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2008/08/30

終わっても終わらない物語

人間の平均寿命は、日本の場合、男性が79歳、女性が86歳らしい。

しかし、役者、演出、脚本家となるとその平均寿命はもっと若いと思う。

何の統計も無いが、僕のココロモチでは60歳。

ということは、僕らは夏を60回しか味わえないわけで

超ガキの頃とかの夏を夏とよばなければ

おおよそ、40回ぐらいしか夏を経験できないわけで

そのなかでも活きの良い夏は半分の20回もあればいいわけで

・・・

と考えると

今年、2008年、僕は、

36人分の超貴重な「夏」

それぞれにとっては1/20の貴重な「夏」を凝縮して

「ルドンの黙示」

という作品を作った極悪人・・・というようなことになるわけで。

舞台が終われば急に寒くなり

土砂降りもあり

几帳面な日本のA型天候のおかげで

きちきちと夏は終わって

36人の活きの良い若者の夏は

まったくもって「ルドンの黙示」という作品にだけ注ぎ込まれてしまった。

そのおかげで、大変おいしい料理が出来た。

それに作演出ぼく松枝はとても満足しています。

この夏は僕も沢山のことを手に入れた。

ぼくという男のひと夏と引き換えに手に入れるには有り余る経験だった。

感謝。

生きていることに。

そして君たちに出会えたことに。

そしてそして沢山の人たちに支えてもらっていることに。

そしてそしてそして自分のあふれかえる才能に(笑)

感謝。

 

僕らの舞台の終わった次の日

深浦加奈子さんがなくなった。

48歳だった。

もちろん僕とは(同じ芸能界にいると言う以外)なんの関係も無い人だったが、彼女の死に際して、僕はあらためて気の引き締まる思いがした。体は相変わらず引き締まらないが、気は引き締まる思いがした。

生きるとはほんとうに貴重なことなのだ。

その与えられた時間を精一杯生きなければもったいなすぎる。

死んではいけない。

生きろ、そして愛し憎み戦え。

 

アロッタファジャイナ第9回公演

「ルドンの黙示」

ご来場いただきまことにありがとうございました。

Rudon02

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2008/08/21

初日御礼

初日ご来場いただきました皆様ありがとうございました。

「ルドンの黙示」

ますますヒートアップしていきます。

ぜひもう一度ご観劇ください。

 

昨日は、初日開幕前

那須監督のお墓参りに行っている那須真知子さんからメールがあった。

墓前で公演の成功を祈ってきてくれたそうだ。

とてもテンションがあがる。

というか熱くなった。

「がんばりますよ、那須さん」

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2008/08/19

「ルドンの黙示」小屋入り

新国立劇場。

小屋入りしています。

役者スタッフ全力で準備をしています。

戦います。

ぜひ僕らの戦いを見に来てください。

ルドンの黙示

昨日は仕込み後、みんなで初台から新宿まで歩いて帰りました。

Rudon01

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2008/08/16

真夏の死

終戦記念日にひとつの大きな死があった。

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タンクローリー横転、中2死亡
4人負傷、対向車避け急ブレーキ-東京・杉並
8月15日18時30分配信 時事通信


 15日午後2時35分ごろ、東京都杉並区和泉の環状7号線外回りを走行中のタンクローリーが横転した。車2台が下敷きになるなど計5台が絡む事故となり、狛江市和泉本町、自営業秋元洋征さん(38)の長男で中学2年の勇哉君(14)が死亡し、4人が負傷した。
 タンクローリーの運転手(33)は「対向車がはみ出したので、ブレーキを踏んだら横転した」と説明。警視庁高井戸署が詳しく調べている。
 調べによると、内回りを走行中の車が外回りにはみ出し、タンクローリーが衝突を避けようと急ブレーキをかけたところ、バランスを崩して内・外回りをふさぐ形で横転。ワンボックスカーなど2台が下敷きとなり、軽自動車1台が追突した。

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僕らの稽古場のすぐ近くだった。

僕は稽古のために13時には稽古場にいたから現場は見ていない。

15時入りする「世界の終わり」チームはもろにその惨劇の状況を目にしたようだ。

そして、うちの稽古場付の高校1年生、龍一朗が、その事故を目の前で目撃し、警察への第一通報者になった。

熱いアスファルトの上には血があふれていたらしい。

僕らの台本の中の絶望的な世界が外にあふれ出したような事態。

うそみたいだ。

しかし、うそなんかじゃない。

やはり人が死んだらしい。

しかも、14歳。

子供だ。

どんな子かはしらないけれど、泣かずにはいられない。

14歳だよ。

その血に染まったかばんにはどんだけの希望がつまっていたことか。

今日の僕は泣こうと思う。

見知らぬ君の死を思って泣こうと思う。

ごめんよ。

何もしてやれなかったね。

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2008/08/15

確実に前進する日々。

昨日は、音楽音響を入れた初の通しをやった。

確実に進歩している。

つめなきゃいけないシーンも判明し

通し後、稽古場でシーンをいくつか改善した。

今日もいくつか詰める。

どんどん完成度が高くなる。

確実に昨日より今日が面白く

今日より明日が面白い。

確実に毎日前進している。

稽古後、22時から柳田さんと照明打ち合わせ。

眠気と戦いながら夜中2時に打ち合わせ終了。

ここ数回公演は毎回同じスタッフでやっている。

舞台監督、中西さん

美術、小池さん

照明、柳田さん

音響、筧さん

衣装、伊藤さん

映像、新生さん

このチームは素敵だ。

ときに喧嘩することもあるけど

みんなが妥協しないし、

冗談も好きで大人で息が詰まらず、

でも真剣で。

ほんとうにいい仲間にめぐり合えたのだと思う。

今回ほど楽しい公演はない。

そして今回ほどつらい公演は無い。

つらくて楽しい。

つらいから楽しい。

全力で戦っているから疲れるけど楽しい。

しかし、お客様にとってそれが楽しいものかどうかは別。

つねにより良いものを作るために死力を尽くしたい。

まだまだいける。

まだまだやれる。

そして

まだまだチケット買えます(笑)

「ルドンの黙示」

http://ticket.corich.jp/apply/7898/mat/

買えばいいことあります。

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2008/08/14

希望の国

泣いても笑ってもまもなく本番である。

今回の舞台ほどへとへとになる舞台も無い。

が、へとへとになれば良い舞台になるかと言うと

そんなわけないのは承知している。

が、毎日、確実に前進している。

具体的に前進している。

が、如何せん、あと稽古は4日しかない。

・・・・

・・・・・・・

あと4日だ。

がんばろう。

希望の国はもうすぐだ。

まだまだチケットあります。

ぜひお買い求めください。

希望の国にお連れいたします。

「ルドンの黙示」

http://ticket.corich.jp/apply/7898/mat/

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2008/08/08

小栗旬くん

台本完成させるまで自分に禁止していたことがある。

それは、これをみることだ!

↓ジャジャン!!!

小栗旬: 情熱大陸×小栗 旬 プレミアム・エディション

小栗旬: 情熱大陸×小栗 旬 プレミアム・エディション

で、台本完成祝いに

2枚あるDiscのうち1枚を風呂に入りながら見た。

 

燃えた・・・

 

萌えたじゃない。

燃えた。

なんつうか、最近、3時間睡眠なんですよ松枝君は。

で、36人もいれば役者はあれでも

演出家の松枝君は休み無いわけですよ。

キャパぱんぱんなわけですよ。

睡眠3時間でも、スタッフワーク、演出、もろもろ追いついてないわけですよ。

だから松枝君は弱音を吐きそうになるわけですよ。

だけど、

小栗旬: 情熱大陸×小栗 旬 プレミアム・エディション

小栗旬: 情熱大陸×小栗 旬 プレミアム・エディション

みると、

自分の現状のがんばりぐらいで

ヒーコラ言ってることがあほらしくなる。

というか、もっとがんばれクソ自分という気持ちになる。

小栗旬はもっとやってる。

小栗旬はもっとやってる。

小栗旬はもっとやってる。

日本で一番忙しくて一番売れてる男なのに、誰よりも、俺よりも、お前よりも、もっともっと努力をしている。

もっと自分にストイックになれ。

もっと自分を追いつめろ。

化けろ。

狂え。

孤独がなんだ。

ドンだけ沢山の客が安くは無い俺たちの芝居を見に来るのか?

それを考えろ。

小栗旬君とは仕事をしたこと無いが、彼とこれから先、仕事を一緒にしたとしても、恥ずかしくない自分になろうと思った。

睡眠3時間なんて病気自慢をするな。

それは単にお前が要領悪いだけだ。

今回僕の作品「ルドンの黙示」は戦争だったり人の死だったりがテーマだ。

へらへら笑って辿りつける世界じゃない。

だから

小栗旬: 情熱大陸×小栗 旬 プレミアム・エディション

小栗旬: 情熱大陸×小栗 旬 プレミアム・エディション

を買って

そして今みて

本当に良かった。

売れてない奴はみんなこれを見るがいい。

お前が売れてないのはお前が努力を怠っているからなんだよ。

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2008/08/07

ハードワークデイズ

いやっほう☆

初稿完成1日で台本を削った。

初稿が114ページ。

1ページ1.5分換算。

114×1.5=171分

これを90ページまで減らした。

90×1.5=135分

あと15分減らせばいい地点までやってきた。

不可能な場所じゃない。

 

毎度のことだけど

うちの劇団の活動は

たくさんのボランティア活動によって支えられている。

今回の「ルドンの黙示」も

劇団員たち・参加者たち

によるサポートがなければ成立しない。

その一端をご紹介。

☆青木ナナ☆
事務所連絡の数々、テンパるナカヤマのサポート。

☆太田守信☆
稽古場のバミリ。舞監的な役割。

☆加藤沙織☆
テープ起こし。かなり早い。松枝がかなり助かってます。

☆金子優子☆
衣装の伊藤摩美さんとの連絡、稽古場での衣装管理。

☆ナカヤマミチコ☆
チラシのデザイン、WEBのデザイン、予算管理、票券管理(とくにアロッタSHOPからのチケットの発送はほとんど彼女1人でやっている(!))、そのほかも色々やっている。

☆乃木太郎☆
パンフレットの中身作成、メイキング映像。

☆峯尾晶☆
稽古場管理。役者の出欠管理。

☆三元雅芸☆
かむゐの方々では間に合わない殺陣の修正や殺陣のデザイン。かなり助かっています。

☆元吉常康☆
演出助手。稽古スケジュールの円滑な作成はすべて彼のおかげ。出ハケ表の作成もやってくれている・・・これはなんとなく舞監の仕事的臭いがするので太田くんにお願いしたほうがいいのかな??

☆安川結花☆
公演公式ブログの毎日更新。アロッタの重要な宣伝塔をテンパりながらもひとりで管理してくれています。ありがとね。

☆吉田佳代☆
小道具関係の作成、今日なんかは僕の代わりに高津装飾に行って小道具の数々を決めてきてくれる。美術関係の小道具も買いに行ってくれたりしてます。

 

いや、ほんとみんながいなくては成立しません。

ありがとうね。大変感謝してます。

つうことであと2週間。

お客様に面白がってもらえるものを

そして驚いてもらえるものを

作れるようにマスマス一丸となってがんばろう!

ということで今日の画像は柔軟ピカリン。

ちょっと可愛すぎるだろ満島ひかり!!(怒)

Hikari08

こんな無邪気な笑顔の彼女が

今回の舞台では・・・・なことになっちゃうんです。

ぜひお楽しみを。

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2008/08/06

「ルドンの黙示」第一稿完成

本番初日前2週間をきりました。

そして、ようやく第一稿完成しました。

参加者には本が上がるのが遅くて、かなり不安にさせたんじゃないかと思うが、俺も不安だったんだよ!と逆切れしてみる。

いや、マジで不安だったんだが、とりあえずとはいえ最後まで行くとほっとする。

んで、完成記念に昨日の稽古では、通し本読みをしてみました。

かなり早口でしゃべってもらったのに

2時間35分

ありました・・・OTZ

音楽や転換やもろもろかんがえると

現時点の公演時間は

休憩なしの3時間

です。

がんばって1時間減らそうと思います。

今回、休憩なし2時間公演を予定していますので。

しかし、すごくうれしかったのは

最後の流れ

みんな初見で読んでいるはずなのに

感動的に聞くことが出来たということです。

稽古前半では、柳君のことをしかったりしたけど

柳君が後半決めてくれたので感動的なラストを迎えられる自信がついた。

(柳浩太郎はめんどくさい性格しているけど、演技力には確かな才能がある)

感動的なラスト・・・

あ、これネタばれ?

自らネタバレ?

ネタバレてると後で判断したらこの日記削ろう。

ともあれ、台本においても削らねばならないところもわかり

かつ構成や展開の目論見が正しいことも確信でき

実に有意義な通し本読みでした。

 

また稽古前半では、満島ひかりちゃんとマンツーマンで、彼女演じるマリアの人物と感情を1ページ1ページ丹念に分析してみました。シーンとシーンの間にあるだろう事柄(つまり台本上に書かれていないことがら)についても、想像しながら僕のイメージを伝えました。

するとそれまで役が腑に落ちないと言っていたひかりちゃんの顔が輝きだし、「いままでわからなかったマリアがわかりました」との返事。

で、実際、動いてもらうと、おお、いままで芝居が腑に落ちない感満載(それは演出席からみていてもモロにわかる)だったのに、一発で素敵マリアを決めてきたのです。

僕とひかりちゃんはこの作品で3作目になりますが、今まで以上に、僕自身の彼女に伝えたい事柄を伝えられたんじゃないかと思います。

こうやってこの作品に成功のクサビを一個一個打ち込んでいくことが、今週の課題。

で、来週は、それを煮詰めていく。

なによりも、本を削らなければ。

がんばるよ。

画像は天才柳と俺。

今日の稽古では、あるシーンの演出に考えあぐねていたら天才柳がナイスアイディアをだしてくれた。彼には言ってるのだが柳君は演出の才能もあると思う。つうか頭いいんだよね。でも、そのめんどくさい性格をなんとかしろwってそのめんどくさいのもみりょくなんだけどね。めんどくさいっていうのでは満島ひかりちゃんに似てる。正直者なんだよね。柳君もひかりちゃんも。

Yanagi01

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2008/08/01

日本テレビ「ヒットメーカー阿久悠物語」

本日21:03から23:24まで日本テレビ系列にて

「 ヒットメーカー 阿久悠物語 」

http://www.ntv.co.jp/akuyu/index.html

が放映されます。

 

「平成ガメラ3部作」「デスノート」などを監督された

映画界のヒットメーカー金子修介監督の作品です。

http://www.shusuke-kaneko.com/

  

出演は

田辺誠一さん

及川光博さん

モーニング娘。の高橋愛ちゃん

同じくモー娘。の新垣里沙ちゃん

℃-uteの鈴木愛理ちゃん

などなど…

 

日本芸能界の

美しく華麗なヒット歌謡曲バトル

アイドル出世バトル

それを裏で支え続けた男、作詞家阿久悠の物語。

 

さらに出演には

アロッタファジャイナ関係でも出てます出てます。

「偽伝、樋口一葉」に出演してくれた

俊藤光利くん

渡来敏之くん

同じく 「偽伝、樋口一葉」ではアフタートークに出てくれた

青山草太くん

そしてそして今年の夏の新国立劇場をあつくする

アロッタファジャイナ第9回公演

「 ルドンの黙示 

http://www.alotf.com/

に出演する・・・

安川結花

ナカヤマミチコ

新津勇樹

乃木太郎

峯尾晶

三元雅芸

野上智加

岡村麻純

もばっちり出演です。

劇団員の古株

藤澤よしはる

も出演しています。

誰がどんな役で出演かは見てのお楽しみ!

 

ぜひぜひ色んな意味でお楽しみください。

それでは本日夜、21:03日本テレビ ぜひお見逃しの無いように!!

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