。

僕らがいまやっている舞台

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」の頃は

1429年あたりですが

1429

この図を見ると

1429年のフランスの絶望的状況が直観的に把握できると思います。

灰色部分がイングランドの支配下、濃い灰色がイングランドと同盟を結んでいるブルゴーニュ侯の所領です。

暗雲立ち込め、もはやオルレアンが奪われれば、フランスは終わるという状況にあったことがお分かりでしょう。

こういう時代に、現れたのがジャンヌ・ダルクなのです。

そして、

1429-1431年

ジャンヌ・ダルクの活躍を示すのが次の図です。

1431

もはやこの図を僕は涙なしでは見れません。

異常でしょう?

フランスの黄色がニューっと右上の赤い点

ランスまで伸びています。

これが、ジャンヌ・ダルクの「意志」なのです。

オルレアンの勝利後

フランス国王軍の将軍たちの多くが

勢いに乗じてイングランドの本拠地であるノルマンディーを攻めようとしていた時に、ひとりジャンヌ・ダルクが強硬にそれに反対し、ランス行きを主張した結果、このランスまでの黄色いニューっとした触手が伸びたのです。

おかしいでしょ。

このニューっと伸びた黄色い触手。

不自然です。

強引です。

どんだけランスに行きたかったのか。

なんの条件もそろってないのにただひたすらに恋するように苛烈に激しく狂おしくランスを目指したのです。

僕はそのジャンヌ・ダルクの思いと行動に、本当の奇蹟を見ます。

僕は、このジャンヌ・ダルクの苛烈さと狂気を舞台で表現したいと思いました。

できていますでしょうか?

金子監督には安川結花はジャンヌ・ダルクそのものだねと言っていただきました。

多くの皆様にもそう思っていただけると嬉しいです。

さて、

ついに昨日で怒涛の1日3回公演も終わり

あと残すところ2日。

チーム・ホワイト、チーム・ブルー

各2公演を残すのみとなってしまいました。

ようやく来ました。

そして、賛否両論ありながらも

完成度を高めてまいりました。

ぜひとも、見に来てください。

僕らの戦いを見ていただきたいです。

苛烈で狂おしくランスを目指す僕らの戦いを。

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

お時間あればぜひ池袋まで足をお運びください!!

一緒に戦いましょう。

池袋シアターグリーンでやっています。
(以下の時間は開演時間です。ブルー、ホワイトはキャストの違いです。内容に違いはありませんが、印象はかなり違うように思います。)

4/13
16:00ブルー
19:00ホワイト

4/14
16:00ホワイト
19:00ブルー

それからご観劇後はよろしければアンケートにご意見ご感想をご記入ください。コリッチへの書き込みなどもよろしくお願いします。では池袋で会いましょう!

CoRichへの書き込みは次をクリック。
(PCから)http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146
(携帯から)http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_main_id=9146

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「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

2009年4月7日~4月14日

池袋シアターグリーン・BASEシアター

詳細情報はこちら
 ↓
http://www.alotf.com/
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146

学生特割はじめました。
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◎学生特割(受付で学生証提示)
前売1,000円
(現役中学生・高校生に限ります)

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2009/04/12

石井先生の影響

松枝です。

昨日から1日3回公演と言う無謀な試みが始まりました。

上演時間1時間40分という尺の舞台なのでできることです。

今回公演は、ほんと賛否両論です。

長い目でみていただけるとありがたいです。

「今日も、ふつう。」が如何にたやすかったかと今更ながらに思います。役者が自分の身体感覚で、それこそ「ふつう」に芝居できるものでしたから。今回は、舞台が15世紀フランスですし、1人、最大7役をこなすので、なかなかどうして、難しいですね。

今回は、役者と劇作家、そして演出家が無理をすること(それにともなった役者、劇作家、演出家の成長)を裏テーマに作ったものですから、これ成立させるのがかなり苦労するのです。今回、こんなに疲れる現場はありません。が、これは自ら望んだことです。ちょうど昨日で全14回の半分を終えたのですが、まだまだ日々安心できない状態ですし、気づきの毎日、成長の毎日です。

お客様にも、なにか気付きを提供できていればうれしいなと思います。

ちなみに、ジャンヌ・ダルクの解釈、英仏百年戦争の解釈、ピエール・コーション、シャルル7世、アランソン候ジャン2世、ジル・ド・レなど登場人物の解釈については、それぞれ偽伝解釈があります。すでにそれぞれの知識のおありになるかたは気づいていただけると幸いです。昔の梅原猛のような作業をしているなと自分で感じています。

昨日の夕方の回には、ぼくの小学校時代の同級生が来てくれました。なんとサプライズで6年2組の担任であった石井先生までが来ていて、びっくりでした。みんな、ありがとう。連れてきてくれた村上さんありがとう。ていうかみんな変わってないね。変わってないけど、美少年、美少女たちはどこいったのかという感じもあったけど。ていうか、今回、まさか小学生の同級生たちに見られると思っていなかったわけだけど、芝居中に出てくる「おまえが俺のライバルだ」というようなセリフは、昨日来てくれた元美少年の鶴田が中一のときに僕に言った言葉で、それを舞台につかわせてもらったら、本人が見に来たという(笑)それから石井先生の授業は画期的で、社会の授業で、僕はすごいマニアックな発表をしていた。たとえばナチスのことや、三国同盟のことやそういう興味のある部分を受験とかそういうのは関係なく研究させてくれたのも石井先生で、昨日の公演では確実にその影響を受けているという、自分自身で気づきがありました。石井先生は授業に演劇を取り入れるというか、たとえば、江戸時代の幕藩体制を実体験するために、将軍誰誰クン、商人誰誰クン、農民誰誰クン、大名誰誰クン、北町奉行誰誰クン・・・と言う感じで、クラス全員に役を振り、それぞれ自分の江戸時代における立場を研究し、授業で、お江戸討論会をする(将軍は将軍の、農民は農民の主張し、何がよりよき政策なのかを探る)というそんな授業をしていたな。そういう意味でも、期せずして、今回の「偽伝、ジャンヌ・ダルク」は小学校で受けた石井先生からの影響を確認するような内容であったというのも偶然だけど、運命と言うか。「今日も、ふつう。」を見に来てもらっても、そういうのは感じてもらえなかっただろうからね。

というようなこともありながら、今日は今日でまたリフレッシュして3公演です。

ちなみに以下の写真は、キャスト写真集のなかから、また四枚です。

乃木太郎

Taro

青木ナナ

Nana

峯尾 晶

Mineo

斉藤新平

Shinpei

そうそう、お問い合わせがありました。

開演時間の遅延についてです。

本公演、開演が遅れる場合があります。

開演3分前に、ご予約いただいたお客様でご来場いただいていない方が8名以上いる場合、5分以内で開演時間を遅らせる場合があります。

それ以外の場合は、今回公演スケジュールがタイトなこともあり、開演時間は守られます。(なんらかの事故があった場合は別ですが)

ちなみに、劇団関係者、業界関係者が遅れたからと言って、開演を特別に遅らせることはありません。お客さんの扱いに軽重はもうけていません。

遅延により御不快な思いをされた方がおられましたら、申し訳ありません。

ということで、あと7回公演、がんばります。

1人でも多くのお客様に、素敵な時間をおとどけできることを願いながら。あと、僕らは僕らで成長するために。よき時間がみなに訪れますように。

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

お時間あればぜひ池袋まで足をお運びください!!

池袋シアターグリーンでやっています。
(以下の時間は開演時間です。ブルー、ホワイトはキャストの違いです。内容に違いはありませんが、印象はかなり違うように思います。)

4/12
13:30ブルー
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/13
16:00ブルー
19:00ホワイト

4/14
16:00ホワイト
19:00ブルー

それからご観劇後はよろしければアンケートにご意見ご感想をご記入ください。コリッチへの書き込みなどもよろしくお願いします。では池袋で会いましょう!

CoRichへの書き込みは次をクリック。
(PCから)http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146
(携帯から)http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_main_id=9146

-------

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

2009年4月7日~4月14日

池袋シアターグリーン・BASEシアター

詳細情報はこちら
 ↓
http://www.alotf.com/
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2009/04/10

ほぼ折れかけた心が☆

昨日の昼公演が終わった時点で、イチロー風に言うと「ほぼ折れかけた心がさらに折れて」いました。

自分たちの作ってきた芝居に対する信頼の灯が消えかけていました。

誰も稽古場でできたことを舞台でできていないし、ということは、もともと僕の作ってきたのはこんなもんなんでは・・・それに気付いていないおまえは引退せよと自分に言いたい心持満載でした。

が、昨日、ついに打ちましたイチローが。

いや、チーム・ホワイトが。

かなり大きなあたりで、僕は座席で見ながら鳥肌がたってしまいました。

(もちろん、冷静になれば、もっと上は行けると思いましたが)

よかった。

うちらのやっている芝居、やっぱり悪くないんだよ。

渋谷飛鳥ちゃんと、その可憐なお母様が来られていて、お褒めの言葉をいただきました。もちろん、飛鳥ちゃんは本音を言える素敵女子なので、ダメ出しもいただきましたが(笑)

ということで、まだ12公演もあります。

4月14日まで池袋でやっています。

ぜひ見に来てください。

ちなみにチーム・ブルーはまだ初日を出していないので、今日あたり、スカッとかっ飛ばしてくれるとうれしいな。(稽古場ではほんとうにおもしろかったんだよね。なぜお前ら本番で力を発揮しない?)

ああ、本音ブログになってしまった。

ところで、アロッタではいつも物販が充実しているはずなのですが、今回はこじんまり・・・と思いきや、キャスト写真集なるものを発売しているのをご存じですか?

これ、コリッチ記入特典でプレゼントしている生写真のデータです。

なんと235種類もあります。

こんなやつです。

 ↓

安川結花

Yuka01

菅野貴夫

Takao01

井川千尋

Chihiro01

若宮亮

Ryo01

とりあえず235枚中4枚を紹介してみました。

特典写真をチーム・ホワイト、チーム・ブルーでお渡しする予定で、種類は2種類でとどまる予定だったのですが、なんと一枚も同じのがないぐらいの勢いで撮影してしまいました。

それぞれ個性的なロケーション、シチュエーションになっています。

エロいのもあれば、おバカなのもありで、楽しんでもらえると思います。

今回、芝居をご覧になられて、気に入った役者がおられましたら、ご購入してみてください。ちなみに謎の美女、花音さんの写真だけは含まれておりません。花音さんの美しさは劇場でのみ、見ることができます(笑)

そんなわけで、

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

今日もがんばります。

お時間あればぜひ池袋まで足をお運びください!!

池袋シアターグリーンでやっています。
(以下の時間は開演時間です。ブルー、ホワイトはキャストの違いです。内容に違いはありませんが、印象はかなり違うように思います。)

4/10
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/11
13:30ホワイト
16:30ブルー
19:30ホワイト

4/12
13:30ブルー
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/13
16:00ブルー
19:00ホワイト

4/14
16:00ホワイト
19:00ブルー

それからご観劇後はよろしければアンケートにご意見ご感想をご記入ください。コリッチへの書き込みなどもよろしくお願いします。初日に来ていただいた、らいむすとーんさんには早速感想をいただきました。ありがとうございます。励みになります。がんばります。では池袋で会いましょう!

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(PCから)http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146
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「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

2009年4月7日~4月14日

池袋シアターグリーン・BASEシアター

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2009/04/09

史実と真実

おはようございます。

昨日、チーム・ブルーの初日が明けました。

たくさんの失敗とたくさんの収穫がありました。

今日からは、怒涛の14公演。

昨日の失敗を今日の糧にし、

さらに研ぎ澄まされたものを提供したいと思っています。

今回「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

いろいろな人に言われるのですが

史実部分が意外に多いとの印象らしいです。

それはその通りで

実際、僕のした仕事は編集に近いのかなと思っています。

15世紀フランスの表と裏を撮影した膨大な量の記録映像があるとして、僕はそれを全部見て、それを1時間半に再編集したという…そういう作業に近いのかなと思っています。

「偽伝」とは言いながら、僕の基本姿勢は、わかる範囲で嘘はあまりつかないということでした。

編集上必要なウソと自分が認定したものだけはウソをつきました。

たとえば、ジル・ド・レは叔父のラ・トレムイユに引き取られたわけではありません。実際はお爺さんのところに引き取られ、そののち叔父のラ・トレムイユのところに行くようになるわけです。が、ジルのおじいさんは本当にゴウツク爺でラ・トレムイユにそっくり(僕の印象ですが)なので、僕は簡単化のため、おじいちゃんをすっとばし、ジルはラ・トレムイユに引き取られたとしています。許されるウソ、あるいは必要なウソであろうと思っています。むしろこのウソによって、ジルのトラウマが明確になるのだろうということです。

ピエール・コーションについては、資料がすくなく苦労をしたのですが、いくつかの断片的な情報を意外なところから手に入れたので、それをつなぐ形で人物を作り上げました。とくに彼は処刑裁判によってジャンヌ・ダルクを断罪した張本人であるので、右と左の意見に隔たりがあり、まるで二重人格であるかのようにとらえられます。が、心を澄ませてみてみると、浮かび上がってきた人物像と言うのが、今回描いたピエール・コーションです。今度じっくりピエール・コーション物語を書いてみたいほど、興味深い人物です。彼が若き日に、カボシュの乱の策謀に加わっていたのが、彼の人物像を作るにあたって重要な部分となっています。また彼がランスに生まれ育ったということも大きいです。教会分裂やジャン・ジェルソンの話なども彼の人生を考える上で非常に役に立っています。

今回、そういう意味では、フランス史を専門にされている方にも見ていただけるような確固たる史実に基づいていると胸を張って言えます。

とはいうものの、歴史を知らない人にも楽しんでもらえるはずです。

これは編集の力であるとともに、少人数で演技していることのメリットですが、要は人間関係だということです。

ホワイトの初日に来てくれた丹野監督には、「フランス史的な部分についてはちんぷんかんぷんだったけど、ストーリーは面白く見れた」と言っていただけました。むしろ「フランス史的な説明はいらないんじゃない?知らなくてもわかるし」いわく「仁義なき戦いだね」。結局、膨大な資料の中から僕が抜き出したのは、ある一つの普遍的な物語であり、それはブルゴーニュとかブルターニュとかシャルルとかジルとかジャンとかジャンヌとかそんな細かいことはどうでもよく、抽象化された人間関係、あるいは人間こそが僕の描きたいものであり、つまり、名前をゼロにしてもかまわないということだなとあらためて思いました。

これ実は「ルドンの黙示」のときにもぼんやりと思っていたことです。役者の肉体の一貫性を信じられるならば、名前はどうでもいい。マリアでもマレアでもなんでもいい。むしろ紛らわしい名前であればあるほど、肉体の一貫性を信じなければいけなくなり、そこに芝居を研ぎ澄ます契機がある。ということです。

言葉にとらわれる人は、たぶん、今回の「偽伝、ジャンヌ・ダルク」のスピードに追い付けずに、頭脳がオーバーヒートしてしまうでしょう。ですが、役者と言う肉体を追う者は、きちんとラストまで付いてこられるはずです。そしてそれにはかなり成功しており、アンケートにはわかりやすいという言葉が乱舞していました。こんなにも他人の国、他人の歴史に忠実なのにです。僕のたくらみの一つは成功しているといえるでしょう。

ぜひとも、そういう観点からも、この芝居をご覧いただけるとうれしいです。

本日入れて、まだ14公演あります。
ぜひ。

池袋シアターグリーンでやっています。
(以下の時間は開演時間です。ブルー、ホワイトはキャストの違いです。内容に違いはありませんが、印象はかなり違うように思います。)

4/9
16:30ブルー
19:30ホワイト

4/10
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/11
13:30ホワイト
16:30ブルー
19:30ホワイト

4/12
13:30ブルー
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/13
16:00ブルー
19:00ホワイト

4/14
16:00ホワイト
19:00ブルー

それからご観劇後はよろしければアンケートにご意見ご感想をご記入ください。コリッチへの書き込みなどもよろしくお願いします。初日に来ていただいた、らいむすとーんさんには早速感想をいただきました。ありがとうございます。励みになります。がんばります。では池袋で会いましょう!

CoRichへの書き込みは次をクリック。
(PCから)http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146
(携帯から)http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_main_id=9146

-------

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

2009年4月7日~4月14日

池袋シアターグリーン・BASEシアター

詳細情報はこちら
 ↓
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2009/04/08

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」開幕☆

昨夜は、「偽伝、ジャンヌ・ダルク」の初日でした。

ご来場いただいた皆様ほんとうにありがとうございました。

この不況の時期に、わざわざご来場いただけることがどんなにありがたいことか身にしみております。

ありがとうございます。

とりあえず、本番中ですが、まだまだ上がっていきます。

ぜひとも見ていただきたい。

とくにチーム・ホワイトとチーム・ブルー、両方見ていただけるとうれしいです。

両方見たいが、でもお金のない人、松枝までご相談ください。

妥協案を探りましょう(笑)。

いや、まじで。

(このブログにコメントください。公開はしません。後悔もさせません(^^;)

そんぐらい、両チームみていただきたいです。

両チーム、台本が違うわけではありません。

なのに両方見ていただきたいというには理由があります。

今回、演出的に、一番注意したことなのですが

「役者個人の本当を引き出す」

これをやると、役者個人個人で背負う人生も哲学も肉体も違うので、芝居も違ってくるわけです。

形成される衝動も違ってくる。

するとセリフさえ違ってくる。

演出家としての僕のひらめきも、目の前にする肉体が変われば変わってくる(いつもコロコロ意見を変える僕にはぴったりの現場でした(^^;)。

まだまだ役者も演出家も発展途上なので、完成形と言うわけではないですが、今回の稽古場は、そういう意味でエキサイティングな場でした。

ある意味、二通りの演出をするのですが、それが足を引っ張り合うのではなくて、相乗効果を生む現場にいることができたので。

そういう意味では、「偽伝、ジャンヌ・ダルク」の面白さのひとつには、確実にダブルキャストの面白さというものが入っている。

だから、時間の余裕のある方にはぜひとも両方を見ていただきたいのです。

昔、野田さんと蜷川さんが「パンドラの鐘」をほぼ同時期に、渋谷と三軒茶屋で公演しましたが、あれです。

それプラス、今回面白いのは、その両バージョンの演出家が一人で、かつ、安川菅野ナカヤマの三人はシングルキャストと言うこと。とくに安川については、ダブルキャストに対応できるように、本質の本質をつくることを稽古時点でかなり重視しました。つまり話しかけてくる肉体が違えば反応も違うはずで、同時期にダブルキャストと芝居をするには、段取りではなく、ある本質に到達することが重要なのだと。

それができたのかは分かりません。

まだ僕らは渦中にいますので。

ですが、そこを目指して努力をしてきたのは事実です。

なので、両バージョン見ていただける方には見ていただきたい。

そして、その僕らの試みを判断してもらいたい。

そういう思いがあります。

ということで、まだまだお席はあります。

夕方公演のあとすぐ夜公演を見ることができます。

同日連続の二公演にかんしてはかならずチーム・ホワイトとチーム・ブルーの両方を見ることができるように、公演スケジュールは組まれております。

また上演時間は、両バージョンたてつづけにみても、お客様が疲れないように、1時間半から1時間40分の間に収まるように作られております。

いつものアロッタなら2時間半ということですが、内容的な濃さは変わらないようにしながら、これを1時間半で上演しております。

ぜひとも、両バージョンに足をお運びください。

もちろん、両バージョン見なきゃいけないというわけでもないです。

当然1つ1つで審判を受ける覚悟のある作品です。

ま、なにはともあれ、見にきてちょうだい。そういうことですね。

池袋シアターグリーンでやっています!

ダブルキャストの日程はつぎのようになっています。
(時間は開演時間です)

4/8
19:30ブルー

4/9
16:30ブルー
19:30ホワイト

4/10
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/11
13:30ホワイト
16:30ブルー
19:30ホワイト

4/12
13:30ブルー
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/13
16:00ブルー
19:00ホワイト

4/14
16:00ホワイト
19:00ブルー

それからご観劇後はよろしければアンケートにご意見ご感想をご記入ください。コリッチへの書き込みなどもよろしくお願いします。初日に来ていただいた、らいむすとーんさんには早速感想をいただきました。ありがとうございます。励みになります。がんばります。では池袋で会いましょう!

CoRichへの書き込みは次をクリック。
(PCから)http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146
(携帯から)http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_main_id=9146

Jeanne0407

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「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

2009年4月7日~4月14日

池袋シアターグリーン・BASEシアター

詳細情報はこちら
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