やっぱクリエーターは・・・
先日、楳図かずお御大と食事に行った。
楳図さんにはご自身原作の劇場用意映画
『神の左手悪魔の右手』(監督:金子修介、脚本:松枝佳紀)
につづいて、ショートムービー
『希望の党』(監督:金子修介、脚本:松枝佳紀)
に出演していただくのだが
楳図さんにこの『希望の党』の脚本を気に入っていただいた。
で、お食事にお誘いいただいたと言う経緯。
ちょうど、その日は僕のTVドラマ『雨月物語』の衣装合わせとともに『希望の党』の衣装合わせもあり、監督である金子さんは遠方から来られる。
なので先にぼくとタロは楳図さんの事務所にむかった。
写真はその時のはしゃぐタロ。
で、しばらく楳図さんと緊張した会話が続いた後、金子監督と合流してイタリアンのお店に。
まずはシャンパンで乾杯。
そして様々な料理・・・・
たまらずタロウがひとこと
「ぼくこんな豪勢なフランス料理初めてです」
「・・・・・・」
タロくんはあいかわらずタロくんでした。
そんなこんなで4時間近くも飲み食いしていたのですが
極めつけは
「ぼくじつは・・・」
と金子監督が取り出したもの
それは金子監督の高校一年生の漫画作品。
「これはうまいですね!!」
と楳図さんがおどろくほど
その玄人はだしの作品は
ほんとうに高校一年生が書いたとは思えないすばらしいもの。
「この主人公は野田秀樹をモデルにしたんですよ」
と金子さん。 (野田さんと金子さんは幼友達である)
むむむ、時間なかったから全部は読めなかったけど
ああ、いつか時間あったら読ませてもらいたい。
じつはぼくも中学のとき漫画アニメ部なんかにいて
漫画を描いていたんだけど
そんなくらべものにならない。
金子さんはあきらかにプロレベルの作品を描いていた。
しかも高校一年生で。
「やっぱクリエーターはちがうぜ」
タロウよ、こんな2大クリエーターと飯が食えるなんて俺たち幸せだな。
そう思いつつ家に帰ってタロとふたり24の第三シーズンを見終えた松枝であった。
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