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2006/06/23

藤原竜也の眼

デスノート前編から後編へ。
ほぼ同じスタッフが前後編を担当する。

しかし、撮影(と照明)については大きな変更があった。

高瀬比呂史さんから高間賢治さんへ。

変更については、
なにかトラブルがあったわけじゃなく
最初から高瀬さんはスケジュール上、
もともと後編は無理だったが
是非にという話で前編の仕事のみを受けたらしい。

高瀬さんはなんと我が師、那須博之と日活入所同期。
苦楽をともにした仲間である。
面白いエピソードなども聞かせていただいた。
また、「絵」についても大作にふさわしい奥行きと深みのある絵を撮る方で前編ラッシュを見たときに、おおおおおお!と思ったものである。

そして、高間さん
間もなく公開になる脚本の「神の左手悪魔の右手」でも金子さんと組んでいる。
というか、高間さん金子さんの関係は長い。

「ラスト・キャバレー」
「山田村ワルツ」
「1999年の夏休み」
「どっちにするの」
「香港パラダイス」
「就職戦線異状なし」
「クロスファイア」
「神の左手悪魔の右手」
そして
「デスノート後編」

とくに高間さんは、日本ではめづらしいハリウッドじこみの撮影監督システムで撮影をされる。
日本的な方法にこだわる人たちからは、面倒くさがられるタイプのカメラマンである(たぶん(笑))。

ちなみに、金子さんも普通の監督と違い、体育会系的なやり方とかが嫌いで、おそらく監督としては変り種と思う。ちなみにも日本銀行員のときは相当変わり者だった。だから、金子監督高間さんは、日本的なやり方から大きくずれているという意味でなんとなく似ているような気がしている。

その従来的なシステムからずれているということで反発を抱かれたりするものである。高間さんに対する反発も多いのだろうと思う。

しかし、その高間さん金子監督はものすごく評価している。
そして実際、高間さんの構図と明かりは天才的なのである。
かつ長い関係から高間さん金子さんがどう撮りたいかをぱぱっと理解する。
だから真の金子ムービーに高間さんは不可欠な人と言っていいのかもしれない。

とは言うものの、なかなか現場レベルの、つまりモニターレベルじゃ、ほんとうに高間さんの絵がすごいのかどうか理解するのはなかなか至難の業なのだと思う。

そんななか、モニターをじっと見ていた藤原くんがポツリともらしたらしい(金子監督談)

高間さんの絵はすばらしいですね」

やはり、この子、藤原竜也くん。
只者ではない。
金子監督は思ったらしい。
そして、その発言、眼光鋭い藤原君に、夜神月を見たらしい。

すなわち今日の格言

「 英雄は英雄を知る 」

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2006/06/22

夜神月誕生!

昨日はひさびさに
デスノートの撮影現場に顔を出した。

食事休憩のときに行ったので
現場は実に和やかな雰囲気。
新兵器エスプレッソサーバーも導入されて。

忙しい中、
芝居「錆びた少女」を見に来てくれた
金子監督にお礼を言う。

しばらくすると撮影再開。

遠くにいる藤原くんと目が合い軽く会釈。

そのまま藤原君はセットの隅の椅子に座る。

食事休憩を挟んでの撮影。

役者の集中力はいったん途切れてしまっているはず。

それをつなげるための瞑想。

藤原君は虚空を一人見つめる。

遠くから見ていると

藤原君がだんだんと夜神月になっていくのが分かる。

温和な表情が鋭利な刃物に変わっていく。

「それでは撮影再開しまーす」

響くスタッフの声。

立ち上がる藤原君の目がキランと光る。

夜神月!!

藤原君の変貌振りに背筋がぞぞっとする。

そこにいるのは

まぎれもなく夜神月その人だった。

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ご来場いただきありがとうございました。

舞台『錆びた少女』にご来場いただきありがとうございました。

役者、スタッフともども感謝しています。

参加メンバーは今後とも楽しい芝居、楽しい映画をつくるために

油断することなくまい進していく所存です。

これからも応援のほど、宜しくお願いします!!

ご来場いただき、本当にありがとうございました♪

次回は12月の予定です!

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2006/06/14

サビショー1日目♪

昨日は『錆びた少女』のA班初日。
無事あけました。

いや無事ではないんだけど
芝居的には無事でした。

無事どころか、かなり完成度の高いものを出せた。
練習ではなかなか超えられなかった一線を越えたというか。

やっぱ本番はお客さんがいるし
役者がミラクルシュートを放つので面白い。
太郎がアドリブW杯ネタで笑いを取っていたし。

見ながら僕は無責任にも芝居に感動していたんだけど
観客的にはどうだったのだろうか?

いつもはアンケートの回収率が8割はあるのに
昨日に関しては1割ぐらい。

。。。みんなそんなに早く帰りたかったのか (笑)

と衝撃を受けていたところ
受付で筆記用具を貸し出し忘れたとのこと。

なるほど。

今回はちょっとというかカナリ難解らしく
というか僕的には
「理解」しようと思って見てほしくないのだけど
「理解」よりも、流れのままに羅列される風景に見入ってほしいというか。

それは少しづつズレながら(まさにカノンのように)
確実にひとつの印象に結びついていくので、
一個一個を咀嚼していってほしいというか。

そのあたりは有料500円パンフに書いたけど。

まぁ、見方なんて客側のものだし
なんともあれですけど。

昨日は、沢山の人たちに見に来てもらった♪
山本奈津子さん、渡来敏之さんも見に来てくれた♪
あと金子監督と日活撮影所から花が届いた♪

さて、もう少ししたら阿佐ヶ谷だ。

今日はB班の本番初日!
がんばっていこー!!!!!!

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2006/06/13

本日初日です♪

みんな!
見に来て下さい!!!

ザムザ阿佐ヶ谷にて

『 錆びた少女 』

本日幕開けです!!!

Sabitasyoujoomote

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2006/06/07

後編は順調に始まっている

金子修介監督からメールが来た。

「 後編は順調に始まっている。 」

「後編」とは映画「デスノート後編」のことだ。
僕は監督補だが、現場にはほとんど行かない。
脚本段階でアイディアを出したり、セリフを書いたり
そういうことをしている。

そのあたりのことは詳しく
今度やる芝居「錆びた少女」のカラーパンフに収録された
金子監督と僕マツガエの対談に書かれている。

しかし、この対談、実は80分ぶっ続けで収録した。
テープ起しにして、原稿用紙60枚分の量があった。

さすがにこれをすべて掲載するわけには行かないから
かなりコンパクトにまとめた。

まとめる中でちょっとカットしたけど
カットするにはもったいなかった会話をここで披露します。

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マツガエ
:楳図さんの「神の左手悪魔の右手」もそうなんですけど、
 いわゆる悪っていうか、今本当に犯罪とかめちゃくちゃ増えてい
 て、それに対してどうなの?どうかしなくちゃいけないんじゃない
 の?っていう事を真正面から言うような題材であって、すごい難
 題だと思うんですよね。エンターテイメントはエンターテイメントな
 んですけども葛藤もあるかもしれないし・・・

金子監督:現代の問題だよねぇ、大きな。どの時代でもその問題
 は有るわけだけど、やっぱり民主主義が発展してきて結局犯罪
 者にも人権があるといった状態になってきてさ、人を殺した人間
 は、死ぬしか無いんじゃないっていう単純な社会をじゃなくなって
 きているから、犯罪者も普通に生きたり、時にはまじめに生きて
 いる奴よりも人生を謳歌したりしている。それでいいのかと。その
 大きな問題をエンターテイメントにするていうことも面白さと危なさ
 ・・・やみくもにやってる訳じゃないけど、映画の持っている社会性
 とかも考えながらやってますよね。

マツガエ
:本の直し的には面白くするっていうのは当然一本のお
 題目では有るんだけど、監督悩んでるんだなって言うか、戦って
 るんだなぁっていうのは感じますね

金子監督
:そうだね、それも自分の世界を作るって事じゃなくてど
 っかに発信するって事だもんね。一方でチマチマとした自分の
 世界を作るっていうのもあるんだけど。

広澤葵
:そのデスノートに込める監督からのメッセージっていうの
 はなんなんでしょうか?

金子監督
:悪い奴は死ね(笑)

マツガエ・広澤
:えー(笑)

金子監督
:それだけじゃないけど、それをやると危ないというどう
 いう社会にしていったらいいのか皆で考えましょう(笑)。

マツガエ
:うん、うん。ですね。

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なんてな話もしたりしています。
那須さんの話も当然してますし
ちょっとコアな人たちには必見なパンフですよ。

で、その芝居「錆びた少女」なんだけども
なんだかんだで公演一週間前を切ってしまいました!

ラストスパート、役者21名とともに走り抜けます。

チケット購入まだの方はお早めにね。
全体的にはぜんぜん買えるんだけど
そのうち何公演かはもうすこしで満席になります。
ぴあチケットならまだ買えるかも知れないけど。

とりあえず面白いものにしたいなと思っています。
お忙しいのに金子さんも見に来てくれるらしいし。

面白い「デスノート」よりも面白く

これ今回の標語です。
阿佐ヶ谷でお待ちしておりますm(_ _)m

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2006/06/02

堂々中村獅童!

なんつってる間に発表になりましたね。

リュークの声は・・・

すげー。

なんでもできて中村獅童さんてほんといい役者だなあ。

さてさて、レムの声は誰がやるんでしょうね・・・・ふふふふふふ

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2006/06/01

デスノート初号試写!!

日テレ佐藤プロデューサから、
「注意して書いてくれれば良いですよ」
とお墨付きをもらったので書きます。

昨晩とうとう見ました。

劇場用映画「デスノート

カラコレ最終直しも終わった完成版です!!!!!!

3日、4日には一般試写も行われるわけですが、
ギリギリのギリまで粘って粘って粘って粘って粘って、
より完璧なものへと作り上げられ、
ようやく昨晩見ることが出来たわけです。

スタッフプロデューサ、金子監督でさえ
昨晩はじめてみるわけで。

それだけでも製作サイドの
妥協を許さぬ全力姿勢が見て取れると思います。

まぁ、それだけでも感激ものなわけですが、
それより何より出来上がり、これ鳥肌ものです。

一緒に、6/13から『錆びた少女』の主演をやる広澤葵と、
庭劇団ペニノの野平さんと行ったのですが、
見終わっての彼らの第一声。

「すげー!こんな面白い映画最近見たこと無い!!」

お世辞を言わない彼らの言葉だからマジ信じられます。
そしてうれしい。

僕自身は音楽ついたのは初めてみるし、
CGだって全部入れ込んだのははじめてみるわけだけども
脚本段階から加わっているわけだし
ラッシュも見ているから新鮮味は無いはずなのに、
でもこれがんがんと引き付けられ、もう大満足です。

いくつか僕が書いた台詞も
いい具合に話を盛り上げるのに効いていて
ホッと胸をなでおろしつつ。

もちろん藤原竜也くんがしゃべるからいいんだけどね。
でも僕の書いた台詞を藤原君が読んでくれた。
しかもこんなに鳥肌。
すごい。うれしい。死んでしまうかも!
スガさんの音楽もレッチリもうおーーーーーーーーー!
ばっちりデス。

一般試写、公開の反響がホント楽しみだなあ!!!

デスノート後編の撮影もまもなくはじまるし、
やっぱ冗談とか宣伝とか抜きで、
デスノートイヤー、ほんと到来って感じデス!!!

つうか金子さん松枝コンビはけっこういけるんじゃないの!!!
その辺の秘密は「さびしょーパンフで語ってますが。
すげー濃い対談をしてます。金子さんちでしてきました。
こちらもぜひ。あと「神の左手悪魔の右手」もね。

ちなみにリュークの声が誰ってまだ漏れてないの?
すごいね情報管理。

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