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2006/10/12

デスノート後編ゼロ号試写

先日、10月10日、映画デスノート後編、その名も
「 DEATH NOTE the Last name 」
のゼロ号試写が、ついについにありました。
スタッフ・キャスト、
音楽もCGもついた完成品を通して見るのは
誰もが今日がはじめてってことです。

僕はと言えば、前日まであった
4人の現役映画監督による実践的ワークショップ
の打ち上げのせいで、
不覚にもかなり睡眠不足というヤバイ状態でした。

デスノート後編の仕上がりいかんに関わらず
このままでは確実に暗がりに行けば寝てしまうと言う身体状況。
だから試写に行こうかどうしようか寸前まで悩みました。
監督の横とかで寝てしまったら、ほんと失礼この上ない。
僕の今後の映画人生に大いに関わる緊急事態。

試写会場であるイマジカの近くに行き
コンビニで、眠気覚ましのドリンク剤など買いながら

「監督補として前編脚本レベルから関わっているのに
 ゼロ号試写に顔を出さないのはどうよ?
 どうよ、っつうかマズイっしょ」

「 いやそれでも、
 ゼロ号試写で寝てしまうよりも
 別の日にしたほうがちゃんと見れるなあ
 やっぱり今日は観ずに帰ろう」

そう思ってコンビニから出たところ、
ばったり偶然、金子監督と出会う。

・・・・帰れない

流れで、そのまま、試写会場に。
入り口で偶然、フジワライト君のお母様役の五大路子さんに会う。
いつものハイテンション笑顔で握手。
今度12月の芝居「偽伝、樋口一葉」には、
五大さんの劇団にいる美女今橋由紀さんにも出演してもらう。
「うちの由紀がお世話になります」
と五大さん。
いえいえ、こちらのほうが今橋さんと芝居すんの緊張してるんで、みたいな会話。

監督五大さん、ロビーで待ちながらいると、
日テレの佐藤プロデューサーがやってくる。
そのほか続々とスタッフキャストが到着。
次々と金子さんに挨拶をしに来る。

時間が来て3Fの会場に行く。

エレベータから降りて向かうと人だかり。
なんと会場前で皆が待っている。
すごい。
監督が試写場に入るまではみんな入らずに待っているのだ。

監督に続いて、僕も試写場に入る栄光。
監督の右横に座る。
「左横に五大さん座られたらいかがですか?」
尋ねるも
「そんな滅相もありません」
と辞退される。
「ええ、そうなんですか」
と言っていると
多分エキストラの見たことも無い若者が
「おい、ここあいてるぞ」
みたいな感じでドカッと座る。
監督が横にいるのも知らずに。
「え・・・・」
五大さんと目を合わせて笑ってしまう。
知らないということは恐ろしい。
しかし、ま、いいか。

などとしているうちに時間。
僕は眠らないように緊張。
おしゃぶりこんぶをしゃぶる。

日活の福田プロデューサが試写の始まりを宣言。
すっ・・・と会場が暗くなる。
(おおおおお・・・・・)
背筋を走る緊張。

日テレマークが出る。
前編ではこの日テレマークが、満月に変化して
「すべて」が始まったのであった。
そして今、まさに同じ日テレマークから映画が始まり
「すべて」が終わろうとしている・・・

後編も前編と同じように日テレマークが変化して始まる。
シナリオ作成段階に関わっている僕はそれをしっている。
知っているが、それは夢だったのかもしれない。
夢だったかどうだったか、
苦しく、でも楽しかったシナリオ作成の日々、
もうそれすら曖昧になっている。
どうなるのか、固唾をのんで見守る。

明るく楽しい日テレマーク。
だが、
日テレマークが次第に・・・・黒ずむ。

「!?」

そこに見えてきたものは・・・・・・・!!!

・・・・・

こっから先はネタバレになるので言えません。
どうか映画館で見てみてください。

今回、僕はエンドロールで
「監督補」
となっていません。
「脚本協力」
で出てきます。

やってることは前編と同じなのですが
「監督補」
とすると、どうしても助監督的というか
「演出部」的なことをしてるの?
というふうに聞かれることが多いので
「いや、どっちかつうと脚本段階での参加?」
と答えてましたが
そういう意味で、より正しそうな表現と言うことで
「脚本協力」
に落ち着いたようです。

つまり、僕の映画の感想は内部のものの感想で
まあ、若干、というかかなりと言うか宣伝が入ってしまう。

とは言うものの、
今回僕はあることを実践したのですが
つまり、なるべく完成品になるまで
このデスノートを観ない、ということにチャレンジしてみたのです。
だからラッシュはみたのですが
それ以降は、CGがつこうが、音が入ろうが見ませんでした。
できるだけシナリオ段階で話し合ったことも忘れて
一観客として、まぁそれでも一観客になれるわけはないのですが
率直に、観客としてデスノート後編をみてみようと
そう心がけてのゼロ号試写でした。

ぶっちゃけ、面白いです。つうかカッコいいです。
睡眠不足で体調万全でなかったのはいいましたが
眠気なんて一瞬も襲ってこなかったのは驚きでした。
畳み掛けるようなストーリー展開。
原作を知っている方はご存知でしょうが
前編で語られる部分はほんとうに最初の数巻で
後編はそれを上回る複雑なストーリーを処理していかねばならない。
もちろん原作と完全に同じと言うのではないですが
後編はよりストーリーがつまっている。
これを2時間20分という枠でわかりやすく面白くかっこよくまとめる。
原作物というだけでなく、ひとつの映画としてまとめる。
それに身震いしました。

ただ、やっぱり前編は見てから後編は見たほうがよさそうですね。
そこで10/27日(金)よる9時~日テレの金曜ロードショーで放映されるデスノート前編があるわけですよ。
しかもこのテレビ放映は金子さんが自ら再編集するのを望んだと言ういわくつき。ふつう面倒だし、そのまんま流すよね。でも金子さんは、どうせなら違うバージョンを作ってみんなを楽しませたいと再編集を望んだらしいです。使えるデータが限られてはいたらしいけど、できるだけ一度映画館で見た人も楽しめるように編集をしたと言ってました。

日テレの佐藤プロデューサーから
ブログに書くならネタバレ注意してね、と言われて書いているので
あまり個別の人物や俳優について立ち入って書いてませんが
それはいずれ書くとして、
とりあえず、「参加してよかった」そう思える作品に
「 DEATH NOTE the Last name 」
が成っていたことは断言できます。
ぜひ、首をながーくして、11月3日を待っていてください。
つうか、前編はちゃんとみて復習しておいてね!

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コメント

後編、首長くしまくってまってます。
前編の公開がおわったころから...
すでに、首長竜クラスです。
家の近所にシネコンが出来たので、
また何度もみてしまいそうな感じでございます。
こないだ某所でチラシ(ポスター)をみましたが、
あれを見るだけでもテンションあがってきます。
「どんな結末になるんだ?」それが何より楽しみ。

TV版の前編は再編集版なんですかぁ、それはいいこときいた。嬉しいなぁ(喜)....。

投稿: 猫ぴ@もか組 | 2006/10/13 16:34

そうなんですよ!
TV版はぼくもしらない再編集版なんです。
僕も見るの楽しみです。
これは要録画永久保存ですね。

投稿: まつがえ | 2006/10/13 21:32

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「DEATH NOTE the Last name」の初号試写に行ってまいりました。 いや〜、しかし注目度No.1の映画だという事を改めて痛感させられ ましたね。なんたってイマジカの第一試写室というのは、たぶん 日本の現像所の試写室で一番大きいと思われるのですが、そこが 立ち見で...... [続きを読む]

受信: 2006/10/14 00:42

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