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2009/01/25

希望の象徴としての鉄人28号

某日。前夜から徹夜。慣れない雑誌の文章(しかもオシャレ系の雑誌(笑))を書いて提出。そのまま雑誌の写真部分の撮影現場に行くはずだったのだが、不眠状態で行くと、夜の観劇に差し障るので、撮影現場には行かないことに。電話して了承を得る。でバタンキュー。4時間睡眠。目を覚ます。準備をし、天王洲アイルへ。金子監督から舞台「鉄人28号」にお誘いいただいたのである。「鉄人28号」と言えば、押井守監督の初(?)演劇作品。押井さんが演劇をやるというのも興味深いし、鉄人28号というのも興味深い。押井守と言えば、世界の押井だが、僕にとっては何といってもアニメ「ビューティフルドリーマー」の押井守だ。そしていつも僕がお世話になっている金子監督の大学時代の映研の先輩でもある。よく言われていることだが、金子監督が大学生になって入った映研は部長の押井さんともう一人がいて、金子さんが入って三人の映画研究会になった。すごいよね。日本映画界の巨匠が2/3を占めるていた映画研究会というのも。とまあ、そういうキラキラとした関係の近くに行ける光栄な機会を得たわけだ。ちょっと早めに天王洲アイルにつき銀河劇場へ。すでに金子さんは来ていた。時間があったので金子監督とベンチで話をしていると、「どうも」と通りかかったのは、なんと樋口真嗣監督。樋口真嗣さんと言えば、金子監督のガメラ三部作の特撮監督であり、その後「日本沈没」「隠し砦の三悪人」など大作をてがける大監督。樋口さんとも、ベンチに座ってお話をする機会を得た。と、それだけではなく、「どうも」とまた一人。出渕裕さん。出渕裕さんと言えば、「ザブングル」「ダンバイン」「マクロス」「パトレイバー」のメカデザインを手がけるアニメーターで、中学校時代マンガアニメ部に所属しアニメージュ、アニメディアを愛読していた僕からすると、もう彼は「ネ申」なのである。ていうか、12月公演三坂知絵子さんの友人として僕の作品を見に来てくれたのだが(しかも「面白かった」と褒めていただいた)、もうそれだけでぶっとびなのに、今日また偶然会ってしまった。で、その出渕裕さんもベンチに座って話し出す。客観的にみるとすごい絵柄。僕を除けば、金子修介監督、樋口真嗣監督、出渕裕さんという重鎮の中の重鎮が大集合。もはやゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃ですらある。記念に写真を撮りたいというまったくのファン根性丸出し状態になったのだが、おそれおおくて口にできず、写真はない。残念。面白いのは、金子修介監督、樋口真嗣監督、出渕裕さんが揃うと、オタク少年たちの会話になること。メカ談義のようなことになっていた。そこに「おお」と現れたのは三坂知絵子さん。ぬお、いろいろな人が大集合。で、そのまま劇場に。と会場入り口で出会ったのは映画「デスノート」の音楽を手掛けた川井憲次さん。なんと舞台「鉄人28号」の音楽は川井憲次さんが手がけていた。これが戦慄のすごさで、この舞台の底を何倍にも押し上げていた。舞台「鉄人28号」自体は、子供向けすぎるとか、いろいろと残念なところもたくさんありつつ、しかし、鉄人が動くクライマックスシーンは、なんだろう、前後のストーリーと関係なく、号泣しそうになった。あれは希望の象徴なんだね。それに川井憲次さんのすごい音楽が重なってなかなか興味深かった。楽屋挨拶に行ったときに、川井さんと少しだけ話したのだが、あの音楽、CDとかになったら絶対買うのに、いまのところその予定はないということだった。そういう売り出されない音楽はどこにいっちゃうんだろうね。楽屋には残念ながら押井さんはいなかった。と声をかける者。おお、そこにいたのは元SoundCubeのヨシモトシンヤさん。うちの「偽伝、樋口一葉」の音響をやってくれた人で、「鉄人28号」では音響オペレーターをやられているようでした。この「鉄人28号」の搬入をしているときに運転している車で聞いたラジオが、山下達郎さんの「サンデーソングブック」で、そこで僕らの劇団アロッタファジャイナの名前が言われていたのを偶然聞いて驚いたとか。などなどたくさんの出会いがありテンションの上がった夜。金子監督と夕飯を食べていると木村俊樹プロデューサーから電話。実は、今日、夕方から、某CSドラマの出演者オーディションがあり、うちの劇団から複数が参加させてもらっていたのだ。たくさんオーディションで人を呼んでいたらしいので、うちから人が決まるとは期待していなかったが、蓋を開ければ、うちの劇団から3人も出演者が決まる。しかも3人ともメイン(主役、ヒロイン、男子2番手)である。すげー、やったな、おめぇら。詳細は明らかにできる段階が来たら明らかにします。木村さんに聞いたら、ちゃんとした選考のうえ決まったというから、君たち誇っていいよ。うん。アロッタファジャイナ。2009年もがんばっていきましょい。

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