« 李相日監督「69」 | トップページ | 劇団、本谷有希子「乱暴と待機」 »

2005/04/10

金子修介監督「ホーリーランド」第2話

またしても深夜オンエア見ました。
ホーリーランド第2話「優しい夜」
第1話ほど激しくはないけど
ありました。ぞぞっとする場面。

「おまえがヤンキー狩りか」
チンピラに右肩をつかまれる神代ユウ。
左ジャブ「1」、
右ストレート「2」
の「1、2パンチ」が繰り出せない。
「1」はあたるけど「2」が出せない。

弱っちく見えるはずの神代ユウ。
しかしその肩をつかんだチンピラは察知する。
自分の身の危険を察知する。
とっさにつかんだこの手を離せば
「1、2」とやられる・・・。
「この手を離したらヤバイんだ」

しかし、
「2」は当たらないが
「1」左ジャブはしっかりとヒットする。
それを知るユウ。
「1、1、1、1・・・・」
リズミカルに顔面にヒットするジャブ。
次第に顔が変形し血だらけとなるチンピラ。
手を離した瞬間・・・右ストレートが・・・・
ぞぞっとしました。

しかし、その後は何も起こらぬ穏やかな世界。
やさしい同級生と出会い、
なかよく女の子たちとデート。
下北沢の夜に受け入れられていくような気がする神代ユウ。
はじめて見せる笑顔。
だが・・・
視聴者はびくびくする。
この平穏がいっときのものでしかないことを知っている。
 ・・・・・・柔道家の前では
     ボクサーは苦しい戦いをせざるを得ないという情報もあり
目の前で繰り広げられる楽しげなデートに笑いながらも
どこかビクビクしている。何かが起こる・・・
この街に受け入れられたいのに
受け入れられないことを知っている神代ユウ。
同じだ。
気付けば、ぼくらも同じだ。
神代ユウと同じだ。
同じ不安を持ちながら
楽しげな時間をすごしている。
でも不安。
「優しい夜」のなんと不安なことか。

そして僕らはつなぐ。
この不安を。
次週オンエアまで。
ずるい。ひっぱりすぎ。

くそぉ!次週も絶対見るぞ!

|

« 李相日監督「69」 | トップページ | 劇団、本谷有希子「乱暴と待機」 »

コメント

はじめまして、TBありがとうございます。

「優しい夜」という第二話のタイトルは良かったですね。原作では「fleeting happiness」(束の間の幸せ)とやや直接的な表現で素っ気無かったのですが。

娯楽映画の非日常性を楽しんでいる時にこそ、背後に大きく横たわる退屈な日常の存在を強く意識させられる、このタイトルからはそれと似たような感触を受けました。

これからユウが街の中でどんな夜を過ごしていくのか楽しみです。

投稿: ryo | 2005/04/11 01:34

ryoさん、はじめまして。
僕は原作知らないのですが
かなりこのドラマ楽しませてもらってます。
ほんとこれから楽しみですね。
監督が変わって絵がどうなるのかも
とても興味があります。

投稿: 松枝 | 2005/04/11 14:10

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/56674/3638948

この記事へのトラックバック一覧です: 金子修介監督「ホーリーランド」第2話:

» 深夜ドラマ『ホーリーランド』第2話 [そふぃぶー(別館)]
今回はリアルタイムで観ましたよ^^ やっぱり石垣佑磨くん上手すぎ。昨日の山田孝之くんのヲタクスタイルにも度肝を抜かれたけど、佑磨の全身からにじみ出るイジメられっ子は見ていて涙が出そうになるほど弱々しいです。その怯えた瞳がカッと見開かれる時との差がいいですね^^頑張れユウ。ホ−リーランドは君の手で手に入れろ!とか思っちゃいます。 そんなイジメられっ子のユウに友達が出来ましたね。一緒に下北でお... [続きを読む]

受信: 2005/04/10 11:57

» ■ ホーリーランド第二話感想 [ドラマ ホーリーランド] [エンタメノート]
          ホーリーラーンド 第二話 「優しい夜」 *ネタバレありなので未見の方は御注意を。 ■ 森節炸裂 八木を倒した事でますます騒がしくなるユウの周辺。今回は体格の良いヤンキーに絡まれてしまいます。肩をつかまれることで得意の... [続きを読む]

受信: 2005/04/11 00:23

« 李相日監督「69」 | トップページ | 劇団、本谷有希子「乱暴と待機」 »