« 乃木組終了、次は・・・ | トップページ | そうだ京都へいこう。 »

2008/05/24

そこに向けて動き始めている。

8月の舞台のいろいろが決まりつつある。

いつも公演ではなにか1つ以上新しいことをするように自分に課している僕だが、今回は、チャレンジが三つも四つもあり、なかなかスリリングなことになっている。

このチャレンジがうまく結実すれば、なかなかすごい舞台になるだろうと思う。

そして、このチャレンジを支えてくれるのが、劇団員たちで、なかでも、ナカヤマミチコ、青木ナナ、安川結花にはいつも以上に力を尽くしてもらっている。

ナカヤマミチコは、劇団発足からのメンバーで、これまで数多くの喧嘩をしたりなんだりしてきたが、いまや劇団に無くてはならない存在で、それは女優としても、スタッフとしてもそうなのだが、前回番外公演では、体を壊し、急遽降板という本人としても忸怩たる思いがあるだろうが、そういうことになってしまい、僕らもいろいろあわててしまった。そういうときには、いかに意識的に、無意識的に、僕らが中山に依存しているかがよくわかる。

いまは体も8割程度戻り、まだまだ本調子ではないが、張り切ってスタッフ活動をしてくれている。今回の本公演では、いままで彼女にやってもらったことのない役を・・・しかもかなりヘビィな役をしてもらおうと思っているので、なかなか楽しみだ。先日、女優としては、矢口史靖監督が現在撮影中の「ハッピーフライト」に出演。どのような仕上がりになっているか、これも楽しみだ。7月に公開予定の吉田恵輔監督の作品「純喫茶磯辺」にも出演している。これ、まだ見ていないが、かなり出落ちインパクト与える役で使ってもらっているらしい。ナカヤマのことをよくわかっている吉田監督だけに、どうやってナカヤマを使っているのか楽しみだ。これも早く見たい。

青木ナナには最近、マネージャー業務をしてもらっている。女優として優れた彼女にマネージャーなんてやらせるのはもったいない・・・という話もあるだろうが、ぼくは逆だと思っている。これまで地味な感じの青木ナナがなんかできる女に変わっていて、ぼくはそれが女優青木ナナにもプラスになっていると思っている。実際、舞台上の青木ナナは地味とは真逆の演技をする。彼女の実際を知るものは首を傾げるだろうが、舞台上の青木ナナはセクシーでサディスティックで、なかなか普通人には出せない大人な魅力を持っている。映像では、もっぱら地味な役が回ってくることが多いが、それは表面的な彼女であって、それはそれで彼女の武器だが、そうでない部分も鍛えておいて損は無い、そう思っているから、最近の精力的な彼女は見ていて楽しい。それが必ず別の役を演じるときに役に立つはずだ。役者はなによりも人生経験をつまないとならないと思う。8月の舞台では、その彼女のセクシーでサディスティックな部分をばりばりに引き出した役をやってもらおうと思っている。

安川結花は、実はまだ21歳で、劇団では最年少なのだが、三年の付き合いになれば、僕のこともよくわかっていて、影に日向に僕のサポートをしてくれている。女優としても機会にめぐまれており、先日はNHKハイビジョン、BS、総合で六月に放映予定の、あるドキュドラマにヒロインの若い頃としてキャスティングされた。初めての大役に緊張したようだが、いざ本番になると堂々としており、モニターにアップで映される横顔はなかなか美しかった。結花は若き日の主人公と出会ったヒロインを演じるのだが、なんと偶然、相手役の男の子が、結花の知っている日本映画学校の先輩であったことも幸いして、のびのびと演技ができたようだ。といっても、テストも含めて13回も全力疾走しており、そのときは疲れも見せていなかったものの、終わって家に帰ってぐったりとなったようだったが。舞台を1つこなせばこなしただけ成長し、映像の現場を1つこなせばこなしただけ成長する安川結花を見るのは実に楽しいし僕も成長することができる。今回、8月の舞台では、ヒロインを演じる満島ひかりちゃんとは対極のもう一人のヒロインを演じてもらおうと思っている。「偽伝、樋口一葉」で競演して以来満島ひかりちゃんのことを尊敬してやまない結花だが、今回は、妹役というようなところではなく、女優としてひかりちゃんと対決できるような場所に立ってもらえればなと思っている。先日、チラシ撮影のときに、ひかりちゃんと久しぶりに会ったのだけど、会ってそれだけで、ひかりちゃんが一回りもフタマワリも成長しているのがわかった。だから、そのひかりちゃんとちゃんと向き合って芝居をするというのがまた結花を成長させると思うし(下手をすれば撥ね飛ばされる)、観客にもスリリングな芝居を感じてもらえるのではないかと思っている。

もちろん、ナカヤマ、ナナ、結花だけではなく、みんなにサポートしてもらっている。

そしてすべては8月の舞台を成功させるため。

そこに向けていろいろなことが勢いをつけて動き始めている。

|

« 乃木組終了、次は・・・ | トップページ | そうだ京都へいこう。 »

コメント

いやぁ、こんな文章読んでしまった日には、 「ルドンの黙示」、もう観に行くしかないですね。

投稿: くぼっち | 2008/05/27 11:11

くぼっちさま!
お返事遅くなりました^^;

ふふ・・・ぜひ見に来てくださいませ!
「生」ならではの工夫もふんだんにしておりますので、これは見逃すともったいのうございます!!

投稿: まつがえ | 2008/05/31 05:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/56674/41298910

この記事へのトラックバック一覧です: そこに向けて動き始めている。:

« 乃木組終了、次は・・・ | トップページ | そうだ京都へいこう。 »