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2007/06/30

コクーン歌舞伎「三人吉三」

ずっと行きたい行きたいと思ってましたが
ついに行ってきました。
しかも千秋楽。

そもそも気にはなっていたんだけど
席が取れなかったし
忙しいしで行くのはあきらめようと思っていたのです。

が先週、満島ひかりちゃんと話したときに
「ある意味、いままで見た中で一番衝撃を受けた」
と言っていたので
これは行かないといけないと
急遽、ヤフオクで競り落とし見てきました。

二階席で、見やすくはあったのですが
言葉がときおり聞き取れなかったりして・・・

コクーン歌舞伎をみるなら
1階平場席にかぎるなあ・・・

しかし、三幕(?)に至り
俄然絵的に魅せるシーンが増え
これなら遠くても惹きつけられる。

お寺のシーン。

最後の関所の吹雪の乱闘シーン。

すばらしい。

ストーリーどうのこうのではなくて
絵的にすばらしいのです。

つねに映画や芝居は
観客の想像を超えなくてはいけません。
それがそこにはありました。
コクーンの空間をああやって使うんだ。
またしても先輩、勉強になります。
って感じでした。

平場席っていうのは
椅子をとりはずして
ほんとうに床に座らせるわけです。
ケツが痛そうだけれど
ほんとうに河原で歌舞伎をみているような
中村勘三郎さんが常々言われている
歌舞伎の原点としての河原がそこにありました。

そして、役者たちは、その観客の間を歩く。
花道もあるけど
普通に観客の間を歩く。
平場席だからできることです。
ファンたちがどれほど喜ぶか。
観客のかばんを小道具にして笑わせたり
ほんとうに歌舞伎座じゃできない
ほんとうの歌舞伎
庶民の歌舞伎がそこにあるという感じ。

雪にしても徹底しています。
降らせすぎと言われるぐらい降らさないと意味がない。
当たり前を超えないと意味がない。
観客席も真っ白でした。

で、カーテンコール。
千秋楽だから大はしゃぎですよ。
勘三郎さんは二階席にまで上がって
ファンたちにもまれて握手していました。
役者みんなで
観客の間を練り歩きもみくちゃにされ
役者たちも図に乗って雪を観客に向けて投げたり
観客もオールスタンディングで
なんか芝居よりもカーテンコールが楽しかったりw

で、最後に
勘三郎さん、福助さん、橋之助さん、笹野高史さんらから長い
挨拶があり、そして音楽を担当している椎名林檎さんが真っ赤
なハイヒールを手に、はだしで雪を踏みしめて登場。演出の串
田さんも登場。千秋楽にふさわしい豪華な幕切れでした。

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