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2004/12/27

勉強になります眞鍋師匠

クリスマスパーティーする間もなくクリスマスは過ぎ。
遊びたい気持ちと、仕事したい気持ちと。とりあえず時間が足りないっス。
しかし「眞鍋かをりさん」あたまがいい。文章の組み立てとかタイトルの付け方とか。
彼女のブログに人が集まるのは、たんに彼女が可愛いからだけじゃない。
かならずエンターテイメント的に引っかかるポイントが作られている。
勉強になります眞鍋師匠。
今回は

ではみなさん、よいお年を〜♪

↑更新できなかったときの布石くらいはせめて…打たせてください…。

てなところに胸打たれます。まじで。
で、ぼくら。
僕らアロッタの引っかかりポイントの一つ。
えろりんチラシです。しかし、今回はかっこいい。
できあがりました。ようやくチラシが。今日から各所でばら撒きます。
フォトギャラリーなんてのもつくりましたんで、みてやってください。
楳図かずお先生との秘蔵写真もあります。

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2004/12/25

劇場用映画脚本初稿完成

苦しみました。この数週間。
で、芝居の練習に支障が来たすかもなマイハウス状態。
でも劇場用映画、しかも中規模の映画のシナリオを書くというとんでもない幸運を逃すわけには行かなかった。。しかもあの方の原作・・・。(発表できるダンになったらします)
で、苦しんだデスよ。締め切りを延ばして延ばして一週間ほど伸ばしてしまいました。
で、ようやく完成。いま完成。うおおお。クリスマスイブの夜は徹夜でした。
タイガーマスクの編集に立ち会うので、寝られるのは、いまから2時間。
しかも今日は稽古。大変だけれども充実した日々。芝居も手は抜きませんぜ。

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2004/12/24

上野未来とイバラの道

前回出演、そして1月の芝居にも出演してくれる上野未来嬢19歳。
現在、イバラの道。むつかしい演技の道を歩いています。
そして演出家でありキャスティングをした僕も同じく試されています。
初めての再演。初演でやった根岸絵美の演技がやっぱり根強くイメージされてしまう。
下手すると上野未来くんはミスキャストって思われてしまいかねない。
マリン役はあまり作らないでも彼女のそのままのピュアな部分がぴったり当てはまった感じ。
しかし、今回の役はちょいと癖者です。それをどう彼女が自分の中で成立させるか。
いま、かなり悩んでいるようです。
そして今回はダブルキャストって事で、初演の根岸絵美も出演。
彼女も悩む。なぜなら同じことをやってはなぁんだって感じだろうし。
しかし、同じセリフをしゃべり同じ行動をとる
もうひとりの人格を成立させるっていうのはなかなか難しいのだろう。
そんなわけで、アロッタファジャイナ。現在、イバラの道を歩いているところです。

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2004/12/23

眞鍋さん妊娠してましたよね?

眞鍋かをりさんに出演依頼。うちの芝居に出てくださいっ。
なんて浮気しちゃいけません。うちには上野未来くんがいます。
眞鍋かをりさんと上野未来くんは、ウォーターボーイズで共演しているんですよね。
勝手に親近感あります眞鍋さん。隣の眞鍋さん的な。
しかし、カエルのかぶりもの。
ちょうど舞台の衣装を考えていたところだったので
これはっってピーンと来ました!こねー。ぜんぜんこねー。
どうしよう衣装。上野未来くんに似合う衣装。前回はゴスロリだったから・・・・。
てか、眞鍋さん妊娠してましたよね?ってウォーターボーイズでの話ですが。
今回、芝居でちょうど上野未来君が妊娠・・・?するんで、なにかエニシを感じます。
見に来てください。そしてよければ次回出演を・・・なんちゃって。

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2004/12/21

かっこよすぎる!

うちの今度やる芝居のチラシです。
baby2_omote1
いつものことながら、なんでしょうね、このカッコよさは。
自画自賛したくなります。
いや自画ではなくて、豊浦さんの写真がすごいのでした。
あとデザインはうちの女優ミッチのものです。
芝居の練習もがんばっています。
ぜひぜひ見に来てくださいね。
あ、チケット発売も始まりました。
詳細はこちらへ→アロッタ

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2004/12/16

ベイビーダンス再演

1月の芝居ですが「ダンスダンスベイビーダンス」の再演をすることになりました。
で、またしても上野未来くんに出演をしていただきます。
昨日はそのための初稽古。
本読みを中心にやりました。
初演のときのメンバーとそのときには居なかったメンバー。
前回と同じでは面白くない。
また本も今読むと8ヶ月前ぐらいに書いたやつなのですが
直したいところも多々あり。。
ちなみに、
わたしは真悟」ではサトルを演じた谷口大介という二枚目がうちの劇団に居るのですが
こいつは、ダンスダンスベイビーダンスの初演を見て
うちの劇団に入りたいとやってきた可愛い男です。
で、奴からの昨日の朝もらったメールを無断引用します。

おはようございます。ベイビーは自分が劇団探している時に初めてみて「これだっ!」て即決にまでいたった芝居なんで頑張り苦しみ楽しみたいと思います。よろしくお願いします。

さっそく昨日の夜の稽古で苦しんでいた様子。
ていうか久しぶりにやってみるとみんなの色々な課題が見えてきて・・・。
もちろん自分のもだけどさ。
もともと評判が悪くは無かった芝居なので、これをさらに良くする。
今回はそれが課題です。期待していてください。

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2004/12/08

NODAMAP「走れメルス」

はい。これを見ずして2004年の演劇を語るなかれ。
そんな感じで今日のブログはスタートです。はい。
自分のことを棚にあげて言うのだが
最近どんな芝居を見ても、すごい感服切腹って才能と出会ってませんでした。
いや良いんですよ。良い芝居はあるんです。
だが、衝撃的というか、
僕の寿命を縮めてもいいからこの作者にたくさん作品書かせてください!
みたいな感覚になる人や芝居に出会っていなかった。
しかし昔、夢の遊眠社に出会ったときの衝撃は
その衝撃でした。感服です。命ささげます、毎朝台所に立ちます的な。
で、それ以来、野田秀樹氏の作品を見続けてるわけです。
作品ばかりでなく高校生のときなんか実際に会いに行って
体にサイン書いてもらって(異常)、
僕は西の野田秀樹になる!
とかなんとかご本人に啖呵きって
野田秀樹東大に対抗して京大に入ったわけです。
結果、いまんところ僕は西の野田秀樹にはなっていないが
一応、演劇とか映画とかを仕事にしようとがんばり中。
そんななか、年月も立ち、僕も野田さんも変わって行く。
夢の遊眠社以降もすばらしい作品を見せてもらった。
だが・・・最近の野田さん作品、僕的にはいまいちな感じがあった。
赤鬼も昔のほうが好きだったし、オイルも悪くないけどパンドラの鐘ほうが良かった。
オペラマクベスは美術中心で野田的言葉がないので退屈だったし
透明人間もおもしろくはあったんだけど、終わりの再解釈にがっくりだったし。
唯一歌舞伎はすばらしいと思っていたが、しかし・・・。
そこで、走れメルス再演。
正直、野田さん終わりかけてるのかなと物騒にも思ってたので期待ゼロでした。
が、こんなに演劇の可能性を見せ付ける芝居はそうないと思う。
しかもこの作品、30年余り前に、二十歳の野田さんの手によって書かれている。
この最近の野田作品のパンフレットの言葉のように
皮肉たっぷりカツ嫌味なオヤジ風のひねくれた挑戦状。
話はそれるけど、昔の野田秀樹の前書きはとんでもなく面白かった。
でも最近の前書きは年寄りの愚痴とか説教みたくなっていて
それが端的に野田秀樹の才能の枯渇をしめしているんだなぁなんて偉そうに思っていた。
それは外れていないと思うし、今回のパンフの扇田さんとの会話に
本人もそれを自覚している風なコメントがある。
けれども、「走れメルス」ですよ。なんといっても。
まず夢の遊眠社時代のような分けのわからなさ
そっから湯気のように立ち上ってくる切なさ
みたいなことを現代の、このクソわかりやすいゆとり教育の時代に、
やってみんなが理解するのだろうか、
なにより分かりやすさに慣れている僕が
昔のスピードについていけるのか、大丈夫かオレ、みたいな、そんな気があった。
で始まったときは、やばっ、置いてかれる・・・みたいな恐怖
それを一瞬は感じた。
しかし、とても良い席であったこともあいまって(席が良いことは重要)
いつしか僕は野田秀樹の言葉、イメージの奔流に巻き込まれ
気がつくと、混沌としたイメージと音楽のようなセリフが僕や観客の涙に変わっていた。
キャスティングの妙も指摘しておきたい。
中村勘太郎さん。そのにじみ出る誠実さがはなつ言葉。これがなくては成功はありえなかった。
一番のキーパーソンです。
かれの脚本からはみ出している肉体が僕らを感動させたと言ってもいいぐらい。
野田さんの脚本や演出は彼の肉体の伴奏であったとさえいえるかもしれない。
もちろんどっちが伴奏なんてことはないけど。
そして当たり前の深津絵里。当たり前じゃないんですよね、たぶん。
彼女の・・・これも肉体だけど、純文学少女的に生きている感覚から全てが決まってくる。
まさにふさわしいキャスティング。だから当たり前じゃないんだよね。
で、彼女が包み隠していた情念の焔が燃え上がり・・・勘太郎さんの誠実が人を殺す。愛する人を。
それこそが野田秀樹の芝居の真骨頂なのでした。
またそのニゴリすぎた純愛の映し鏡である河原雅彦、小西真奈美。
孤独でありスパースターであるのだがフェイクでもあり
表層的ながらも小さな誠実を抱いているそんな役をこなす河原雅彦もまた適役。
そしてなによりもかっこいい。それが小西真奈美。
ストーリー的にはしりつぼんで後半いない感じだけど
でも戦艦の長ゼリを言うところ、鳥肌が立って空を飛ぶほどかっこいい。
そのほかも良いとこだらけ。全部を褒めちぎりたい。
だけでなく、自分にいろいろ戒めたい。
よかった。今、メルスに出会えて。
説教じじい野田さんありがとう。
放り投げ上げられた挑戦状、たしかに受け取りました。

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2004/12/07

上野未来出演「大阪プロレス飯店」

はい、見ていませんでした。
芝居に上野未来くん使ったのに。
で、ようやく見ました。
大阪プロレス飯店
香港映画。香港のおそらく低予算映画。
しかし馬鹿にするなかれ、手を抜いていません。
軽いタッチのストーリー。
しかし、押さえるところは押さえます。
もちろん、最初は、前回芝居に出演してもらっている
上野未来くんの芝居をみるっていうのが目的。
だが、予算かけられない苦労が見られながらも
ちゃんと泣き所や笑いどころ、
こういうライトな映画に良くある展開ながらも
ちゃんと見続けられるようなストーリー的な工夫もある。
なにより、お兄ちゃんがいい。
離婚した妻と息子を取り戻すため・・・って別に定番だけど
定番の何が悪い!悪くない。
ライトなつくりだから泣くところまではいかないけど
ぐっとはくる。
そして上手く行ってはピンチに陥る。
あと地球の平和を守るためって出てくる
途中のいい加減なヒーロー物サブストーリーもわけわからず唐突で笑える。
感動あり笑いあり。
軽い感じで作ったのだろうが、とても良い作品でした。
偉そうなゲイジュツ映画なんかよりも、
こんな歴史にも残らないだろう、しかし誰かの心を暖めることのできる作品が好きだ。
そして肝心の我らが上野未来くん。
明るい芝居がほんと芝居をぴりりと引き立てています。
本当の笑顔を見せられるっていのは強いね。
あとメイキングもみた。
香港映画ってテストがなくていきなり本番でサクサク撮影が進むらしい。
話には聞いていたがとても興味深い。
騙されたと思ってこのDVD借りてみてください。
なかなかあなどれません。

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2004/12/05

パク・チャヌク監督「オールド・ボーイ」

すばらしい映画です。
はい。
オープニングから気に入りました。
かっこよかったり、滑稽だったり、
シリアスだったり、力が抜けていたり。
美しく哀しく壮絶で。
近親相姦がそこまで重いとは思わないので
そこだけは入り込めなかったけど
それはおそらく韓国の儒教の濃い風土を考えると。
日本だと、そこまで重く考えない気がする。
しかし、その点を除いてほぼ満点大満足です。
チェ・ミンシク、かっこいい。
カン・ヘジョン、かわいい。
ユ・ジテとお姉さん役の女の人、いいです。
悪役の悪役である悲しさに心打たれました。
日本映画もがんばんないといけないですね。

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2004/12/04

松尾スズキ監督「恋の門」

トラックバックってなんですか?
よくわからないんですが、CODE71さんがしてくれたので、
僕も真似してみました。(その前にミッチもしてるけどね)
で、表題の松尾スズキ監督「恋の門」です。
CODE71さんは

めっちゃめちゃ面白かったです!!!
ってことらしいですが、
僕にとっての「恋の門」はびみょーでした。
もちろん、松尾臭漂いって感じで、
いいといえばいいです。わるくない。
松田龍平さん、酒井若菜さん、すばらしいです。
が、なんちゅうか、中盤、とろかった・・・と思う。
僕がハリウッドに飼いならされてるからかもしれないけど
門が恋乃から、
恋乃が門から、
ちょいと離れてうだうだするあたり
もう少しすっきりして欲しいというのが感想。
あのごちゃごちゃ感が演劇的っていう声もあるのだろうけど
でも、あそこんところをもう少しすっきりしてほしかった。僕的には。
もちろん
目的に突き進む2人に、なんらかの障害があり、
目的をあきらめかける、それでも最後には目的に向かって・・・・
ってストーリーの流れは定番だし、それはOK。
OKだが、しかし、あそこで物語の流れが止まってしまった感がある。
もともと(現代の)恋愛なんてぬるいもんだし、切実さなんてないから、
その流れを止めちゃうと、
物語にがんばってついて来た観客は、ふと、
なんでオレここにいるの?となってしまうからじゃないだろうか。
二人が分かれてしまうことにあまり痛みがない。
いいんじゃない?もっと良い相手がきっといるさ。
そう思えてしまう。
思えてしまうとその後の恋乃と門がうだうだしているのは
本当にうだうだしているだけで、戻るのさえ軽くて
そのうちまた離れるだろうし、で?みたいな気になる。

中盤、自分の目的に疑問をもって彷徨する。
それはあっていいし、むしろ物語として必要なんだろう。
しかし、それに耐えうる切実な引張りがそれまでに仕掛けられていないといけないのだと思う。

僕の好きな映画に、マーティン・スコセッシ監督「最後の誘惑」がある。
キリストがゴルゴダの丘の上で救世主として命を全うしようという時に
その痛みや苦しみから逃れるために、ふと自分が救世主ではない世界を想像してしまう。
救世主の痛みと責任から逃れ、ヌルク幸せな一市民として暮らす夢をみる。
ああ、こんな生き方がしたかったのかも・・そうキリストが思って堕落する瞬間
いや、やっぱりオレは一身に救世主の痛みを引き受けねばならぬのだ、
とキリストは気付きそのヌルク平和な夢を捨て、
痛みと血と苦しみのゴルゴダの丘へともどってくる。

ここにも目的の中断と挫折がある。
だが恋乃と門の中断と違って「最後の誘惑」のキリストの中断には切実さがある。
観客は、「ああ、キリストがどっかにいってしまう!」と手に汗握る。
だから中断が、単なる中断ではなくてサスペンスになる。
人間キリストは「最後の誘惑」を断つことができるのかどうかと。
だからダレない。
恋乃と門の恋の中断は「そんなこともあるだろさ」
みたいなレベルでこちら側に受け止められる。
だからダレている。と思う。
観客の気持ちを、後半戦につなぐのは
「せっかく1800円払ったんだから最後まで見てみよう」
という気持ちか
「おお、松尾スズキ的こだわりがここにも!」
というファン心理か
「小島聖って・・・」「三池さん・・・」「えもじゅん・・・」
みたいな感じになってしまう。
いずれにせよ残念なかんじである。

もちろん、現代的な恋の様相を描いているのだから
切実さなんてウソっぽいものは描かない。
そういう意味で、ダレテイルのは狙いですらある。
と言うことはできると思う。

が、そんなもの「狙ってどうする」ということだと思う。
松尾スズキさんが静かな芝居とかに敵対?しているのは
「そんなこと書いてどうすんの?」
みたいな所だと思うけど、そういう意味では同じ。
だから、きっと現代的なごちゃごちゃとした装いの中で
いろんなものがフェイクになっていく時代の中で
それでも存在する恋の切実さ。
それを描こうとしたのが「恋の門」だと思う。
だとすると、やっぱり、その切実さが僕に伝わるには
前半の描写が弱かったのだと思う。

すんません偉そうですね。
あくまで個人的な感想ということで。
自分を棚に上げてます。お許しを。

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2004/12/03

ナイロン100℃「消失」

プレビュー公演。
新宿紀伊国屋ホール。
いや、やっぱりケラさんは偉いね。
破けてる。これですよ。
ただし長い。いつもどおり。とくにプレビュー公演は長いのだろう。
しかし、破けてるし放置している。
レアな部分に触れてしまう。
ケラさんてだんだんすごくなっていってるんじゃないだろうか。
年老いて、どんどんと若手化しているというか。
猫魂。やっぱケラに追いついていない。
長くなること冗長になることを恐れることなかれ。
合目的的でない揺らめく陽炎のかなたへ。
自戒を込めて。
美術(込み演出)、映像(込み演出)
ほんとうに勉強になります。

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