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2005/12/28

良い芝居をみると・・・

良い芝居を見ると、こっちもムズムズ・・・
なんだか久しぶりに演劇やりたいなって感じになりますね。

昨日、観て来ました。

まったく期待せずに。

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 『 青春四谷怪談 』
 作・演出 石川均
  2005.12.27-30
  アイピット目白
http://www.alotf.com/yotsuya/index.html
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石川均監督から芝居の構想を聞いたのはたしか夏前だったか。

しばらく放っておいたら、
公演前一ヵ月半の時点で何も手をうっていない。
チラシも無ければ台本も無い。
どうしたらいいかと石川監督からの相談。

石川均監督にはお世話になっている。

監督の作品『 集団殺人クラブ  最後の殺戮 』には
うちの劇団員が多数、しかも結構いい役で出演させていただいた。

ここで恩返し。

とは言うものの、僕が制作で付くわけには行かない。
ちょうど同時期に、僕脚本のTVドラマの撮影があり
それには僕が演技事務として現場につくことになっていたからだ。

そこで、わが劇団のプロデューサー中山美智子を送り込んだ。

いろいろと伝え聞くには
昨日初日が開くまでに本当に沢山の困難があった模様。

しかし、とにもかくにも幕は開いた。


・・・・・・・ 。


台本も3日前にあがりグダグダか・・・と思いきや。

予想外に素晴らしい舞台だった。
いやかなり素晴らしく。
観劇後の後味は
本谷有希子さんの芝居を見たときのような。
結構、まともな・・・端正な作品作るんですよね本谷さん。

もちろん、照明を中心にいくつかの問題点はある。
しかし、深刻なものではない。
明日から改善可能なことである。

それよりもなによりも
沢山の問題点を超えて
実に興味深い舞台となっていた。

ひとえに台本のうまさがある。

寄り添う若者の耳に聞こえた神田川のせせらぎが、次第に、殺したお岩を流す濁流に変わっていく。四谷怪談を翻案する腕さばき。実に感心する。

役者の使い方もステキだ。
大石綾子、前田華織、青木奈々、羽村さん・・・そしてはじめて見る役者役者役者。

身内の芝居だが、
贔屓ではなく、良い芝居だと思う。

そして何よりも石川さんらしかった。
人間が出るよね。作品には。

お時間あれば、ぶらっと観にいっていただきたい。

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コメント

デスノートの公開楽しみにしてます。

投稿: は | 2006/01/31 02:40

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